人間の条件が『桜の森の満開の下』をシアター・バビロンの流れのほとりにてで 2024年3月28日から4日間にわたって上演!
ZRによる脚色・演出のもと、3名の客演を迎え入れての本公演となりました。11月に行っ たワークインプログレスから時間を経て、物語への解釈をさらに追究した人間の条件。坂口安吾の世界を、人間の条件だけの形で舞台上に描き出します。
古典×ケア
坂口安吾の代表作『桜の森の満開の下』は、人間の真ん中に漂う「孤独」に関する物語であり、それはつまり「ケア」に関する物語だと考えます。
『桜の森の満開の下』を孤独とケアの視点から再解釈し、他者と生きること、そこに生まれうる破綻への願望、そして、それらが人間の身体と結合した時に現れる美しい風景を、舞台上に立ち上げます。
人間の条件とは
2019年、東京大学在学中にZRによって立ち上げられた演劇団体。
「それなしには人間が生きていくことのできないもの」をコンセプトに、簡潔で切実なドラマを動的な身体によって描く。
近年は、演劇だけでなくダンス・舞踊の要素を取り込み、新しい身体のドラマの構築を目指している。
概要
日程・会場：2024年3月28日(木)ー 31日(日) シアター・バビロンの流れのほとりにて
原作:坂口安吾
脚色・演出:ZR
出演
赤城奈祐(劇団木霊)
黑木喬(人間の条件)
樽見啓(人間の条件)
野田帰里(人間の条件)
劉嘉林
谷津恒輝(THE FINAL POP SATAR(s))
