神津恭介と共に難事件を解決!『没入型 推理体験上映会』イベントレポート

池袋ミステリータウンは、2024年3月16日(土),17日(日)に豊島区の協力のもと、雑司ヶ谷旧宣教師館と区民ひろばの計14か所で没入型 推理体験上映会を開催。
本アトラクションの企画制作は世界のミステリー作品を舞台化しているノサカラボのご協力があり、実現。
ノサカラボは、2023年8月~9月に日本三大名探偵 神津恭介が主人公の推理小説『呪縛の家』を原作にした舞台(出演:林一敬、濱田 龍臣、片岡鶴太郎 他)を上演、本アトラクションでは、その舞台映像を途中まで視聴して事件を目撃し、その後 捜査資料をもとに本格的な推理をして真相に迫るアトラクション。

3月16日(土)に東京都指定有形文化財である雑司ヶ谷旧宣教師館で開催。
明治40年にアメリカ人宣教師のマッケーレブが自らの居宅として建てたもので、豊島区内に現存する最古の近代木造洋風建築であり、大変貴重なもの。今回の呪縛の家の時代背景にも合致するため、特別上映会の場所として使用。

夕刻に集まった参加者たちは 思い思いの探偵コスプレで登場。シャーロック・ホームズや工藤俊作、そして今回の上映作品に出てくる神津恭介など、様々ないで立ちのミステリーファンたちが開演を待つ。

上映会は、神津恭介から参加者に向けたメッセージ動画からスタート。池袋では、不可解な事件が頻発しており、神津一人では手に負えないため、探偵の素質がある人物を見つけるために今回の上映会が開催されたという設定でイベントが始まった。

まずはじめに、参加者たちは、舞台『呪縛の家』の映像で最初の殺人事件が起きるまでを視聴。そして、旧宣教師館内の別室である食堂に移動し、配布された捜査資料から登場人物の証言、事件現場の図面、新聞記事などの情報を収集。

チームごとに神津が出した問いについてディスカッションをしながら、推理を展開。限られたシンキングタイムの中で活発に議論が繰り広げられていった。

シンキングタイムが終了すると、神津が再登場し問いに対する答え合わせ、正解が発表されると一喜一憂する参加者の皆さん。しかし、『呪縛の家』は連続殺人事件のため、さらに舞台映像を見ると新たな事件が起こる。
事件を目撃し、別室にてチームで推理し、神津による答え合わせを行う。この流れが3回ほど行わながらイベントは進行していく。

旧宣教師館での特別会では、推理した内容をチームごとに発表する機会が設けられ、推理内容の審査は舞台『呪縛の家』の演出・構成を手掛けたノサカラボ主宰の野坂実さんが直々に、推理内容に対する講評をいただくという贅沢な体験も。

「全体的に(推理の)レベルが高すぎましたね。皆さんの集中力が素晴らしいです。全てのチームに最優秀賞を差し上げたいくらいです」と野坂さんも評するほど、素晴らしいプレゼンテーション。

さらに、イベントのラストには神津恭介を演じている林一敬さんが登場。最優秀チームとして選ばれた参加者に、2024年3月から上演する舞台 神津恭介シリーズ『わが一高時代の犯罪』の招待券をプレゼントするサプライズも。

インタビュー映像

公式サイト:https://mysterytown.jp/news/suirijoei-jubaku/