石渡真修、上仁樹ら出演する上演される舞台 『淡海乃海-天下静謐(せいひつ)の雫となりて-』は本日公式HPにてイラスト・碧 風羽による描き下ろしキービジュアルを公開された。
『淡海乃海(あふみのうみ)』シリーズは、ライトノベル作家・イスラーフィールの小説家デビュー作で、これまでに漫画化や舞台化、オーディオブック化などが展開されている人気シリーズ。今回は4回目の舞台化で、小説「淡海乃海 水面が揺れる時 〜三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲〜」西瓜すいかの脚本、吉田武寛の演出。
公演は5月29日から6月2日まで東京・草月ホールで行われる。
チケットはカンフェティにて二次先行受付中。
あらすじ
戦国時代、近江の弱小国人領主「朽木家」に【朽木基綱】として転生した、歴史好きのサラリーマン『俺』。
そして戦国の覇者である三好家の血筋に生まれた「十河孫六郎重存」――のちの【三好義継】。
2人は同年の生まれであった。
転生者である【朽木基綱】は、その歴史知識を活かして、戦国で生き残ろうとする。
彼は知っていた。
1563年に、朽木に領地を接する【六角家】が崩れること。同じ年に三好家の跡取り【三好義興】が死ぬこと。
1564年に、三好家の当主【三好長慶】が死に、三好が分裂すること。
そして1565年に、将軍【足利義輝】が【三好義継】に殺されることも、彼は知っている。
もちろん、この世界で史実通りに事が運ぶかはわからない。
――だが、戦国の勢力図についての知識は役に立ち【朽木家】は、史実の八千石よりも随分大きい「大名」と言える家になっていった。
対する【三好義継】は、史実通り強く、京の覇権を握る三好家に生まれた。
彼は三好家当主の弟の息子であり、分家筋の若者であった。
当主【三好長慶】の息子で次期当主となる【三好義興】を支える立場になるよう育てられていた。
――しかし、史実通りに、三好義興が死に、当主三好長慶が死んだことで母の血筋が良かった彼が、三好家の当主に抜擢された。
前世知識を使って乱世の荒波を乗りこなし、成り上がる若き武将【朽木基綱】。
突然巨大な三好家を率いることになり、乱世の荒波に放り込まれた若者【三好義継】。
戦国の世、同じ年に生まれた2人の若者は、それぞれの想いを持って生き抜いてゆく。
――生き抜いてやる。継ぐべき想いの為に。命の、為に。
概要
公演名:舞台『淡海乃海-天下静謐(せいひつ)の雫となりて-』
日程・会場:2024年5月29日(水)~6月2日(日) 草月ホール
原作:イスラーフィール『淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~』(TOブックス刊)
原作イラスト: 碧 風羽
漫画:もとむらえり
脚本:西瓜すいか
演出:吉田武寛
キャスト:
朽木弥五郎基綱役:石渡真修
三好義継役:上仁樹
足利義輝(公方様)役:松村優
六角左京大夫輝頼役:優
朽木小夜役:赤池紗也加
詩役:高倉萌香
三好長慶役:友常勇気
松永久秀役:山沖勇輝
重蔵役:長濱慎
灯役:田中晃平
櫂役:河合健太郎
三好長逸役:七枝実
慶寿院役:斉藤ひかり
三好義興役:岩崎良祐
御爺(朽木稙綱)役:中尾みち雄
平井定武役:東達也
三好実休役:石原健太郎
六角義治役:湊竜也
奈津役: 稲田有梨
細川藤孝役:桑野晃輔
俺役:松本慎也
アンサンブル:長田健一/石倉和樹/早川勇平/岩瀬和樹