脚本家・演出家・俳優の粟島瑞丸が主宰する演劇集団 Z-Lionの人気作『a Novel 文書く show』が、キャストを新たに、崎山つばさを主演に迎え7月に再演。2013年、2019年に続き、3回目の上演となる。Z-Lionが拠点として活動してきた俳優座劇場、来春の閉館のためホームでの最終公演となる。
Z-Lionは、誰がみてもわかりやすく、笑って泣けてほっこりするドストレートな作品を、違った視点や路線から表現する事を目指し、「現実には起こらないけど、もしこんな事が起これば世界が変わる」という事をテーマに、現実とファンタジーの境界線を行き来するような作品を近年は上演。昨年、中村アンを主演に迎えた『笑ってもいい家』は、全公演完売の好評でもあった。
今回の上演は、主演に「仮面ライダーギーツ」仮面ライダーパンクジャック役・晴家ウィン役、「あいつが上手で下手が僕で」鳴宮良役、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、舞台「幽☆遊☆白書」、明治座 舞台「赤ひげ」などで出演 崎山つばさ。2014年、映画『うわこい』で映画初出演初主演、モントリオール世界映画祭出品作『純平、考え直せ』でヒロインを演じた柳ゆり菜。「仮面ライダードライブ」の悪役・ブレン、映画「わたしの幸せな結婚」などに出演の松島庄汰。ミュージカル『刀剣乱舞』、「マッシュル-MASHLE-」THE STAGEなどに出演、京典和玖。`24年5月にAKB48を卒業予定で今後の活躍が期待される谷口めぐ。金児憲史、清水由紀などの実力派キャストが出演。そして、`19年の公演から続演の星田英利。
あらすじ
学⽣時代に文学賞を受賞し、⼩説家として華々しくデビューを飾った⾼橋裕樹だったが、その後はヒット作もなく、鳴かず⾶ばずの状態が続いていた。
父とは仲が悪かったが、収⼊もなくなり、妻の梨絵と共に実家のネジ⼯場に身を寄せることになる。
そんな中、担当編集者の⻫藤から「今作が売れなかったら契約は打ち切り」と告げられる。
⼈⽣がかかった作品。しかし、締切を過ぎても思うように物語が進まない。
見るに見かねた⻫藤は、不思議な提案をする。
「書けないのなら、実際に⼩説の中に⼊って物語を進めてください」
言葉の意味を理解できないまま眠らされると、そこは裕樹が書く⼩説の世界が広がっていた。
個性豊かな様々なキャラクターやまるで性格の違う父。そしてそこに姉のめぐみの姿も…。
裕樹はそんな登場人物達と協力し、無事に小説を完成させる事ができるのか。
Z-Lionが数年ぶりにお届けするヒューマン・ハートフル・ファンタジー・コメディ。
概要
タイトル 演劇集団Z-Lion 2024年度公演『a Novel ⽂書く show』
日程会場:2024年7月12日(金)~7月21日(日) 俳優座劇場
出演
崎山つばさ 柳ゆり菜 松島庄汰 京典和玖 谷口めぐ 中村哲人 山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)
藤原ひとみ 川島広輝(東京ノ温度) 栗原航大/金児憲史/清水由紀/星田英利
STAFF
脚本・演出:粟島瑞丸
⾳楽:⼩澤時史
美術:泉真
照明:阿部将之(LICHT-ER)
⾳響:中島有城/山下菜美子
⾐裳:曽根原未彩
ヘアメイク:森かおり(クララシステム)
演出助⼿:千代麻央(TSUMIKI)
舞台監督:藤林美樹
宣伝美術・宣伝写真:HAP
WEB制作:岡本宏輔(BG-BASE)
キャスティング:枡井妙⼦(C4)
制作進行:泉優奈(style office)
制作プロデューサー:米田基(style office)
プロデューサー:仲村和⽣
協⼒:アニモプロデュース/アミューズ/A.M.Entertainment/研音/Staff-ten/Star Dream Company/スペースノイドカンパニー/ナッポス・ユナイテッド/フォスター/プラチナムプロダクション/吉本興業 ※五十音順
企画制作:演劇集団Z-LION
チケット:前売・当日 8,000円(税込・全席指定) ※詳細は公式WEB参照
問合:stage.contact55@gmail.com
公演公式サイト:https://anovelbunkakushow.com