藤田 玲主演 舞台『パリピ孔明』開幕

舞台『パリピ孔明』が銀河劇場にて開幕。舞台版オリジナル楽曲も!
原作は、「ヤングマガジン」(講談社)にて連載中、累計発行部数200万部突破の大人気コミックス『パリピ孔明』。 2022年にTVアニメ化されるや日本中で大ブームを巻き起こし、さらに昨年放送のTVドラマは毎週話題を独占するなど、“パリピ”ブームを巻き起こした。
脚本・演出は、日本最高峰の漫才コンテスト『M-1グランプリ』王者であり、舞台作品の脚本・演出も数多く手掛ける、人気お笑いコンビ「NON STYLE」の石田 明。原作コミックスやアニメ版・ドラマ版でも描かれてきた緻密かつ鮮やかな知略戦はそのままに、さらにキレを増したギャグシーンは必見!

パリピな面々。

主人公の諸葛孔明役には、「仮面ライダー555」で14歳でデビュー以降、映像作品や人気舞台に数々出演、現在ではミュージカル『刀剣乱舞』シリーズやMANKAI STAGE『A3!』シリーズ、舞台「呪術廻戦」の夏油傑役など、幅広く活躍する藤田 玲。孔明と二人三脚でミュージックシーンを駆け上がっていく歌手志望の少女・月見英子役には、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズなど声優としても活躍する岩田陽葵。そして、小泉萌香、高尾楓弥(BUDDiiS)、なだぎ武、立道梨緒奈、大野紘幸、沖野晃司、碕 理人ほか個性豊かなキャスト陣が集結!

ここは噂の地獄?!
「孔明じゃね?」こんな格好の人だらけで地獄と勘違いするのも無理はない??
圧巻の歌!

物語はご存じのとおり。234年に中国五丈原で病死したが、2018年10月31日にハロウィン真っ只中の東京渋谷へ若き日の姿で転生。「ここは噂の地獄なのですね」と孔明(藤田玲)、地獄へ落ちたものと勘違いしている。ハロウィンの渋谷、諸葛孔明のコスプレと思われ…「孔明じゃね?」と通りすがりの若者。出会った月見英子(岩田陽葵)に保護され、程なくして気づく、1800年後に転生したことを。細かいことにいちいち驚く、スマホ、ルンバ。そして音楽に興味を持ち、英子の歌に感銘をうけ、軍師(マネージャー)になることを申し出て、彼女をスーパースターにするため、その知略で数々の奇跡を起こしていく。

小林。サングラスが似合うなだぎ武。
三國志オタクの小林の話はためになる。

KABE太人との出会い。

聞きどころ。
意気投合。
英子のファン1号。孔明の手足となって活躍。
久遠七海との出会い。
英子から「ななみん」と呼ばれる。

仮面を外して…。
大手レーベル「KEY TIME」のプロデューサー、唐澤。

音楽を通して平和な世の中にする、そのために様々な策を練る。そんな孔明に影響され、成長していく英子。そして原作を知っているなら、よく知ってるキャラクターが続々と。三國志オタクの小林(なだぎ武)、すれ違う者が口ずさむ言葉に即興で韻を踏み、ラップに変える才能を持つ天才ラッパーKABE太人(高尾楓弥)、路上ライブで英子と出会う久遠七海(小泉萌香)など、期待通りのキャラクター。細かいやりとりも面白くウイットに富んでおり、ライブシーン、バトルシーンはライブ感満載で、客席は単なる”客席”ではなく、”物語の一部”となり、作品を盛り上げる『装置』となる。休憩なしの2時間5分ほど。『パリピ孔明』をリアルに体感できる時間であった。

フィナーレ!

初日に先駆けて公開ゲネプロおよび会見が行われた。
登壇したのは 石田明(NON STYLE)、藤田 玲、岩田陽葵、小泉萌香、高尾楓弥(BUDDiiS)、なだぎ武。

藤田 玲「原作を知ってる方ももちろん楽しんでいただけるように、リスペクトさせていただきました。全く知らない方でも絶対に楽しめるように作っております。僕は英子さんの軍師ですのでやはり英子さんの歌、何曲もございます。ぜひそちらも楽しんで一緒に盛り上がっていただければなと思っております。あとはアドリブ…思ったより多いですね」

岩田陽葵「石田さんの演出が、本当にキャラクター1人1人をすごく魅力的に見せてくれます。1人1人の感情に皆様も寄り添いながらご覧になっていただける、楽しんでいただけると思います、孔明さんも言ってくださいましたが、音楽が魅力の一つなので、劇場でも音圧をめちゃくちゃ感じられると思います」

小泉萌香「いろんな楽曲がでてきますが、本当にライブとか観てる感じ、クラブにきたノリで遊びにきてください」

高尾楓弥(BUDDiiS)「舞台ならではのキャラクターの立ち方、いろんなキャラクターがあるんだっていうところもすごく見どころだと思いますし、やはり音楽。バラエティーがすごく豊かな音楽へのアプローチといいますか、ラップだったりとかクラブだったりとか、なんかいろんな音楽のアプローチをこの作品で全部見れるので、そこがすごく楽しい、見所だなと思います」

なだぎ武「皆さんが言って下さったので、ほとんど(言うことが)残っていないんですが、ラップバトル、日替わりのゲストさんもいらっしゃるので、毎日観に来ても楽しめます。ゴールデンウィークですし、今、驚くほどの円安、外国人観光客の方々がふらっと来ても楽しめる、いろんな国籍の方々に来ていただきたいですね」

石田明「自分で言うのもなんですけど、見所がありすぎ。日替わりのラップバトルもすごいです。想像以上にパリピな仕上がりになってます」

記者からの質問で「どんな感じでしょうか?」に対して演出の石田明は「稽古場はサービス精神の出し合いや、と思っています。僕もただダメ出しをするのではなく、楽しく自分で演じてみたりします。みんなでアイディアを出し合いながら、サービス精神もりもりの作品になってます」と言い、それを受けて主演の藤田玲は「役者目線でお話してくれる」とコメント。なだぎ武も「笑いの絶えない現場、付き合いは長いですが、ガッツリお仕事するのは初めて、しかも『パリピ孔明』という有名な作品でご一緒できてよかったなと思いました」と語る。藤田玲は「お優しい、役者と一丸となって作ってくださる。クレームが一つ…やって見せてくださるんですが、やっぱり面白いし、石田さん以上に面白くできる人がいない(笑)、すごいお手本になるんですが、ちょっと悔しい思いが(笑)プレッシャーなんですよ、日替わり要素を毎日変えなきゃいけないなはい。かなりシビアでしたね、でも楽しかったです」
また質問で「もしも孔明がいたら」で藤田玲は「日本を変えてくれるんじゃないかなと思いますけど、個人的に言うんだったらマネージャー、プロデュース力すごい(口々に「どうやって売ってくれる?」「サポートしてほしい」etc.の声)
演出の石田明から「普通の演劇とは違うので、音楽のところはノってほしい、拍手をしていただいても問題ない、ライブ感を大事にしてるので、そんな感じで楽しんでほしい」と語る。
公演は東京は3日から6日まで。大阪は10日、11日。

舞台概要
タイトル:舞台『パリピ孔明』
期間会場:
東京:2024年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・祝) 天王洲 銀河劇場
大阪:2024年5月10日(金)〜5月11日(土) サンケイホールブリーゼ
スタッフ
原作:『パリピ孔明』四葉夕卜・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載)
脚本・演出:石田 明(NON STYLE)
キャスト
諸葛孔明:藤田 玲
月見英子:岩田陽葵
久遠七海:小泉萌香
KABE太人:高尾楓弥(BUDDiiS)
オーナー小林:なだぎ武
ミア西表:立道梨緒奈
ファン1号:大野紘幸
赤兎馬カンフー:沖野晃司
唐澤:碕 理人
双葉:眞鍋杏樹(NMB48)
ミアのマネージャー:大澤信児
MASA:宮尾 颯
TAKU:岩崎友泰
一夏:夏目桃佳
BB loungeボーイ:水田達貴
AZALEAスタッフ:浅野郁哉
秘書:木村真梨子
チケット料金:※東京・大阪公演共通
プレミアム(非売品グッズ付き):12,100円(税込)
一般:9,900円(税込)
主催:舞台『パリピ孔明』製作委員会

公式サイト:https://paripikoumei-stage.com

公式X(旧 Twitter):@paripi_stage(https://twitter.com/paripi_stage)

ⓒ四葉夕卜・小川亮・講談社/舞台『パリピ孔明』製作委員会