坊っちゃん劇場ミュージカル 甲子園戦前の学生野球物語「KANO」 台湾公演 10月に_

ミュージカル常設劇場「Great Sign 坊っちゃん劇場」(愛媛・東温)で、ロングラン上演中の
ミュージカル「KANO ~1931 甲子園まで2000キロ~」が10月に台湾で公演。
作品の舞台にもなっている台湾・嘉義市の「嘉義市政府文化局音樂廳」にての公演となる。嘉義の子どもたちを招待する公演も行われる。

この舞台は、愛媛出身の近藤兵太郎が、1931年に台湾の嘉義農林学校の野球部で、漢人・原住民・日本人の三民族混成チームを作り、日本の甲子園に初出場で準優勝まで導いた実話を基にしたミュージカル作品。愛媛・坊っちゃん劇場での上演は今年3月までを予定していたが、好評につき、2025年3月までの1年間の延長が決定している。

2014年には同題材が、永瀬正敏さん主演で映画化(「KANO~1931海の向こうの甲子園~」)され、公開1カ月で3億台湾ドル(約10億円)を超える大ヒットを記録している。

ミュージカル「KANO~1931甲子園まで2000キロ~」
今から、90年程前、日本の松山商業高校で、6度の甲子園出場に導いた近藤兵太郎が、日本の統治下にあった台湾南部の町・嘉義にて、弱小だった嘉義農林学校野球部(略してKANO)の選手たちを指導し、漢人、原住民族、日本人の三民族混成チームで、日本の甲子園大会に出場して決勝戦まで導いた実話を基にしたミュージカル作品。日台野球交流100周年を記念して、日台友好の一翼になることを願い坊っちゃん劇場が制作。近藤兵太郎さんは、2024年1月に、王貞治さんに次ぐ日本出身者2人目の台湾野球殿堂入りをしている。

概要
坊っちゃん劇場 第17作ミュージカル
「KANO~1931 甲子園まで2000キロ~」台湾・嘉義公演
会期会場::2024年 10月19日(土) / 10月20日(日)(10月18日:子供招待) 台湾 嘉義市政府文化局音樂廳

坊っちゃん劇場HP https://www.botchan.co.jp