音楽朗読劇「庭の見える部屋と四つの物語」を9月29日、東京文化会館小ホールにて上演。 本作は庭の見える一つの部屋を舞台に、異なる4組のカップルが四季それぞれに登場。そのカップルを聖児セミョーノフ・秋吉久美子・篠井英介・鈴木壮麻が、様々な組み合わせで演じる、パリ生まれのビタースウィートなコメディ。 演出は水野玲子(文学座/犬猫会)、音楽監督は閑喜弦介が務めます。 個性的な表現者たちが 言葉と音楽で紡ぐフランス・パリ生まれの 洒脱でスウィート、ちょっぴりビターな物語。
ウォルター・マッソーとイングリッド・バーグマン主演のハリウッド映画「サボテンの花」の原作者としても知られる、バリエ et グレディによる『庭の見える 部屋と四つの物語』を音楽朗読劇で制作。庭の見えるアパルトマンの同じ一部屋を舞台に、春夏秋冬と巡る季節それぞれに4組のカップルが登場し、恋や愛についての悲喜交々な人生模様を繰り広げるオムニバス。
キャストには、日本のみならず本場フランス・パリでの劇場公演を成功させるなどシャンソン界を牽引する聖児セミョーノフ。第19回日本アカデミー賞優秀主演女優賞をはじめ、数々の賞に輝き日本映画界に燦然とその名を刻む秋吉久美子。第58回紀伊國屋演劇賞を受賞し、現代女形として演劇界を代表する篠井英介。ミュージカル界で活躍し、第23回読売演劇大賞にて優秀男優賞に輝いた鈴木壮麻。宝塚歌劇団元星組トップ娘役として、退団後も舞台を中心に幅広く活躍する夢咲ねね。声優として『ヲタクに恋は難しい』の主人公「二藤宏嵩」、『【推しの子】』の「ゴロー」、『ヒプノシスマイク』の人気キャラクター「観音坂独歩」などアニメ、吹替、ゲーム、ナレーションに多数出演する伊東健人。第7回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど、文学座の中核を担う女優として活躍する富沢亜古。 演出は、文学座の若手演出家として頭角をあらわす気鋭の水野玲子。音楽監督には、国内外の数々のギターコンクールで受賞し、プレイヤーとしてのみならず編曲・作曲家としても各方面からその卓越したセンスと技術に称賛を浴びている閑喜弦介。俳優・歌手として数々のステージに立ってきた菊地まさはる、REO。若手実力派ピアニストの滝野郁瑛。各界から個性溢れるキャスト・スタッフが集結し大人のための甘くて苦いフランス・パリ生まれのラブ・コメディー。上演後にはキャストによるスペシャルアフターコンサートを予定。
ストーリー
冬: 高級スーパーマーケットの経営者の未亡人は、遠くから帰ってくる恋人を待っていた。クリスマ
スの準備を済ませ、メイドに彼の素晴らしさを語るが・・・。
春: 長い生活に終止符を打とうとする二人。想い出の部屋から次々と荷物が運び出されて行く。
最後に残ったのは二人で買った、この部屋を照らしてきたガレのランプ・・・。
夏: 年の離れた恋人たちは、新居の内見に。そこに現れた彼女の母親、ベティ・ド・ラ・ポンシュ。
竜巻のように恋人たちを巻き込む昔話の嵐に・・・。
秋: 財産家の未亡人は年下の恋人の気をひくために新しい部屋を借りることに。リフォームのため
に部屋に出入りする中年のペンキ屋。ラジオから流れくる「闘牛士」のメロディに誘われて・・・。
概要
公演名:音楽朗読劇 『庭の見える部屋と四つの物語』
会期会場:2024年9月29日(日)14:30※「冬」「春」/18:00※「夏」「秋」 東京文化会館小ホール
出演:聖児セミョーノフ/秋吉久美子/篠井英介/鈴木壮麻/夢咲ねね/伊東健人/
富沢亜古(文学座)/菊地まさはる/REO
演奏: 閑喜弦介(ギター) /滝野郁瑛(ピアノ)
スタッフ:
演出:水野玲子(文学座/犬猫会) 音楽監督:閑喜弦介
作:バリエ et グレディ
翻訳:岩切正一郎/内藤真奈
主催:庭の見える部屋と四つの物語 製作委員会
企画:セイガサイ
企画協力:東京音協
制作:VELVENIUM 株式会社