小笠原健,橘龍丸etc.出演「イケメンシリーズ」 イケメン戦国THE STAGE -FINAL- 開幕

全世界でのシリーズ累計会員数4,000万人という女性向け恋愛ゲーム 「イケメンシリーズ」の人気タイトル『イケメン戦国◆時をかける恋』 を原作とし、アクションとエンターテインメントを盛り込んだ恋愛戦国エンターテインメント『イケメン戦国THE STAGE』シリーズ。この公演は、その締めくくりを飾るファイナル公演となる。 2017年の『真田幸村編』で初演を迎え、この第11弾でついに完結となる。
開演5分前は武将たちによる前説、NG行為については「肝に銘じておけ!」。時間になり、始まる、織田信長(小笠原健)、ここは本能寺、日本史で有名な「本能寺の変」真っ只中。「ここまでか…」とつぶやく信長、そこへ雷鳴が轟く。ここは…??猿飛佐助(早乙女じょうじ)に助けられる。そこで彼に言われたこと「信長は7年前に亡くなった」、驚く信長。あれから、なんと7年が経っていた。

「ここは…?」

扇子を使ったオープニング、華やかな場面。
猿飛佐助。信長に本能寺の変から7年経ったことを教える。

それからオープニング。そして物語が始まる。上杉謙信(橘龍丸)は「信長、本物なのか?」と。無理もない、本能寺で死んでるはずの信長が…いる。「7年で随分変わった」と今川義元(竹石悟朗)。毛利元就(原嶋元久)の策略で弱肉強食の世界になってしまっていた。
なんとかしたいと思う信長、そんな折、元就の耳に信長が生きている、との報が。信長は立ち上がる、だが、頼る術も無くなってしまい、上杉謙信の元に身を寄せる。ここから信長の「日ノ本をなんとかしたい」という強い願いが”炸裂”していく。

毛利元就。弱肉強食の日ノ本に。不敵な笑み。
真田幸村。
伊達政宗。

だが、元就、かなり手強い、最新式の大砲を持ち込んだり。とにかく信長を亡き者にしたい、不敵な笑いを浮かべる。そして謙信始め、武将たちは信長の元へ。互いに負けられない、壮絶な戦いが始まる、というのが大体の流れ。

顕如。史実では全国の本願寺門徒に信長打倒を呼びかけて10年以上にわたって激しい攻防を繰り広げた。

武将たちのそれぞれの想い、関係性、友情、そこは「戦ステ」を観ていれば、「そうそう」と思うところも多く、また信長とは対立関係にあった顕如(高橋駿一)彼の心境の変化、そして見どころは殺陣、アクション、ユニークかつ難易度の高い動きもあり、ここはしっかりと見届けたい。また、合間にちょっと”息抜き”的な時間も。織田軍に入るための試験があり、武将達vs剣舞衆!なんとこれが『ガチ』勝負(笑)。

押されて早く倒れた方が負け。
かなり本気。

一発目は信長、速攻で負ける(笑)、真田幸村、案外強い(笑)、ここは気楽に笑ってみて欲しいところ。コロナ禍では封印されていた客席通路を使う演出もあり、武将が通路を駆け抜ける。最後は大合戦、ここは目にも止まらぬ速さで、大立ち回り。最後の最後は感動。本編はおおよそ2時間5分ほど。

間髪を入れず、特別カーテンコール。ここからは団扇、ペンライト使用OK、拍手ももちろん!戦国武将たちが今風なダンスを披露!ビジュアルと振り付けのギャップが楽しい。対立しててもショータイムでは皆、一つ、ファミリー感満載、掛け声もOKなので!音楽に合わせて大いに盛り上がりたい。また、途中でかっこいいスーツ姿に、差し色でそれぞれの”カラー”が。さりげないおしゃれ感がファイナルに相応しい。新曲も用意されているので!トータルでおおよそ2時間25分程度、ノンストップ。公演は12日まで、お見逃しなく!なお、オンライン配信もあるので劇場へ行かれないという方はもちろん、観た方も!

コメント
―総合プロデューサー 黒谷通生
『イケメン戦国THE STAGE -FINAL-』ということで、7年間応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。
稽古場で何度も何度も通し稽古を観ておりますと、日々成長していく役者達の熱気で稽古場のクーラーが効かなくなるくらいのファイナルに相応しい作品が出来上がったと思います。
今回が「最後だから」「最後だから」楽しんで良い物作ろうと声を掛け合う役者達の眼差しを見ておりますと、感慨深いものがあります。本当に最高のファミリーだなと改めて思うと共に、このファミリーだから7年間やって来れたんだなとつくづく感じました。
最高のファミリーがお届けします7年分の愛をこめました本作はきっとお客様の心に残る作品だと確信しております。是非劇場に、武将達の最後の勇姿を目に焼き付けに来て下さい。
素敵な時間を武将達と共に過ごしましょう。
戦ステファミリー一同、ご来場を心よりお待ちしております。

―脚本・演出 宮城陽亮
初演から7年を経て、ついに最後の公演となりました。
自分は初演の立ち上げから、計6本に関わりました。
多くのキャストが初演時と変わらないままに、『FINAL』と銘打った作品を上演できる事は、戦ステのファンの皆様の応援あっての奇跡だと思っております。オリジナルストーリーでお送りする今作は、本能寺でワームホールに巻き込まれた『織田信長』が7年後の未来にタイムスリップする所から物語が始まります。
信長がいない7年の間に、日ノ本は『毛利元就』の作り出した地獄の世に変わり果てており、全てを失った信長は『上杉謙信』の力を借り、再び天下布武を成すために立ち上がります。
また本編の後は7年間の感謝を込めたスペシャルな催しもございます。こちらも合わせてお楽しみください。

―織田信長 小笠原健
いよいよ『イケメン戦国THE STAGE -FINAL-』が開幕いたします。
これまで応援してくれた皆様のために、誠心誠意、カンパニーの心をひとつに、全力で稽古から取り組んできました。
皆様の心の奥底に、一生涯残るような、そんな作品になるよう千秋楽まで駆け抜けたいと思います。
これまで沢山の愛をありがとうございました。
いっぱい素敵な思い出をもらいました。
この7年間、本当に楽しかった。
始まってしまえば終わってしまうので、終わらせたくはないけど、まもなく幕があがります。
最後は楽しんで、たくさん団扇とペンライト振ってね。

―上杉謙信 橘龍丸
今公演で七年間という長い歴史に一度ピリオドを打ちます。本番が近づくにつれてファイナルであることを実感し寂しさは募りますが、この気持ちを誠心誠意本番に込め、最後だからこそ謙信のように自由に戦を楽しみたいと思っております。
そして今回ありがたいことに、殺陣師としても参加させて頂くことになり、この七年間の締めくくりに裏方としても力を振るえたこともとても光栄でした!
健さんを中心に皆で魂を重ね取り組んで参りましたので、それぞれが全力をぶつけ、来てくださる姫や殿に楽しんで頂けるようカンパニー一同頑張ります!
二度と見ることの叶わない戦ステ武将達の刹那の輝きをしっかり刻んでください。劇場でお待ちしております。

総合プロデューサー:黒谷通生 インタビュー(2021年収録)

イケメン戦国THE STAGE ~連合軍VS“戦乱の亡者”雑賀孫一編~ レジェンドステージ 総合プロデューサー 黒谷通生

あらすじ
本能寺で刺客から奇襲を受けた「織田信長」は、燃え盛る炎の中で追い詰められ、気を失ってしまう。
やがて目を覚ますと――七年後の日ノ本にタイムスリップしていた。
七年後の未来では、信長はすでに本能寺の変で死んだ事になっていた。 そして「毛利元就」の謀略によって、日ノ本は暴徒と化した民や無法者がのさばる、 まるで地獄のような弱肉強食の世へ変わっていた。
信長の死後、織田軍は全滅し、「明智光秀」「豊臣秀吉」「石田三成」ら、家臣達の生死も不明。 生き残った武将は混乱を収めるため戦い続けたが、元就から最新の兵器を与えられた賊達の勢いは凄まじく、 次第に追い詰められつつあった。 軍も領地も家臣も失い、頼るべきものが無い信長は「上杉謙信」のもとに身を寄せる事になる。
まるで別の世界に来てしまったような、もう一つの天(ソラ)の下で、全てを失った信長は再び立ち上がる。 ――この日ノ本の混乱を鎮め、天下布武を成すために……

概要
公演名:イケメン戦国THE STAGE -FINAL-
会期会場::2024年8月8日(木)~ 12日(月・祝) シアター1010
出 演:
織田信長 小笠原健
上杉謙信 橘龍丸
明智光秀 橋本全一
伊達政宗 松村優
豊臣秀吉 稲葉光
石田三成 天野眞隆
徳川家康 小川優
武田信玄 室たつき
真田幸村 小沼将大
猿飛佐助 早乙女じょうじ
今川義元 竹石悟朗
顕如 高橋駿一
毛利元就 原嶋元久
― 剣舞衆 ― 望月祐治 福島悠介 田沼ジョージ 湯田昌次 久保田浩介 園田玲欧奈 篠原孝文 渡邉陸
原作:CYBIRD「イケメン戦国◆時をかける恋」 原作イラスト:山田シロ
原作監修:サイバード
脚本監修:サイバード
脚本・演出:宮城陽亮
総合プロデューサー:黒谷通生(レジェンドステージ)
企画・制作・製作幹事:レジェンドステージ
主催:イケメン戦国THE STAGE製作委員会

公式サイト:http://legendstage.jp/ikemen-sengoku/

(c)CYBIRD/イケメン戦国THE STAGE製作委員会