市村優汰 & 石原颯也 初主演Wキャスト ヒロイン 天翔天音 海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド 〜海と人がともに生きる〜』開幕

教育とエンターテインメントを融合させたエデュケーショナル・エンターテインメント『プリンス・オブ・マーメイド 〜海 と人がともに生きる〜』が8月8日〜12日 有楽町よみうりホールにて開幕。
この作品は、海の壮大な営みや神秘をドラマティックに反映する舞台。2000年かけて世界中の海をめぐる大河「深層海流」 を物語のキーワードとして展開し、クライマックスには2000年前のタリクたちの祖先の想いが届く。生き物たちがつなぐ命のバトン「食物連鎖」、地球温暖化などによる「珊瑚の白化現象」、プラスチックごみによる「海洋汚染問題」なども物語を 通して描く。また、大量の廃品ペットボトルを使用した舞台美術や、海に投棄された漁具やプラスチックごみを海の魔女セイレーン の衣裳に反映するなど、海洋汚染問題を視覚的にも表現。海の素晴らしさや大切さを伝えるとともに、海の抱える問題も提起し、親子で楽しみ・学び・考える「エデュケーショナル・エンターテインメント」として「海を未来へ、未来の子どもたちへつなぐ」ことを目指すという。
本公演では、海のSDGsプロジェクト・ファミリーフェスティバルとして、本作スーパー バイザーのお魚王子こと岸壁幼魚採集家・鈴木香里武による海のスペシャリスト講演会、本作出演の日本初の女性アクロ バットダンス・カンパニーG-Rocketsによる海の不思議ダンスワークショップを行う。

初日に先駆けて会見が行われた。市村優汰(Wキャスト)、石原颯也(Wキャスト)、天翔天音、 彩乃かなみ、駒田 一、小堺一機が登壇した。

市村優汰

「初めての主演の音楽劇。稽古をしてみなさんと劇場に入れて嬉しく思っています。ずーっと、緊張しているのですが、でも舞台に出れば、こっちのものなんで、頑張りたいと思います。」

石原颯也
「僕も初主演初舞台なので、稽古場でも学ぶことがたくさんあります。皆さんに成果を見せたいと思うので、、、ハッイ!イェーツイ!な感じの、さわやか系の王子で、頑張りたいと思います。」

 

天翔天音

「初めてのヒロインで初舞台を踏ませていただくのですが、1ヶ月の間、カンパニーの皆さんと駆け走ってきて、劇場入りして、舞台に「こんな感じなんだ」と身に染みて実感しています。一所懸命、楽しんで頑張りたいと思います。」

彩乃かなみ

「主演ヒロインの3人が、上品ながらもフレッシュで、とても瑞々しいんですね。私は3人を虐め抜く毒々しい役なんですけど、清廉も痛みも悲しも表現できたらと思っています。」

駒田一

「私は40年前はさわやかで売っていたんです(笑)何がどう間違ったか…。」と笑を誘い「お子さまから年配の方まで楽しんでいただける作品です。私の役はお客さんと交流しながら、自分自身も楽しんで演じられると、ワクワクとしております。」

小堺一機

初のクラゲ役なので、クラゲの図鑑を見て研究したのですが、特に参考にならず」と切り出し「調べたら、クラゲには脳が無い、神経で生きている、ここが僕に似ているなと」畳み掛ける話芸。「気付いたら、どこの現場でも最年長になっていますが、この若者たちは、まっすぐで気持ちのいい若者たちです。市村さんも、天翔さんもお父さん大変お世話になっていたので、とても感慨深く感じています。」

和やかながら笑の絶えない会見の様子

あらすじ
2000年前、人魚と人間が仲良く暮らしていたティヤム王国が、一夜にして海に沈んでしまった。身勝手な欲望で 海をけがし続ける人間への報復──海の精霊セイレーンが怒りと憎しみにおおわれた魔女と化し、沈めてしまった のだ。 それから2000年後の満月の夜。人魚の王子タリクは、海の底から響く鐘の音に導かれ、海賊バッカーナに囚われ ていたサラと出会い、恋に落ちる。サラをバッカーナから救い出すタリク。神秘とロマンに満ちた壮大な海の旅が始ま る。やがてふたりはティヤム王国の末裔だったことがわかる。そして不老不死ベニクラゲの力によって、タリクは亡き父 の想いに気づき「海と人がともに生きるティヤム王国を復活させる」とサラに誓う。そのためには、伝説の歌「三つの 宝が光り放つ時、奇跡の扉が開く」謎を解き明かさなければならなかった。 だが、セイレーンがタリクの行く手をはばみ、海と人の交わりを制するため、容赦なくふたりを引き離す。それでもあき らめずに進み続けるタリクとサラ。ついに三つの宝をめぐり、タリクとセイレーンの壮絶な戦いが始まる。 果たして、海と人がともに生きる世界は復活できるのか、タリクとサラの運命は……

概要
海のSDGsプロジェクト・ファミリーフェスティバル
海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド 〜海と人がともに生きる〜』
日程・会場:2024年8月8日(木)〜12日(月・祝) 有楽町よみうりホール
企画・原作・プロデュース・総合演出:多田誠
作曲・音楽監督:⻑谷川雅大
出演:市村優汰 石原颯也 天翔天音  彩乃かなみ 駒田一 小堺一機  倉知あゆか 川村理沙 小林由佳 今村ゆり子  安藤美桜 坂入美早 宮地星詞留 水沼樹里  G-Rockets
原作・脚本・ビジュアルディレクター:AWAJI
エデュケーショナルディレクター・振付・演出補:山中陽子
スーパーバイザー:鈴木香里武
企画:ラナハウス
主催・製作:読売新聞社/ラナハウス/シーエイティプロデュース/ジャパトラ
宣伝:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社

公式HP: https://uminosdgs.com/stage/pom2024/