2022年に上演されたエリア51によるジャンルを超越したライブパフォーマンス、音楽演劇『ま、いっか煙になって今夜』をベースとした初のワンマンライブ。オープン以来、新人ミュージシャンの登竜門として数々のミュージシャンがステージに立ってきたライブハウス「Shibuya eggman」で開催中。
作・演出・楽曲制作を手掛ける神保治暉(エリア51・AOI biotope)を筆頭に、バンドメンバーはエリア51で構成され、全曲オリジナルの楽曲と、詩、ダンス、照明、空間が織り重なり1つのライブパフォーマンスを作り上げます。バンドの特性として、エレキギター・ベース、そしてドラムではなく、プロの打楽器奏者がマリンバを奏でる独特のバンド編成が作品の表現幅を拡げます。Vo.鈴木美結の力強く儚いミックスボイスも魅力のひとつ。
演劇的な「情景」と、古今東西の大衆音楽をミックスしたユニークなバンドサウンドによる「楽しさ」が混ざり合う、心が熱くなるライブ。
ワンマンライブに先駆け、各配信サイトにて楽曲のサブスクリプション配信がスタート。
今回のライブでも披露する「ビューティーヘア」「ただあるだけ」の2曲が配信中。
配信サイトはこちら
映画やドラマを中心に活躍が目覚ましい俳優・円井わんが出演。
円井はエリア51による、チェーホフ『かもめ』を土台とした連続演劇企画『KAMOME』で主要人物となるユノ(マーシャ)役を好演し、今回は二度目の参加となります。近年の主な出演作として、映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』、映画『バジーノイズ』(AOI Pro.出資・制作)、ドラマ『不適切にもほどがある!』ほか話題作に多数出演。
エリア51のメンバーから門田宗大が出演。門田は円井と同じく、エリア51連続演劇企画『KAMOME』でカドタ(トレープレフ)を好演。映像作品では、映画『今日から俺は!!劇場版』、ドラマ『おっさんずラブ』などに出演。代表作は、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ドラコ・マルフォイの息子、スコーピウス・マルフォイ役(準主役)。オーディションで約2,000人の応募者の中からスコーピウス役を掴み取り、約2年間で425回の公演に出演。
また振付稼業air:manが新曲『床とテキーラ』の振付を手掛けます。振付稼業air:manはCM・ライブ・MV演劇ほか、ジャンルレスに振付を手掛け、カンヌ国際広告祭をはじめとした数々の広告賞でグランプリを受賞。
エリア51神保治暉より
どれだけ懸命に表現を続けても、遠いどこかで傷つき、血を流している人を救うことができなくて、「まいっか煙」初演時の2022年、自分は表現なんかしてていいんだろうかと挫折していました。でも、一人で悩んでいてもしょうがないことに気づきました。みんなで共に生きて、大きなものに立ち向かって、ときに祈って、一緒に考えていかなくちゃ。そのためなら、音楽も演劇もダンスも、僕がジャニーズや小劇場で育んできたすべてを出し尽くして、人生を賭けてやったろう、と考えるようになりました。
5万5千人を幸せにすることは、僕にはできなかったかもしれないけれど、どこかの片隅で一人苦しむ誰かの居場所をつくることはきっとできる。eggmanから再スタートするエリア51の新たなストーリー。あなたが来てくれるのを待ってます。
イントロダクション
都心の地下に浄土をみつけた。その空洞で、ぼくはある「残された人」をみた。その人は「帰らぬ人」を思っていた。線香に火をつけると、いろいろなことが思い出されてきた。ぼくはこの長い夜を、どう過ごしたらよいか、ひとり考え、たたずんでいる。手をあわせると、まるであなたと手を合わせているようだった。そこにいたのはぼくだけじゃなかった。
概要
作・演出・音楽
神保治暉 (エリア51・AOI biotope)
振付
振付稼業 air:man
出演
Vo. 鈴木美結 Gt. 神保治暉 Ba. 廣戸彰彦 Mrb. 中野志保
(以上、エリア51)
円井わん / 熊野美幸 中嶋千歩 / 門田宗大(エリア51)
※円井わん、熊野美幸、中嶋千歩、門田宗大は俳優としての出演となります。歌唱の予定はございません。
会場
Shibuya eggman
日時
9月27日(金) 18:30
9月28日(土) 14:30 / 18:30
※開場は開演の30分前を予定しております。
企画:エリア51
主催:AOI Pro.
公演公式HP:
https://t.livepocket.jp/e/desolvation
公演公式X(旧Twitter):
https://x.com/area51_tw @area51_tw
エリア51公式Instagram:
https://www.instagram.com/area51_ig @area51_ig
撮影:池田花梨