今年45周年をむかえた劇団スーパー・エキセントリック・シアターに所属し、座長・三宅裕司と劇団の看板役者として三宅の片腕を担ってきた小倉久寛。その小倉が今年70歳の古希をむかえ、生誕70年を祝うコントライブを開催することが決定した。2015年開催の還暦コントライブから実に10年ぶりとなる今回のコントライブは、小倉が70歳にして初めてのツッコミに挑戦!
45年にわたり、三宅の極上のツッコミを受けてきたいじられキャラの小倉がツッコめるのか?
この度公開されたチラシでは、ふたりの激しい笑いのぶつかり合いをイメージして、ボクシングのファイティングポーズをとることに。その撮影のために上半身は裸になるわけだが、小倉は一か月トレーニングを重ね、体づくりに余念がなく、一方三宅は2日間だけ筋トレをして撮影に臨んだ。その小倉(70歳)VS 三宅(73歳)の鍛え磨かれた?ボディーにもご注目ください。
そして、小倉は新しい“ツッコミ”の才能を開花させるべく特訓も開始しており、すでに並々ならぬ気合でコントライブを成功させる準備に入っている。
さらには、前回と同様、小倉を祝うために毎ステージ、豪華サプライズゲストもかけつける。
70歳を越え命を懸けた二人のライブはこれが最初で最後????
小倉久寛より
どうやら三宅さんがボケ、僕がツッコミのコントがあるみたいです。とにかくあげあしを取るのが好きな三宅さん、45年間の舞台の上と言わず、普段と言わず、あげあしを取られ、つっこまれ、いじられまくってきました。この45年間のお返しをするべく(恨みをはらすべく)全身全霊のコントに臨みます。あとは無になって隙を作りまくって、つっこまれまくろう。
三宅裕司より
小倉が初めてツッコミにチャレンジするコントが1本だけあるそうですが、果たしてうまくいくんでしょうか?45年を超える付き合いなので、どんな時にどんな発想でどういう表情でどういう間でボケて来るのかすべて解っている。先廻りして仕掛けて予想通りにボケてきた小倉にまずは最高のツッコミ芸をたっぷり見せてあげよう。
ザ・タイトルマッチとは
1979年三宅裕司は劇中にアクション・ダンス・歌・笑いをふんだんに取り入れ、社会に対する警鐘を常に提示し、演劇をお客様にわかりやすく楽しくご覧頂ける劇団スーパー・エキセントリック・シアターを設立した。”ミュージカル・アクション・コメディを旗印に旗揚げされた劇団は今年45周年を迎えた。
一方、小倉久寛は三宅と共に劇団創立メンバーとして45年間看板俳優として三宅の鋭いツッコミにぼけまくり、客を爆笑の渦に巻き込みつづけてきた。
そのふたりの笑いだけをギュッと凝縮しておとどけするのが「ザ・タイトルマッチ」。
伏線やストーリー性は関係なく、ただ”純粋な笑い“を求めてぶつかりあう天才型の三宅と努力の小倉の笑いのガチンコ対決をお贈りする。
初演は1999年、劇団創立20周年記念興行として公演された。そして、小倉の還暦を記念したコントライブは2015年に「ザ・タイトルマッチ2」として上演。毎ステージ小倉を祝うために豪華ゲストが駆け付けた。
概要
小倉久寛 生誕70年記念コントライブ
ザ・タイトルマッチ3 お楽しみはこれからだ
~You ain’t heard nothin’ yet~
公演日程:2025年2月21日(金)~3月2日(日)
会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
問い合わせ:SETインフォメーション info@set1979.com
SET公式サイト:https://www.set1979.com/