水戸芸術館プロデュース公演 『 世界のすべてはひとつの舞台 ~ シェイクスピアの旅芸人』上演

水戸芸術館は、2025年より舞台芸術の新規事業をスタート。
シェイクスピア作品を、新しい翻訳と演出で創造する企画シリーズ。
本企画では、新世代の翻訳家としてその活躍が期待されている小田島創志が、初めてシェイクスピア作品の翻訳に挑戦。
今回ご紹介する『世界のすべては、ひとつの舞台 ~シェイクスピアの旅芸人』は、シェイクスピア作品の劇中劇(『ハムレット』『夏の夜の夢』『テンペスト』など)を小田島創志が新しく翻訳し、大澤遊の構成・演出で上演。


出演は2023年に水戸芸術館の人材養成事業「リーディング・プロジェクト」のオーディションを通過し、選抜された期待の若手俳優と専属劇団 ACM のメンバー、さらに気鋭の俳優陣が加わって、シェイクスピアの劇中劇を上演する旅芸人一座の物語を幻想的に描く。旅芸人一座の団長には、数々のシェイクスピア劇に出演してきた松田洋治をキャスティング。また新世代の舞台俳優・池岡亮介が水戸芸術館の舞台に初登場。
コロナ禍を経て、私たちの見ている世界そして舞台では、何が変わり、何が変わらなかったのか。
登場する若き旅芸人たちの姿を舞台で。
今後は、令和7年度に、『ロミオとジュリエット』(翻訳:小田島創志、演出:大澤遊)を上演する予定。

ストーリー
たくさんの荷物をのせた荷車が遥か遠くからやってきた。どうやら旅をする役者の一座らしい。団長の掛け声ひとつで、役者たちは次々に演じ始めるが、うまい芝居になかなか仕上がらない。ハムレットに依頼された劇がようやく見ごたえのあるものになるが、いつしか世界は違う劇の場面へと移っていく。戸惑う役者たち、舞台の行方はいかに…。

概要
『世界のすべては、ひとつの舞台 ~シェイクスピアの旅芸人』
日程・会場:2025年1月25日(土)~2月2日(日) 水戸芸術館ACM劇場
原作:W.シェイクスピア
構成・演出:大澤遊
翻訳:小田島創志
出演:池岡亮介、伊海実紗、伊藤ナツキ、今井公平、西奥瑠菜、八頭司悠友
塩谷亮、大内真智、小林祐介(以上劇団 ACM)
松田洋治
問い合わせ:水戸芸術館 ACM 劇場(10:00~18:00、月曜休館) TEL 029-227-8123
劇場公式サイト:https://www.arttowermito.or.jp/
助成
一般財団法人地域創造
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
企画制作:水戸芸術館ACM劇場
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団

公演公式HP:https://www.arttowermito.or.jp/theatre/lineup/article_4235.html