話題沸騰の≪ふるさと納税≫をテーマにした舞台『のうぜい合戦』。本作は≪ふるさと納税制度≫の功罪を風刺する劇薬ブラックコメディ作品として今年10月30日~11月26日まで東京、大阪、愛知、神奈川の全4都市で上演される。
脚本・演出を手掛けるのは、舞台「文豪とアルケミスト」シリーズ、ミュージカル「ヘタリア」シリーズなど、数々の人気漫画やゲームを原作とした舞台の企画や脚本・演出等を手掛けつつ、近年では「社会派青春ストーリー映画」シリーズ等の監督も務め数々の【社会問題×エンタメ】をテーマにした作品作りに注力している、なるせゆうせい。ただいま、絶賛稽古中!!
物語の舞台は、とある地方自治体、しかも破綻寸前。それをどうにかしたい、市長は起死回生の切り札として「ふるさと納税」を思いつく。そのために猪狩智也(小出恵介)が市長に抜擢される。そのお披露目会見直前のドタバタ、会話から見えてくる「ふるさと納税」の仕組み。彼らの思惑、感情が物語の場面である地方の産業会館のロビーで繰り広げられる。会話とそのリアクションがいちいち可笑しく、会話が進むにつれて”カオス”状態に。コメディなので、笑いが基本。オチは劇場で。
なるせゆうせいより
「世の中の悲劇は喜劇になりうる」みたいなことを世界の喜劇王チャップリンが言ってた気がしますが、今回の作品も風刺たっぷりなブラック喜劇になってます。「ふるさと納税」と聞くと、CMの影響もあってか「魅力な返礼品」とか「節税になる」とかそういうイメージを持ってる方もいるかもしれません。ただ魅力的なものの裏側はどうなっているのか・・。今回の物語は、「ふるさと納税」で地方再生を図ろうとする市とそこに携わる人たちが登場します。そのやり取りの中で色々なものが炙り出されていく痛快ポップなブラックコメディ。果たしてどんな結末が待っているのか・・。
また、主役を小出恵介氏にオファーさせていただきましたが、彼とは実はデビュー前に一緒に舞台を作ってて、そこから、「ごくせん」やら「パッチギ」やらメジャーの第一線で活躍し、色々あって、また再開した経緯があります。多くは語りませんが、お互い芸能界に揉まれて、色んな意味で大人の闘い方を見つけた私たちが、これで何かやってやろうじゃないか、という気合に満ちてることは確かです。どうぞ見に来てやってください。
《あらすじ》
どこの地方も過疎化が止まらない昨今。
「身を切る改革」のフレーズで当選した本橋新市長の自治体も財政が破綻寸前の地方だった。
この衰退を止めるのは、「ふるさと納税」しかない!そう思った市長は、新設した「ふるさと納税」課の担当に、猪狩智也という人物を抜擢する。
猪狩は、かつて「ふるさと納税」で地方再生を成し遂げた再生のプロ。今日は、市内でふるさと納税を始めるべくお披露目会見の日。猪狩の大事な演説が始まろうとしてる寸前、かつて地方再生したはずの市民や、元同僚、施設に入った親父など、予期せぬ人々が集まってきて、事態は思わぬ方向へと転がっていく・・・・。
果たして、大鉈をふったこの政策で、自治体の活性化が図れるのだろうか!?
概要
舞台【のうぜい合戦】
脚本・演出:なるせゆうせい
主催:「のうぜい合戦」製作委員会
公演日程・劇場
2024年10月30(水)~11月26日(火)全4都市上演
《東京公演》CBGKシブゲキ‼
10月30日(水)~11月4日(月祝)
(Wキャスト出演者:緒月遠麻・田村侑久・村瀬文宣・うじきつよし)
《大阪公演》扇町ミュージアムキューブ CUBE01
11月8日(金)~10日(日)
(Wキャスト出演者:緒月遠麻・小坂涼太郎・村瀬文宣・うじきつよし)
《愛知公演》 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
11月12日(火)~13日(水)
(Wキャスト出演者:緒月遠麻・田村侑久・村瀬文宣・うじきつよし)
《神奈川公演》ラゾーナ川崎プラザソル
11月21日(木)~26日(火)
(Wキャスト出演者:あまりかなり・小坂涼太郎・稲葉光・石鍋多加史)
《出演キャスト》
猪狩智也役:小出恵介
宮地健介役:細貝圭
新開光昭役:田淵累生
猪狩典子役:緒月遠麻(Wキャスト)/あまりかなり(Wキャスト)
岸 カスミ役:古畑奈和
岸 あきひこ役:田村侑久(Wキャスト)/小坂涼太郎(Wキャスト)
望月 類役:村瀬文宣(Wキャスト)/稲葉光(Wキャスト)
本橋 徹役:服部ひろとし
猪狩恒吉役:うじきつよし(Wキャスト)/石鍋多加史(Wキャスト)
【公式ホームページ】
https://www.nouzei-stage.com/
【観劇ギフトチケット販売ページ】
https://inveider.stores.jp/items/66d546fa49abed0408f80ae5
【エルタマ企画ページ】
https://yeltama.com/nouzei_stage_202409