映画 まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』初日舞台挨拶 三ツ矢雄二 古希セレモニーも_

物語の舞台となる劇団「まぜこぜ一座」の座長役の東ちづるをはじめ、ほとんどの出演者が本人役の映画「まつりのあとのあとのまつり『まぜこぜ一座殺人事件』」が、10月18日より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。渋谷の劇場では、東ちづる(俳優)、ドリアン・ロロブリジーダ(ドラァグクイーン)、のマメ山田(俳優)、三ツ矢雄二(声優)、齊藤雄基監督による初日舞台挨拶が行われた。

脚本はドラァグクイーンのエスムラルダ。ライター・脚本家・歌手・俳優と多彩に活動。プロデューサーの東と強い想いをエンターテインメントに昇華させた。監督は、CMやMV、ドラマなどを手がける齊藤雄基で自身初の長編映画。

コメント!? というより楽しいトークな登壇者も、、、

東ちづる(俳優)
「本日、初日を迎えることができました。一人でも多くの方に見ていただいて「まぜこぜの社会」が全ての人にとって、居心地がいいんだよ〜。社会も変わるんだよ。しかも、映画が面白いんですよ。ってことを伝えてください」と来場者にまず呼びかけた。そして、「まぜこぜの社会を目指す一般社団法人Get in touch代表として登壇しています。まぜこぜの社会を目指して、アート、音楽、映像、舞台などのワクワクするエンターテイメントを通じて、常に私たちは共に暮らしているんですよということを、見える化、可視化、体現化する活動をしています。」と語り、その一環として今回は映画を制作し、たくさんのキャスト、そしてスタッフの皆様のおかげで成立をしたことを伝えた。

ドリアン・ロロブリジーダ(ドラァグクイーン)
「皆さん、本当に今日は初日足をお運びいただきまして本当にありがとうございます。私が「まぜこぜ一座」に携わらせていただくようになったのが2021年から、ステージを3回ほどご一緒させていただいた。この映画という形でですね、初めて(東)ちづるさんから勧誘ですか、、、もうそれは、矢吹丈に声をかけた丹下段平のようでした。わかりづらいかな (笑)。ここ映画はもちろんゴールではないんですけれども、一つの形になったことでとても感慨深いです。今回は映画というという形をとっているので、ちづるさんおっしゃられたように、舞台は、会場に来ないと、その世界観を楽しめないところもありますが、この映画は、本当にこれから無限に可能性があると思っております。」

三ツ矢雄二(声優)
「はい、本日はご来場どうもありがとうございました。」と挨拶、東からそれだけ?という問いに「何かもう、いっぱい出てまして、いっぱい大変でしたけども、頑張って、お姉をブッコキきました。ものすごく頑張って、お姉にしたんです! 普段はそんなにしてないのにと思っていたら、ドリアンから「いや、普段から出てるわよ」って、、、自分では気がつかないもんですね。」と話を続けようとすると、話を引き出した東から「もう、いいんで、、、」と静止画入り、まるで「笑点」のオープニングのようなやりとり___

マメ山田(俳優)
小柄なマメさんはステージの階段を、はぁはぁと上がりご挨拶「映画はね、そう、楽しかったですね。私が言いたい事、いっぱい喋ってます。あの私、全部本当でございますので、電車は子供料金にしろと」と話し出すと、透かさず東から「そんな、映画じゃ、ないです!」と言いながらも「マメさんがね、障害者ではなくて、その権利はなくって、いろいろなことがあるんですよね。」と伝えた。

齊藤雄基 (監督)
「斎藤裕司です。Get in touchのメンバーでもあります。普段はテレビCMなどの広告の映像を作っています。僕はマイノリティの方が本当にとてもポテンシャルがあるけど、知られてないようなところをきちっと取り上げて、しかもドキュメンタリーで真面目にっていうよりは、エンタメにするみたいなことをやりたいなと、ずっと思い返してみると、子供の頃からずっと思っていました。成長するにつれてだんだん忘れてくるじゃないですか、、、でもCMディレクターとしてある程度のところまできて、改めて自分何やりたいのかなって考えたときにやっぱこうだったんじゃないかなって、、、」そして「オリパラの年の暮れぐらいですよね。ちづるさんに、僕、映像をやっていて、こういうのを作りたいと思ってたんですよっていう話をしたら、、、まさかね、こんなスピードで実際に映画を作るとはと思わなかった」。と語ると、東は「私には社交辞令ないんです! 撮りたいんですって言ったら、撮りたいんだねって。」そうしてこの映画が完成した。

 

初日を迎えトークする、東ちづる(右)、三ツ矢雄二(左)
舞台挨拶では、手話通訳も___

初日舞台挨拶の当日が、三ツ矢雄二が古希となる70歳の誕生日にあたり、お祝いのセレモニーが催された。そのダイジェストをYouTubeにて__

だうんしょうずメンバーの峰尾紗季も、お祝いに駆けつけた。

あらすじ
特性あるプロのパフォーマー集団、まぜこぜ一座は、舞台「歌雪姫と七人のこびとーず」終演後、関係者と共に打ち上げ会場に集っていた。興奮と談笑の中で、座長の東ちづるの楽屋から悲鳴が響く。座員たちが駆けつけると、そこには首を絞められて息絶えた東の姿。
驚愕する座員と関係者。だが楽屋のフロアのエレベーターは使えず、携帯の電波も遮断されていた。「犯人はこの中にいる」と確信するドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダが、義足のダンサー森田かずよを助手に犯人探しを始める。なぜ?誰が?座長 東に憎しみを抱く者なのか? ドリアンが探る中で、座員、それぞれが抱えていた不満が露わになり、事件は思いがけない展開に!


概要
監督:齊藤雄基
出演:東ちづる、大橋弘枝、ダンプ松本、ドリアン・ロロブリジーダ、桂福点、野澤健、マメ山田、三ツ矢雄二、峰尾紗季、森田かずよ、矢野デイビット、悠以 / 石井正則、芋洗坂係長、山野海 (五十音順)
脚本:エスムラルダ
企画・プロデューサー:東ちづる
制作・提供・配給:一般社団法人Get in touch
配給協力:ポニーキャニオン
宣伝:Action Inc.
2024年/日本/92分/カラー/ステレオ

公開情報
東京:ヒューマントラストシネマ渋谷 10/18(金) 〜
東京:キネカ大森 10/18(金) 〜
京都:アップリンク京都 10/25(金) 〜
大阪:テアトル梅田(旧シネ・リーブル梅田) 11/1(金) 〜
香川:ホール・ソレイユ 11/1(金) 〜
神奈川:ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい 11/15(金) 〜
広島:福山駅前シネマモード 11/16(土) 〜
広島:シネマ尾道 11/16(土) 〜
福岡:ユナイテッド・シネマ 福岡ももち 11/22(金) 〜
<small>※詳細は公式WEBにて</small>

東ちづると、三ツ矢雄二 による、⟪特製コメントMOVIE!!⟫

公式サイト:https://mazekoze-matsuri.com

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