立川志の輔師匠の傑作創作落語を舞台化 扉座公演『歓喜の歌』上演

立川志の輔師匠の創作落語の傑作『歓喜の歌』を舞台化!
落語の『歓喜の歌』に描かれているテンポや世界を大事にしつつ、小劇場から大劇場まで手掛ける横内謙介が、演劇ならではの手法をふんだんに取り入れ、「笑いと涙」満載の作品に仕上げ、劇中、最後のコーラスシーンにはその地域で活躍されているコーラスグループの方などが合唱団として出演。
ずさんな会館職員のやらかした最悪のダブルブッキングが、一皿の餃子によって、歓喜のコラボレーションへと変貌してゆく、笑いと涙のミラクル人情噺。

物語
年の瀬も押し迫る12月、冬休みも間近の公民館。そこで働く“主任”と“加藤”は、別々のママさんコーラスグループを同じグループと勘違いし、大晦日のコンサートホールをダブルブッキングしてしまう。 「どうせ素人のママさんコーラスだから」と2組のコーラスグループを同時に出演させようと交渉するが、そんな適当な態度にママさんたちは大激怒。どうしてそんなに怒るのかわからない2人は、その適当さがアダとなり、ほかにも次から次へと問題が発生。 しかし、問題に翻弄されながら、お金・家族・生活など、それぞれの理由を抱えながらもコーラスに情熱をかけるママさんたちの生き様を知っていく。そして、夢も希望もどこかにいってしまっていた2人も少しづつ、自分たちの業務の大切さに気付き始めるのだった・・・ 2人は、無事に“ママさん”たちの「歓喜の歌」を劇場に鳴り響かせることができるのか!? どこにでもいる、ごく普通に生きている人々の小さな夢を、劇作家・横内謙介氏が笑いと涙を交えて人情溢れる物語として描き下します。

<落語 歓喜の歌とは…>
ある年の大晦日に公民館で起きた一つの騒動を、志の輔流の切り口で笑えながらも人情味深く描かれた内容が反響を呼び、志の輔の新作落語の代表作として知られる。2004年の「志の輔らくご in パルコ vol.9」で初演された新作落語『歓喜の歌』では、落語演目が終わるとすぐに高座の後ろ幕が開き、雛壇に並んだ本物のママさんコーラスグループによって『歓喜の歌』が合唱された。

2004年 渋谷PARCO劇場「志の輔らくご in パルコ」にて新作落語として 初演
2008年 渋谷PARCO劇場「志の輔らくご in パルコ」上演

2008年2月 小林薫主演 松岡錠司監督で映画化
2008年9月 大泉洋主演 北海道テレビ放送製作でテレビドラマ化

概要
劇団扉座第78回公演『歓喜の歌』
日程・会場:
海老名
2024年11月24日(日)14:00 海老名市文化会館 大ホール
主催 海老名市文化会館/扉座
東京
紀伊國屋ホール開場60周年記念公演
2024年11月26日(火)~12月1日(日)新宿 紀伊國屋ホール
原作:立川志の輔
脚本・演出:横内謙介
出演
岡森 諦 有馬自由 犬飼淳治 累央 鈴木利典 上原健太 高木トモユキ 新原 武 松原海児 野田翔太 山川大貴 小川 蓮 翁長志樹 彌永拓志 執行巧真 土岐倫太郎 挽田悠誠 守 敦也 中原三千代 伴 美奈子 鈴木里沙 藤田直美 砂田桃子 小笠原 彩 北村由海 菊地 歩 佐々木このみ 大川亜耶 久我音寧

音楽監督・作曲:深沢桂子
編曲:村井一帆

扉座公式サイト:http://tobiraza.co.jp/