アップデイトダンス No.108「ベートーヴェン 神様とにらめっこ」が12月7日より公演。
勅使川原三郎は、2024年8月から毎月、カラス アパラタスでのアップデイトダンスシリーズでの新作公演をつづけている。今年ラストの新作では、勅使川原三郎と佐東利穂子が2月にスイス バーゼル・バレエ団に手掛けた振付プロジェクトに参加したダンサーのオフィーリア・ヤングを招いて創作します音楽への尊敬を込めて、新たなダンスへと向かう新作となる。
コメント
勅使川原三郎
偉⼤な作曲家ベートーヴェンは歴史上類のないほど多岐に渡る⾳楽を⽣み出したことはあまりに有名です。そんな巨⼈の芸術に対して⼀⼈⼀⼈が、どのように踊るのか。そうではなくて、⼀⼈の⾝体が⾳楽を飲み込み、飲み込まれながらどこへ⾏くのか、⾏ってしまうのか、⼀つ⼀つの⽣を追う作品。
そしてベートーヴェンは、神様とにらめっこしているのではないかと、発想した瞬間から何かが激しく動き始めたのだ。⻤かもしれない、いや神様とはなんだ。彼にしか⾒えない神様と考えたら、⾳楽あるいは⾝体がそこに現れてくるかもしれないと思った。作品制作中の現在、強烈な予感と沈黙の轟が遠くから近づいてくる⼀⽇、そして⼀⽇である。
オフィーリア・ヤング
参考映像:Trailer 〈Verwandlung – Teshigawara〉
概要
公演名:アップデイトダンス No.108「ベートーヴェン 神様とにらめっこ」
会期会場:2024年12月7日(土) 〜 12月16日(月) カラス アパラタス (荻窪)
演出/照明 勅使川原三郎 アーティスティックコラボレーター 佐東利穂子
出演 勅使川原三郎、佐東利穂子、オフィーリア・ヤング(バーゼル・バレエ団)
料金:一般 予約 5,000 円 [当日 5,500 円] 学生 2,500 円(学生は予約当日共に)
主催:有限会社カラス 企画制作:KARAS
助成:⽂化庁⽂化芸術振興費補助⾦(舞台芸術等総合⽀援事業(公演創造活動))|独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会