生田みゆき演出 舞台「これが戦争だ」上演

カナダの劇作家【ハナ・モスコヴィッチ】が2012年に書き下ろした珠玉の名作「これが戦争だ」を、2024年に第31回読売演劇大賞優秀演出賞を受賞した生田みゆき(文学座・理性的な変人たち)演出で、演劇公演としての上演が決定。
2018年にITI(国際演劇協会)日本センターの「紛争地域から生まれた演劇シリーズ10」リーディング公演で生田みゆきがリーディング演出を手がけた今作を、今度は演劇公演として同じく生田みゆきの演出で上演。

演出:生田みゆき(文学座・理性的な変人たち)より
私がこの戯曲に出会ったのは2018年、ITI日本センターの「紛争地域から生まれた演劇シリーズ10」リーディング公演でした。
アフガニスタン戦争(2001~2021)当時、最も危険な地域に駐屯したカナダ軍兵士へのインタビューをもとに、暴力が人間の心身にいかにダメージを与えるかを描いた衝撃作です。
今も世界で様々な戦争が続く中で、いつかきちんと上演したいと考えていましたが、今回文学座附属演劇研究所で共に学んだ高草木くんと共に、緊急上演することになりました。
約20年にわたるアフガニスタン戦争で多くの人が犠牲になりました。
そして戦争終結後もPTSDに苦しむ人々は多く、またアフガニスタンでは貧困、自由の抑圧、特に女性の権利の大きな侵害が問題になっています。
この戯曲を手掛かりの一つにしながら、争いが続く世界で私たちに何が出来るのかを考えていけたらと思います。

今回は昨年末のキャストオーディションの末に決定した8名のキャストと、スタッフ情報が公開(Wキャストにて上演、キャスト名は役柄毎に50音順掲載)
※Wキャストのチーム編成は後日発表。

概要
EVIDENT PROMOTION 1st ACT
『これが戦争だ』
作:ハナ・モスコヴィッチ
訳:吉原豊司
日程・会場:4月9日(水)~13日(日) シアター711
出演:
ターニャ役:笹野美由紀/吉野実紗
ジョニー役:塩崎翔太/山下瑛司
ヒューズ役:中山義紘/村岡哲至
アンダース役:井上裕朗/椎名一浩
スタッフ
脚本:ハナ・モスコヴィッチ
翻訳:吉原豊司
演出:生田みゆき(文学座・理性的な変人たち)
舞台監督:原義則(舞台猫乃手)
美術:杉浦充
照明:中島俊嗣(SLS)
音響:丸田裕也(文学座)
フライヤーイラスト:Kei Sonan
宣伝美術:吉永拓
映像撮影・編集:渕上俊介
広報・SNS担当:黒川明日香、荒木乃碧
企画・制作統括:高草木淳一
主催:合同会社EVIDENT PROMOTION
協力:ジェイ.クリップ、地球儀、ビクターミュージックアーツ、PLAY/GROUND Creation、ワタナベエンターテインメント(50音順)

クラウドファンディング実施
※キャンプファイヤーのクラウドファンディングサイトにて実施、詳しくは当公演ホームページをご確認ください。
HP:https://www.evidentpromotion.com/achieve
▽実施期間(予定)
1/13(月)18:00~1/31(金)23:59