『また本日も休診~山医者のうた~』 柄本明 渡辺えり 江口のりこ 佐藤B作 笹野高史 出演 10-11月 明治座にて

那須高原の山奥にある診療所で、医師・見川鯛山が村人たちと繰り広げる日常を描いた『田舎医者』シリーズ。作者である見
川鯛山が実際に体験した出来事をもとに、豊かな自然と人間の営みを描いた本作が2度目の舞台化。
2021年に上演された『本日も休診』から装いも新たに温かさに満ちた当時の人間模様をいきいきと描き出す。
舞台は昭和50年代、那須高原の山里の中にぽつんと佇む小さな診療所。医師の名は見川鯛山、通称「山医者」。彼は、無医村だった土地に「見川医院」を開業し、その生涯を地域医療に捧げる。診察時間は気まぐれで、「本日“も”休診」であることが珍しくもない。村人たちから「ヤブ医者」と揶揄されるものの、貧しい者にも分け隔てなく治療を行い、村の人々に寄り添い続けた。医療に従事する一方で、作家 獅子文六との出会いを機に文筆業を開始し、1964年発刊の『田舎医者』は代表作のひとつ。地方特有の医療事情や、患者との人間関係、医師としての葛藤などを軽妙に書き出したエッセイは、「医療もの」の枠を越え、今なお多くの支持を集めている。
今回の舞台化の主演はテレビや映画、舞台など多方面で活躍し圧倒的な存在感を放つ柄本明。エネルギッシュ且つユーモアにあふれた演技で観客を魅了する渡辺えり、リアリティのある演技に定評があり、幅広い役柄を演じ分ける江口のりこ、作品に柔らかさや深みを与える存在が魅力の佐藤 B 作、味わい深い演技力で観客の心を掴む笹野高史が出演。

概要
公 演 名: 『また本日も休診~山医者のうた~』
会期会場:2025年10月24日(金)~11月2日(日) 明治座 ※地方公演、追って発表
原 作:見川鯛山
脚本・演出:田村孝裕
出 演:柄本明 渡辺えり 江口のりこ 佐藤B作 笹野高史 ほか
料金(税込):S 席(1・2 階席)12,000 円 A 席(3 階席)6,000 円(予定)
問合: 03-3666-6666(10:00~17:00)
主催:明治座
企画・製作: 明治座

公演公式 HP: https://www.meijiza.co.jp/info/2025/2025_10/