1月22日、Mixa HallMixaにて劇団おぼんろの主宰、末原拓馬が贈る舞台公演『末原拓馬奇譚庫(すえはらたくまきたんこ)』が開幕した。
本公演は、橋本真一演じる不思議な訪問者が奇譚庫を訪れるところから始まるオムニバス形式の公演で、おぼんろでの作風とは一風変わった末原拓馬の世界観を存分に楽しめる作品に。
人気と実力を兼ね備えた橋本真一や前川優希に加えて、深いキャラクター解釈で多面的な演技を披露してきた三上俊、劇団おぼんろで長年創作を支え、深い信頼関係を築いている藤井としもり、そして末原拓馬が「自力では生き残ることのできない物語たちを集め、収蔵し、語り継ぐための場所――奇譚庫」という設定のもと、奇譚庫に納められた数々の物語たちを息もつかせぬ勢いで語っていく不思議な空間を演出。
また来場者には、「庫土産」として日替わりの短編音声物語がダウンロードできる「奇譚符札」をお渡し。出演者の声で紡がれる奇譚の欠片。奇譚庫を訪れたあなただけが持ち帰ることのできるこの譚は、あなたが譚守(たんもり)になるための鍵となる。
上演される奇譚の一部を公開!
『悪口屋』
――悪を懲らしめるべく
毒を吐く、その代償――
町の片隅に佇む不思議な店。その毒舌の裏には巨大な影が…。
橋本真一×前川優希の怪演共闘の光る、笑いと皮肉の狂騒劇。
『闘鶏乱舞』
「命の賭け場で、何を守る?誰のために戦う?」
闘鶏場を舞台に、勝者と敗者の物語が交錯する熱狂の一幕。
定められた運命の中で殺し合う鶏たちが見つけ出した「わざと」の選び方。
命がけの闘いの果てに見えるものとは?
全キャストで贈るアクション悲喜劇。
――物語の終焉したとき、あなたは何を感じますか?
『黄色い扉向こうのソウスケ』
「いいか?このことを、今夜絶対に思い出すなよ」
奇妙な都市伝説が織りなす不安と恐怖。呪いの扉を開く勇気はありますか。
末原拓馬奇譚庫とは
本公演では、劇場内を「自力では生き残ることのできない物語たちを集め、収蔵し、語り継ぐための場所――奇譚庫」という設定のもと、奇譚庫に納められた数々の物語たちを5人の俳優たちが息もつかせぬ勢いで語っていく不思議な空間は、観客(庫訪者)に感動ばかりではなく新たな視点と感情をもたらし人生に深い余韻を残します。しかし、ここで語られる物語に触れた人は、もう元の語られる前の自分に戻ることはできない──。それほどに強烈で、心を揺さぶる奇譚が集結します。
<末原拓馬×藤井ともしり 『末原拓馬奇譚庫』対談>
概要
舞台『末原拓馬奇譚庫』
脚本・演出:末原拓馬
日程:2025年1月22日(水)~ 1月25日(土) 全7ステージ
会場:Hall Mixa
出演者:橋本真一、前川優希、三上俊、藤井としもり、末原拓馬
公演問合:
https://www.mixalivetokyo.com/contact/
企画・制作:講談社
主催:講談社
特設サイト:https://hall.mixalivetokyo.com/information/takuma_kitanko/