舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる新たな冒険物語は、世界中で多くの演劇賞を獲得し、好評を博しており、国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を獲得。2022年より開幕した東京公演は総観客数100万人を突破、さらに通算1000回公演を達成。
この度、2025年2月11日(火・祝)~2月24日(月・祝)の期間限定で、560年以上続く「いけばなの根源」である華道家元池坊との初コラボが決定。
「ハリー・ポッター」の舞台であるイギリスでは、バレンタインに大切な人にお花など特別なプレゼントをするのが習わし。
期間中には劇場ロビーに次期家元池坊専好の長男であり、JR京都伊勢丹でのいけばなの展示、日本橋三越本店での写真展、「25ans」や京都新聞での連載など、華道家・写真家として様々な場面で活躍している華道家元池坊 青年部代表池坊専宗氏が特別に本作をイメージし監修した「いけばな」を展示し、この特別な期間に劇場へお越しになる皆様へ愛と魔法をお届け。
「ハリー・ポッター」シリーズに欠かせない「魔法」や、作中にさまざまな形で表れる「炎」などをモチーフにしたいけばなで、非日常の魔法の世界に迷い込んだかのようなワクワクする感覚を味わうことができる。
さらに昨年のハロウィン期間にも登場したフォトスポットがバレンタイン仕様で再登場するほか、ご来場の皆様にオリジナルのメッセージカードを期間限定で配布。劇場内カフェ「THEATER BASE」で販売しているドーナツも、この期間中はバレンタインをイメージしたキュートなドーナツに!
また、赤坂エリアにあるグッズショップ「ハリー・ポッター マホウドコロ」でもいけばなの展示を行い、お得なチケットキャンペーンも実施。
華道家元池坊について
聖徳太子の創建と伝わるいけばな発祥の地、京都の六角堂(頂法寺)。境内の池のほとりに住む代々の住職が朝夕仏前に花を献じており、いつしか池坊(いけのぼう)と呼ばれるようになりました。室町時代前期の文献に池坊の花が京都中の評判になったとあり、この記録から数えて560年以上の歴史となります。室町時代後期には池坊専応がいけばなの理念を確立。その理念とは、草木の生きてきた背景、命の輝きを重視するもので、池坊は満開の花ばかりが美しいのではなく、未来を感じさせる蕾、雨露風雪により朽ちた枝葉にも美しさを見出します。現在の家元は四十五世池坊専永。仏前供花は、鑑賞の花、おもてなしの花となり、脈々と現代に息づいています。
池坊専宗氏より
2月、バレンタインデーをはさんですこし春の暖かさも感じはじめるころ、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』と華道家元 池坊のコラボレーションがついに実現します。ハリー・ポッターの世界は私も小さいころからどっぷり浸かっていたので、この掛け合わせはひとりのファンとしても楽しみです。いけばなはずっと昔に生まれた道の世界ですが、花を生けることを通して、自分や周りの大切な人たちへの気持ちを見つめ直したり届けていきます。それは、ハリーの世界でもきっと一緒ですよね。舞台ではお父さんになったハリーの、またアルバスやスコーピウスの等身大の悩みやそれを乗り越える喜びが描かれています。花もハリーも奥深く広大な世界、ぜひこの機会に両方のつながる物語を体験して、たくさん楽しんでください。
概要
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
日程・会場:上演中~2025年6月26日(木) TBS赤坂ACTシアター
上演時間:3時間40分 ※休憩あり
主催:TBS ホリプロ ATG Entertainment
特別協賛:東海東京フィナンシャル・グループ
With thanks to TOHO
In association with John Gore Organization
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』公式Webサイト
https://www.harrypotter-stage.jp