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ヒラタオフィスとタカイアキフミが主宰をつとめるソロプロデュースユニット TAAC(ターク)がタッグを組む
ヒラタオフィス+TAAC。前作『not only you but also me』では多様性が謳われる昨今の社会に潜む「境界線」をテ
ーマに新作公演を上演し好評を博し、それを受けて第2弾公演の上演が決まった。今作は、「遺体ホテル」を舞台にした物語。⾼齢化社会が進み多死社会を迎えた⽇本において、この時代だからこそ⽣まれた場所にフォーカスを当て【いま】を切り取り描きたいと考えています。誰しもひとつはあるであろう「○○さえなければ」をトリガーに濃い⼈間ドラマを。また、 『さえなければ』のビジュアル、そして作・演出のタカイアキフミと出演者のコメントを公開。ビジュアルには、3 名の男性(遠藤健慎、福崎那由他、永嶋柊吾)が佇んでおり、⻑⽅形状の“なにか”が彼らの顔の⼀部を隠しており、それぞれの⼈⽣に降りかかり、抗っても消し去ることのできない存在を提⽰。
公演ごとに同志の表現者に声をかけ、他では観ることのできないような魅⼒的なキャスティングが毎回話題になるヒラタオフィス+TAAC、映画『恋い焦れ歌へ』では 1000 ⼈の中から抜擢され、以降、映画『こん、こん。』で主演を務めるなど映像を中⼼に活動しており今回が初舞台となる遠藤健慎。NTV『最⾼の教師 1 年後、私は⽣徒に■された』や⼤河ドラマ『光る君へ』、演劇『ライチ☆光クラブ』2025 やデカローグ 5『ある殺⼈に関する物語』など話題の映像・演劇作品に⽴て続けに出演している福崎那由他。前作『not only you but also me』で主⼈公である⼥⼦⾼校⽣を演じ唯⼀無⼆の存在感を⽰し、映画「福⽥村事件」などの映像作品も記憶に新しい伊藤歌歩。映画『爽⼦の衝動』で主演を演じ注⽬を集め、現在さまざまな作品で声が掛かり多⽅⾯で活躍中の古澤メイ。⾃⾝が主宰する劇団「ハイワイヤ」では作・演出を⼿掛け、劇団かもめんたる、かわいいコンビニ店員飯⽥さん、ろりえなど、話題の劇団に出演する⾼畑裕太。舞台だけでなく、連続テレビ⼩説『おむすび』や TX『それぞれの孤独のグルメ』などの映像作品でも幅広く活躍し、TAAC 作品には 5 度⽬の参加となる永嶋柊吾、芸達者が集まった。
作・演出 タカイアキフミ コメント
「なにを⾷べるかではなくて、だれと⾷べるか」とよく⾔われますが、演劇も「なにをつくるかではなくて、誰とつくるか」な気がしてきました。今までご⼀緒して強く信頼している役者・スタッフとともに共創できる今回が楽しみでなりません。そこに初舞台の遠藤健慎さん。作家・演出家冥利に尽きます。⽣と死、罪と罰、嘘と誠、⽩と⿊、そんなこの世の様々をない混ぜにしてやろうと思っています。
出演 遠藤健慎 コメント
直感で、舞台に⽴ちたいと思いました。今まで避けて通ってきた物に今⽴ち向かえる理由は未だわかりませんが…。
ただ、⽴ち向かうに当たって、⾃分がまだ未熟で、⼈間としても、俳優としても何も勝ち得ていない事を理解しました。⾃分にとってこの作品は、スタートラインだと認識しています。何よりもありがたいのは、周りのメンバーに恵まれた事です。彼らが⼀緒にいてくれるなら、⾯⽩い物をお届けできそうです。何卒。
出演 福崎那由他 コメント
ヒラタオフィス+TAAC「さえなければ」に出演させていただきます、福崎那由他です。作・演出のタカイさんとは「GOOD BOYS」ぶりにご⼀緒させていただきます。「GOOD BOYS」からちょうど 2 年、⾃分なりに得てきたことがこの作品で活かせたらと思っております。もどかしさも楽しんで、皆様の⼼に残るモノになるよう、できることを精⼀杯やりきります。
出演 伊藤歌歩 コメント
TAAC の公演に参加させていただくのは早くも 2 回⽬ですが、またタカイさんの繊細な世界に素敵な共演者の皆さまと⼀緒に触れられるのかと、今からワクワクしています。 今回もまた、現代を⽣きる⼈々のすぐそばにある、無視することはできない問題に触れていく稽古時間になりそうなので、覚悟して、こちらも繊細に向き合っていきたいと思います。楽しみです。
出演 古澤メイ コメント
実は久しぶりの舞台です。少しどきどきしています。「さえなければ」。タイトルだけみると無限に広がるそれぞれがあると思いますが、私たちはこのタイトルから何を⾒出すのか、どんな作品になっていくのか、とても楽しみです。またタカイさんとご⼀緒できる事や、⼼強い共演者の中でお芝居が出来る事に感謝し、誠実にこの作品と向き合っていきたいと思います。是⾮楽しみにしていてください。
出演 ⾼畑裕太 コメント
昨年に初めて TAAC に参加した『静かにしないで』は俳優を志した時からの旧友 3 ⼈で挑みました。今回もまた魅⼒的なメンバーが集まっていてとても楽しみな公演です。今作では「遺体ホテル」を題材に、誰しもにある⼼の歪みが深く渦巻いていく過程を描きます。どっぷりとタカイさんの描く世界に浸かっていけるように全⾝全霊で臨んでいきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
出演 永嶋柊吾 コメント
永嶋柊吾です。⽣活を営みつつたまにお芝居をしていて、舞台を特に好んでいます。その舞台、最近はここ、TAAC に参加することが多めです。そして、かつてこのチームで⼀緒に芝居をしたり、縁がつながったりしたみんなとまたお芝居を作れることになりました。とても幸せなことです。 軽やかに、真摯に、あなたに伝えることができますように。
イントロダクション
ある住宅街で、⾃治体による遺体ホテルの運営が始まった。現在もなお、職員と施設に反対する近隣住⺠の間で、
侃侃諤諤の論争が繰り広げられている。そんなある⽇、1 体の遺体の⾏⽅がわからなくなって…。
※遺体ホテルとは・・・⽕葬や葬儀までの間、故⼈を安置するための場所。近年、多死社会・⽕葬場不⾜などによりその需要が⾼まっている。
概要
日程・会場:2025 年3⽉5⽇(⽔)〜3⽉ 12 ⽇(⽔) 全 11 ステージ サンモールスタジオ
作・演出:タカイアキフミ
出演:遠藤健慎、福崎那由他、伊藤歌歩、古澤メイ、⾼畑裕太、永嶋柊吾
舞台美術:稲⽥美智⼦ ⾳楽:髙位妃楊⼦ ⾳響:⾕井貞仁 照明:南⾹織 宣伝・舞台⾐裳:藤崎コウ
イチ 舞台監督:井草佑⼀ 演出助⼿:平野広⼤ 宣伝美術:藤尾勘太郎 宣伝・舞台写真:岩本幸⼀郎
宣伝ヘアメイク:⽥坂たかえ WEB 制作:⽴花裕介 制作:上鶴徹 プロデューサー:松本治朗
協⼒:アミューズ、Collage Sound、コバルトピア、STAND FLOWER、⻘年座映画放送、チーズ film、ハイ
ワイヤ、LICHT-ER[50 ⾳順]
企画・製作・主催:合同会社 TAAC、株式会社ヒラタオフィス
公式サイト:https://www.taac.co/sae