ついに舞台で“リボーン!”『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE 開幕!

原作は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された天野明による漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』。テレビアニメやゲーム、ノベライズなどのメディアミックスも多くされており、テレビアニメは放送10周年を迎えた2017年に数多くのイベントが企画されるなど、現在も人気が衰えない大人気作品。

その大人気作品がついに舞台化。演出・脚本を「劇団鹿殺し」代表の丸尾丸一郎、音楽を同劇団のオレノグラフィティが務め、リボーン役にはアニメでも声を担当していたニーコが舞台版にも出演。その他にも、ツナ役の竹中凌平、六道骸役の和田雅成、雲雀役の岸本勇太、ランボ役のKIMERUなど、今、2.5次元舞台を中心とした作品で活躍中の若手俳優が集結している。

舞台版は原作の日常編と黒曜編までが描かれている。日常編では、ツナとリボーンの出会い、学園生活&ボンゴレファミリーへのスカウトといったストーリーを、ニーコが「作品のスパイスとなっているギャグと、色々な小ネタも楽しんでほしい」と挙げた原作同様のギャグを中心に展開。黒曜編では、六道たちとツナたちによって、本作の魅力の1つでもあるカッコイイ個性的なバトルが繰り広げられる。

キャストの中でもやはり、身も心も全てリボーンになったニーコが特に秀逸。ニーコの声を聞くだけで、あの『REBORN!』の世界がよみがえる。他の役者たちからも、原作をリスペクトしていると感じさせるビジュアルと演技によって、大人気作品の世界観を壊さないようにという心意気を感じさせる、そんな2.5次元舞台となっている。

また、本作では映像演出も注目ポイント。「死ぬ気弾」による「死ぬ気の炎」や、獄寺のダイナマイト、六道の「六道輪廻」など、リアルの演者たちと融合させた映像演出がアクションやバトルをより迫力あるものへとしている。

2.5次元舞台を中心とした作品で活躍中の若手俳優が集結し、大人気作品に「死ぬ気」で挑んだ本作を、ぜひ劇場で観てほしい。また、10月6日(土)には全国各地の映画館でライブ・ビューイングが開催される。さらに、本公演を収録したBlu-ray&DVDが2019年2月20日(水)に発売決定。ライブ・ビューイングおよびBlu-ray&DVDの詳細は公式HPを参照。

なお、ゲネプロ前の囲み会見にはニーコ、竹中凌平、桑野晃輔、山本涼介、岸本勇太、和田雅成の6名が登壇し、出演が決まった時の感想などを語った。

ニーコ(リボーン):アニメの時もリボーン役の声優をやらせて頂いていて、私にとっても声優デビュー作だったので、特に思い入れのある、すごく大事な作品です。アニメと原作の漫画が終わった後も、またいつかこの作品がどういう形でも復活したらいいなと思っていたら、「舞台化します!」と電話がきたんです。その時、まさに“リボーン(復活)!”と叫びました。またリボーン役をやらせて頂ける、さらに今度は身も心も全てリボーンになりきれるということが、ものすごい喜びでした。長年のファンの方も、初めての方も、舞台の魅力は生の空気をスタッフ・キャスト・お客様と一緒に吸うことだと思うので、一緒に楽しんでほしいです。

竹中凌平(沢田綱吉):僕は連載時の漫画をタイムリーに読んでいたので、「沢田綱吉役が俺でいいのかな?」というのをまず思いました。あとは、死ぬ気になった時のパンイチとか、リボーンとかランボとかイーピンをどう舞台で表現するのかなという期待が湧きました。今回、初の舞台化ということで、劇場と映画館のお客様と一緒に『REBORN!』の世界観を楽しめればと思います。

桑野晃輔(獄寺隼人):この役を頂いた時に、自分への期待感と勝負できる役だなと感じていました。今回は死ぬ気で役作りに取り組んだつもりです。そして、僕も学生の頃から大好きだった作品にこういった形で携われることが本当に嬉しくて、そういった高揚感もいっぱいあります。実際に舞台になって形になっていくうちに、それが手ごたえになってきて、このカンパニーで良かったと思っています。

山本涼介(山本武):僕も原作の漫画を学生時代からずっと読んでいました。演じる山本武は原作の中でも1番好きなキャラクターで、すごく嬉しかったです。名字も一緒なので、すごく縁を感じています。大好きなキャラだからこそ、一生懸命に演じないといけないなという思いがあります。原作やアニメとはまた違う、人間が演じる生の『REBORN!』の世界を肌で感じてもらって、楽しんで下さい。

岸本勇太(雲雀恭弥):まず舞台化と聞いただけで、ワクワクしました。原作の世界を3次元で、どのように表現するのかが楽しみでした。雲雀恭弥という役は原作でも人気のキャラクターですので、プレッシャーも感じてはいたんですけど、僕にしかできない雲雀をやろうと思いました。想像しているものよりも、きっと楽しめると思いますので、ぜひ遊びに来て頂ければと思います。

和田雅成(六道骸):今までに演じたことのない役と言いますか、新しい扉をしっかり開かないと、この役としっかり向き合えないと思いました。最初に役をもらった時はプレッシャーをかけられつつも、「おまえにこの役を任せたぞ」と言ってくれる人がいたような気がしました。それにしっかりと応えていきたいと思って、この作品に向き合ってきました。

【概要】
タイトル:『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE
<公演日程・会場>
東京:2018年9月21日(金)~30日(日) 天王洲 銀河劇場
大阪:2018年10月3日(水)~6日(土) メルパルクホール大阪
原作:天野明『家庭教師ヒットマンREBORN!』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
演出・脚本:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
音楽:オレノグラフィティ
<キャスト>
リボーン:ニーコ
沢田綱吉:竹中凌平

獄寺隼人:桑野晃輔
山本 武:山本涼介
笹川了平:上杉 輝
ランボ:KIMERU
雲雀恭弥:岸本勇太
六道 骸:和田雅成

城島 犬:椎名鯛造
柿本千種:稲垣成弥
M・M:平山りの
ランチア:川上将大
笹川京子:伊藤優衣
三浦ハル:永島聖羅
ビアンキ:豊田真希
フゥ太: 熊谷魁人

舞台公式サイト:https://www.marv.jp/special/reborn-the-stage/

舞台公式twitter:@stage_reborn

©天野明/集英社
©『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE製作委員会

取材・文:櫻井宏充