
iakuの新作『はぐらかしたり、もてなしたり』が開幕、7月6日までシアタートラムにて。
コメント 横山拓也より
今までのiakuと作風が違うと思われるかもしれません。稽古場からずっとそのことを気にしていましたが、初日を終えてもよくわかりません。いつにも増して緊張しています。だけど、今この作品をつくることができて大満足です。舞台美術が立体アート的で、セリフがほとばしっていて、俳優の魅力が満載。iakuの「ラブコメ」をぜひ楽しんでください。
イントロダクション
妻が2年ぶりに帰ってきた。ほとんど何も言わずに出ていった彼女。若い頃に良くしてくれた上司が大病を患ったと知り、その最期をお世話して、見届けてきたという。もうこの家には帰ってこないと思っていた。こちらも2年の間に色々とあって、その色々について話さなくてはならない。たとえば、猫のことや、家のこと。そして、愛のことも。
昨年から今年にかけて、第27回鶴屋南北戯曲賞、第59回紀伊國屋演劇賞(個人賞)を受賞した横山拓也が、これまでのiakuとは一風変わった趣向で作劇し、「愛情」の本質に迫る。
概要
iaku『はぐらかしたり、もてなしたり』
日程・会場:6月27日(金)~7月6日(日) シアタートラム
作・演出:横山拓也
出演:
瓜生和成(小松台東)、近藤フク(ペンギンプルペイルパイルズ)、異儀田夏葉、竹田モモコ(ばぶれるりぐる)、富川一人(劇団はえぎわ)、井上拓哉、高橋紗良、小林さやか(トローチ)
地方公演
大阪:7月12日(土)〜13日(日) 吹田メイシアター 中ホール
四日市:7月20日(日) 四日市市文化会館 第2ホール
豊橋:8月2日(土)〜3日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
公式HP:http://www.iaku.jp/
撮影:木村洋一