
『滝沢家の反乱』は、1994年に蟬の会により初演。加藤健一事務所では2011年に加藤健一プロデュース100本記念として初演、以降、2015年、20年(地方公演のみ)に上演。
今回が4回目の再演。波瀾万丈な日常を抱えながらも、粘り強く大作を書き続けようとする、滝沢馬琴の物書きとしてのロマン。
STORY
文政十年(1827年)。
『南総里見八犬伝』執筆中の滝沢馬琴の息子・宗伯のもとに嫁いできたお路。
高名な先生のお家と安心しきっていたけれど、そこはとんでもない家だった!!
一癖も二癖もある滝沢家の人々とのしっちゃかめっちゃかな毎日の中で、読み書きのできなかったお路が、目を患った馬琴に文字を教わりながら『八犬伝』を脱稿へと導く―。
厳格な義父・馬琴との想定外でめまぐるしい生活のなかでも、健気に努力するお路の姿に心打たれる人が続出!
風間杜夫と高畑淳子は滝沢家の異様さを声だけで見せつけ話題に。
「馬琴日記」をもとに描かれた評伝劇を、笑って泣けて、日本人の心に染みわたるカトケン版でお贈りいたします。
概要
日程・会場:2025年7月1日(火)~7月4日(金) かめありリリオホール
ツアー:2025年7月~8月 長野県演鑑連例会、中国地区演鑑連例会
作:吉永仁郎
演出:加藤健一
出演:加藤健一 加藤 忍 (声の出演:風間杜夫 高畑淳子)
公式サイト:http://katoken.la.coocan.jp/121-index.html
舞台撮影:石川純