劇団おぼんろ『ラルスコット・ギグの動物園』日替ゲストも_9月

劇団おぼんろ 第26回本公演『ラルスコット・ギグの動物園』が、9月11日~9月20日に Mixalive TOKYO. Theater Mixaで上演。この舞台は、2020年に「ひとりしばい」で公演し話題を呼んだ短編の同名舞台をもとに、劇団おぼんろの公演となる。

物語は二つの視点で描かれる二本同時上演で、劇団員の末原拓馬、さひがしジュンペイ、わかばやしめぐみ、高橋倫平に加えて、井俣太良(少年社中)、塩崎こうせい、そしておぼんろ初出演で「ひとりしばい」では虎のガラを演じた佐藤拓也が出演。
そして物語の鍵を握るカラス役には、萩谷慧悟(7ORDER)、荒牧慶彦、泰江和明、石川凌雅、横井翔二郎、菊池修司、福圓美里、前川優希、鈴木拡樹(出演日程順)という豪華俳優陣が日替わりゲストとして出演。そして、「ひとりしばい」でクレバオーヌを演じた下野紘が、声の出演として本公演に参加。あらすじ
「命を嫌いながら、命を集めてつくった園。」

昔々・・・はたまた未来かあるいは現在か・・・
猛獣を恐れ、管理と秩序に支配されたチノイという都市がありました。
その周りに広がる果てしない荒れ地ラガキナ
――その片隅に残酷なギグという青年がいました。彼はただ一人の親友ラルスコットと共に「人間」として認められる日を夢見て生きています。

ある日、金色のヘビが現れてささやきます。
「命を連れ、街へ行け。見世物にするのだ――」
けれど、その背後には、
魂を喰らうという〈カラス〉の影が忍び寄っていました――。

命を憎んだ青年が、命と生きた、
ちょっと不思議で、すこしだけ怖くて悲しくて
それでもとても、綺麗であたたかい物語。

コメント
脚本・演出 末原拓馬

この物語は、僕や僕ら、あなたを含める「僕ら」の心を解放して、ああ、まだまだこれから長く生きていくんだぞという覚悟と決意を新たにする場所でありたいんだ。この作品創りや本番の時間は「僕ら」にとって最新の青春時代であって、これから何十年もかけて値打ちもののビンテージ極まる上等な思い出となるはずだ。この物語への冒険を通して僕らは、僕らの心のなかにある痛い気持ちに打ち克つ大きな歌声を手に入れてみせる。そして、これからも悲しいときはしっかり声を上げて泣ける強さを、どうかもう一度取り戻したいと思っているのです。

 

日替 ゲスト
<タイムテーブル>
9月11日(木) 18:30 ☆ 萩谷慧悟(7ORDER)
9月12日(金) 18:30 ☆ 荒牧慶彦
9月13日(土) 13:00 ☆ /18:00 ☆ 泰江和明
9月14日(日) 13:00 ★/18:00 ★ 石川凌雅
9月15日(月祝) 13:00 ★/18:00 ★ 横井翔二郎
9月16日(火) 休演日
9月17日(水) 13:00 ★菊池修司 /19:00(謝肉祭)
9月18日(木) 13:00 ☆ /18:30 ☆福圓美里
9月19日(金) 13:00 ★/18:30 ☆(収録予定) 前川優希
9月20日(土) 11:00 ☆ /15:00 ☆ 鈴木拡樹
概要
タイトル:劇団おぼんろ 第26回本公演『ラルスコット・ギグの動物園』
会期会場:2025年9月11日(木)~9月20日(土) Mixalive TOKYO. Theater Mixa
作・演出:末原拓馬

WEB:https://www.obonro-web.com/obonro26th