TVアニメ・舞台『pet』プロジェクト始動!アニメ・舞台共に主演は植田圭輔!

三宅乱丈「ペット リマスター・エディション」のテレビアニメ化は今年の3月にすでに発表となっているが、9月24日、このアニメと舞台のプロジェクト発表会が行われた。

「ペット」は他者の脳内に潜り込み、記憶を操作することができる特殊能力を持った“ペット”と呼ばれる少年たちの生き様を描くサイキックサスペンス。週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載され、2009年にはエンターブレイン(現KADOKAWA)より改稿・描き下ろしを加えた全5巻の「リマスター・エディション」が刊行。監督は「デュラララ!!」の大森貴弘。シリーズ構成は「夏目友人帳」で大森監督とタッグを組んだ、村井さだゆきが務める。アニメーション制作は「虐殺器官」「刻々」のジェノスタジオが担当。

イベントの幕開きは植田圭輔の語りから始まる。映像演出もあり、会場は静寂に、観客は「pet」の世界へと誘われる。それから発表会が行われた。MCはニッポン放送の吉田尚記。まず、MCより作品の説明があった。それから、まず、舞台版のキャストが登壇した。主演の植田圭輔は舞台、アニメ両方でヒロキを演じる。そして谷佳樹、荻野崇が登壇、会場は大きな拍手に包まれた。それからスクリーンにて作品の解説、あらすじが映し出され、MCとキャストのトーク、それぞれが演じる役柄についてのコメント。ちなみに作品のキャッチコピーは『分かち合う記憶、奪い合う心』、なかなかに深い言葉である。また、作品に登場する用語などの解説もあり、それについての楽しいトーク、掛け合いが繰り広げられた。
それから、舞台情報、なんとアニメに先駆けて12月に草月ホールにて公演、そして年明けの2019年にも!12月のサブタイトルは『壊れた水槽』、2019年のは『虹のある場所』となる。


舞台に関する情報が一通り終わったところで、アニメ版のキャストが登壇、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。意気込みを語ったが、谷山紀章は原作ファン、かなりの思い入れの様子。それから、なんと、声優陣による「pet」、音楽とセリフで!ほんの少しであったが、作品のイメージも湧いてくる流石な演技。
2019年のアニメ版も楽しみだ。


ここで時間も押し迫り、舞台版のチケット情報が発表になった。
チケット情報、および公式HP、Twitter情報は以下の通り。
【チケット販売情報】
<チケット情報>
全席指定 プレミアム席:¥9,500(税込み) ※限定非売品グッズ付き 一般席 :¥7,500(税込み)
[キャスト先行販売]本日(24日)より、舞台「pet」の出演キャスト(植田圭輔、桑野晃輔、谷佳樹、萩野崇)のキャスト先行抽選受付を開始。 それぞれ受付方法が異なるので、詳細は各キャストの公式 Twitter やブログなどをご確認ください。
[抽選エントリー期間]
2018 年 9 月 24 日(月・祝)12:30 〜 2018 年 9 月 30 日(日)23:59
[LEncore 先行・プレリクエスト先行販売(取り扱い:ローソンチケット)]
[抽選エントリー期間]
2018 年 10 月 9 日(火)12:00 〜 2018 年 10 月 15 日(月)23:59

【公式HP・公式Twitter情報】
情報公開にともない、公式ウェブサイトがリニューアル。TV アニメ・舞台両方の最新キービジュアルが見れる!
さらに公式 Twitter では、9月25日から4日間、舞台キャストの皆さんからのスペシャル動画が投稿される。舞台キャストの寄せ書きサイン色紙が当たるプレゼントキャンペーンもスタート、この機会に「pet」公 式 Twitter をフォロー、応募しよう!
「pet」公式サイト:http://pet-anime.com
「pet」公式 Twitter: https://twitter.com/pet_anime

【役柄解説&キャストメッセージ】

[ヒロキ]
金魚の「イメージ」を持つ記憶操作能力者。司の「ペット」。絶えず、司のことを一番に考えており、いずれは司と2人で真っ当な暮らしをしたいと思っている。

<TV アニメ CV・舞台 主演:植田圭輔さんからのメッセージ>
この作品は独特の世界観なので、舞台版でどのような表現ができるかとてもワクワクです。 12 月の舞台から来年のアニメへと、⻑いスパンで『pet』をお楽しみ下さい。 ヒロキを演じる唯一の人間としてしっかりその責任を果たしたいと思いますので、まずは劇 場にてお会いしましょう!
[司]
水の「イメージ」を持つ記憶操作能力者。「会社」内で蔑視されがちな「ペット」において、のし上がりたい野心を持っている。

<舞台キャスト桑野晃輔さんからのメッセージ>

心の中を揺さぶられる、シリアスでスリリングな作品になりそうです。主演の植田さんはじめ、 素晴らしいキャストの皆様と共に、舞台「pet」を創り上げていけたらと思います。司を演じ、 作品の中で生きる姿を見て頂ける事を楽しみにしています。劇場でお会いしましょう。

< TV アニメ CV:谷山紀章さんからのメッセージ>
僕自身もそうなので原作ファンのアツすぎる想いとか分かります。 アニメ化して良かったと思ってもらえるように全力を尽くすだけです。 自分なりの「司」というよりはおそらく皆が思い描いているであろう「司」像の最大公約数 はこうだろうな的なアプローチで演じてみたいです。がんばります。
[悟]
ドアの「イメージ」を持つ記憶操作能力者。林の「ペット」であり、彼の事を非常に慕っているがもう2年会えていない。林が不在の間は、桂木と仕事をこなしている。

<舞台キャスト:谷佳樹さんからのメッセージ>
「pet」。きっと 2.5 次元特有のキラキラが降り注ぐような作品では無く、人間の行動や思 惑、汚い部分などがたくさん描かれると思います。ドロドロしたような重い作品をしっかり とお届けしたいと思います!皆様お楽しみに!!
<TV アニメ CV:小野友樹さんからのメッセージ>
どんなアニメーションになるのか、どんな収録になるのか、僕自身も楽しみにしています。 公開されている PV の雰囲気も、ヒントになるのでしょうか…?どうぞオンエアまで、今し ばらくお待ちください!
[林]
風の「イメージ」を持つ記憶操作能力者。
「ヤマ親」の始まりであり、「会社」の一員だが、その消息は不明。

<舞台キャスト:萩野崇さんからのメッセージ>
プロデューサーやなるせゆうせいさんを始め舞台化にあたり素晴らしいスタッフが、また植田圭輔君はじめ素敵な俳優陣が「pet」の世界観を表現することに、とても刺激的な挑戦を楽 しんでいるなと、スチール撮影の段階でも強く感じました。 原作のたくさんの魅力を舞台版でも一層感じて頂けるよう励みます。どうぞ楽しみに劇場ま で足を運んで頂けたらと思います。
<TV アニメ CV:加瀬康之さんからのメッセージ>
皆さんをドップリと「pet」の世界に連れて行きましょう・・・。 という意気込みで、作品を作っていきたいです(^^) 楽しみに待っていて下さいね!

<あらすじ>
人の意識に潜り込み、記憶を自在に操る特殊能力を持った主人公「ヒロキ」、「司」、「悟」たちは、「会社」と呼ばれる中 国マフィアによって管理される日々を送っていた。 pet(ペット)と呼ばれた彼らは、組織のために要人の記憶の改ざんを仕事として課され、時には記憶の破壊により人を 廃人に追い込む任務を強いられる事もあった。 それでも「ヒロキ」は、パートナーである「司」と一緒に居るだけで幸せだった。 一方、「悟」は消えた「林」を探し求めていた。 そんなある日、「ヒロキ」が抱いた小さな疑念をきっかけに、運命に翻弄される彼らのドラマが始まる──。

【作品情報】

[TVアニメ ]


<スタッフ>
原作:三宅乱丈『ペット リマスター・エディション』(ビームコミックス/KADOKAWA 刊) 監督:大森貴弘 / シリーズ構成:村井さだゆき / キャラクターデザイン:羽山淳一 制作:ジェノスタジオ / 製作:ツインエンジン
<キャスト>
ヒロキ:植田圭輔 / 司:谷山紀章 / 悟:小野友樹 / 林:加瀬康之

[ 舞台 ]

舞台「pet」−壊れた水槽−
2018 年 12 月 5 日(水)から 12 月 9 日(日)
草月ホール(東京・赤坂)にて開催!
舞台「pet」−虹のある場所−
2019 年公演予定!
<スタッフ>
原作:三宅乱丈『ペット リマスター・エディション』(ビームコミックス/KADOKAWA 刊)
協力:TVアニメ「pet」
総合監修:なるせゆうせい
演出・脚本:伊勢直弘
制作:オフィスインベーダー
製作:舞台「pet」製作委員会
<キャスト>
ヒロキ:植田圭輔 / 司:桑野晃輔 / 悟:谷佳樹 / 林:萩野崇
{イントロダクション }
分かち合う記憶、奪い合う心
人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。 彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。 人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕(むしば)んだ。 彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。
彼らは恐れと蔑みから pet(ペット)と呼ばれた。
[ウェブサイト・SNS ]
公式サイト: http://pet-anime.com
公式 Twitter :https://twitter.com/pet_anime
<コミックス情報>
⻤才・三宅乱丈の代表作『ペット リマスター・エディション』
コミックス全5巻 好評発売中!

アニメ「pet」: ©三宅乱丈・KADOKAWA/ツインエンジン
舞台「pet」: ©三宅乱丈・KADOKAWA /舞台「pet」製作委員会

取材・文:Hiromi Koh