舞台『チ。―地球の運動について―』窪田正孝, 森山未來 etc コス写 , キービジ, PV 到着

「チ。―地球の運動について―」は、2020年に「ビッグコミックスピリッツ」で連載開始、「マンガ大賞2021」では第2位、「第26回手塚治虫文化賞マンガ大賞」受賞。NHK-Gにて放送され最終回を迎えたばかりのアニメ作品も話題となった。
舞台化の演出は、日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』や百鬼オペラ『羅生門』を手がけてきたアブシャロム・ポラック。脚本は長塚圭史、音楽に阿部海太郎、振付にエラ・ホチル。出演は、窪田正孝、三浦透子、大貫勇輔、吉柳咲良、吹越満、成河、森山未來など芝居だけでなく身体能力も高い俳優陣。


「星」MV

ソロビジュアル コメント(コメ 再掲)

■窪田正孝(オクジー役)
オクジーは現代を象徴するキャラクターだと感じました。
まるでカルマの様に時代や社会の教えに頭を押さえつけられていて、本当の自分を見えなくさせられている。
この地球に、一度きりの人生に、生きていることに未だ感動できていない。
彼のどこまでも真っ直ぐな眼を通して、この地球の感動を観客の皆さんに届けられたらと思います。
■三浦透子(ヨレンタ役
いま私が在る、自由に学び考えられるこの社会は、彼女のような女性の戦いの歴史の上に存在しているのでしょう。ヨレンタという尊い人物を演じることに大きな責任を感じています。ただただ学びたかった、学ぶことが好きだった少女が、地動説を愛し、命をかけるにまで至ったその人生を、どこまでも深い思考と心を、誠実に演じたいです。
■大貫勇輔(グラス役など)
グラスの生き様死に様を、全身を思いっきり使って、繊細に大胆に演じたいと思います。
今の段階ではどんなものになるのかわからなすぎるのですが、
素晴らしいキャスト、スタッフ、皆と良いクリエイティブな時間を過ごし、
今まで観たことのないような世界を皆様におとどけできるよう、精一杯楽しみます。
■吉柳咲良(ドゥラカ役など)
ドゥラカは、この物語において”学問の外側にいた者が核心に触れていく”存在だと思っています。
「あなたたちが計画を引き継ぐなら、私は想いを引き継ぐ」というセリフにも表れているように、彼女は冷静で観察力に優れ、大人びた一面を持ちながらも、情に厚く、人間味にあふれた人物です。
そして一貫して感じるのは、彼女の強さです。
過酷な環境の中で”生き抜く”ために、信念を持ち続けている。
その芯の強さを大切に、丁寧に演じていきたいと思います。
吹越 満(アントニ役など)
先日、チラシ・ポスター用なのかな、写真やあとなんか動画の撮影をしました。まだ、舞台がどういったものになるのか分かっていないのですが、宣伝は大切ですから、、。
衣装が用意されていましたがそれは実際の舞台で着るものではないのでしょう。
と、今の段階の脚本を読ませてもらいましたが、まだ、決定ではないのだそうです。舞台装置などの指示はなくほぼ場面と台詞だけの本でした。。
僕がやるのはアントニと他いくつかの役だそうです。 アントニというひとが、どういうキャラクターかは原作のファンのみなさんの方が詳しいでしょう。
先に言ってしまいますが、僕はマンガではありませんから原作通りのアントニになることは不可能です。
決定していないものと不可能を前にドキドキしている今日この頃です。
そのドキドキは、チ。のファンの皆さまのとは似ているのでしょうか。期待のドキドキと不安のドキドキの違いが分かりません。
今、僕は、風邪を引いたり熱中症にならないように、フィジカルを使うであろう舞台のためにトレーニングをするだけです。
んあ、ここで一句
血池遅値恥
知直乳稚千致治
知家チ。父
以上
■成河(バデーニ役など)
バデーニには「孤高」という言葉がよく似合います。それでいて内面には極めて属人的なエゴや狡猾さを併せ持つ徹底した現実主義者。彼の持つ矛盾や静かな葛藤、理性と本能の揺らぎというものに僕はとても惹かれます。地動説を受け渡された事によって彼の中で解き放たれたもの、その正体について考え続けたいと思います。
■森山未來(ノヴァク役)
「勝てば官軍」という言葉にあるように、正義というものはその時の状況によって変化するもので、常に同一のものではないと思っています。物語の中で「悪役」とされる人物もそれぞれの正義を抱いて生きているはずで、一見残虐かつ許容されるべきでない行為とされるものも、その人物や背景を紐解いていくことで見えてくるものもある。そんな視点で関わりたいと考えています。


ストーリー
15世紀ヨーロッパ「P国」では、「C教」と呼ばれる宗教が生活の中心となっていて、「C教」の教えに反するものは“異端思想”として拷問や処刑で激しく弾圧されていた。
神学を志す12歳の神童ラファウは、ある日、禁じられた思想、地動説を提唱する男と出会い、宇宙の法則に魅せられる。彼は知的探求の末、地動説の研究にのめりこむが、やがて異端審問官ノヴァクに目をつけられる。
時が流れ、ラファウの信念は多くの人々の手を渡りながら受け継がれていく。一方、ノヴァクは、以前にも増して執拗に異端者を取り締まるようになっていた。
知的探求心に突き動かされ、命を懸けてまで真理を追い求める人々。歴史の流れの中で、信念が人々を繋いでいくー。

概要
原作:魚豊「チ。 ―地球の運動について―」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
会期会場:
東京:2025年10月8日(水)~10月26日(日) 新国立劇場 中劇場
愛知:2025年11月8日(土)~11月9日(日) 御園座
広島:2025年11月15日(土)~16日(日) 呉信用金庫ホール
大阪:2025年11月21日(金)~11月23日(日祝) 梅田芸術劇場メインホール
福岡:2025年11月29日(土)~11月30日(日) J:COM北九州芸術劇場 大ホール
チケット料金:
S席:平日12,000円/土日祝12,500円
A席:平日9,500円/土日祝10,000円
U-25(25歳以下当日引換券):7,000円(7月16日~販売)*
Yシート(20歳以下当日引換券):2,000円(7月21日~7月27日販売)*
※チケット,イベントなど詳細は公式WEB参照
キャスト
窪田正孝 三浦透子 大貫勇輔 吉柳咲良 小野桜介・駒井末宙(Wキャスト)/吹越満 成河/森山未來
ダンサー
皆川まゆむ 川合ロン 加賀谷一肇 笹本龍史 Rion Watley 半山ゆきの
演奏
MUSIC for ISOLATION(竹内理恵、ギデオン・ジュークス)
スタッフ
原作:魚豊「チ。 ―地球の運動について―」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
脚本:長塚圭史
演出:アブシャロム・ポラック
音楽:阿部海太郎
振付:エラ・ホチルド
美術:堀尾幸男
照明:ヨアン・ティボリ
音響:井上正弘
衣装:廣川玉枝 (SOMA DESIGN)
通訳:石丸由紀、吉田真由子
歌唱指導:筒井直子
振付助手:皆川まゆむ
演出助手:神野真理亜
舞台監督:足立充章

企画制作:ホリプロ

WEB:https://horipro-stage.jp/stage/chi2025/