
劇団プレステージ第22回本公演『シニタイ ウィズ ヴァンパイア』が、8月13日に浅草九劇にて開幕した。劇団の20周年記念公演の第2弾となるこの舞台は、死を恐れる一方で、永遠の命が必ずしも幸せとは限らないという哲学系ホラーコメディー。
脚本・演出は福島カツシゲ。客演に長田成哉、齋賀正和、元劇団員の結城洋平、株元英彰。劇団員からは岩田玲、大村和明、坂田直貴、長尾卓也が出演。度重なる不運に打ちひしがれ、人生に絶望した男・若井を演じるのは、今回舞台初主演となる長田成哉。若井の「シニタイ」という願いを叶えてくれるという吸血鬼たちに岩田玲、長尾卓也、元劇団員の結城洋平、株元英彰。公園の片隅で暮らすホームレスには齋賀正和、坂田直貴。その2人を見守る警察官に大村和明が出演する。
なお、劇団では今回初となる鑑賞サポートを実施。耳が聞こえない・聞こえにくい方にお楽しみいただけるよう字幕タブレットの貸し出し、受付、ロビーでの手話通訳を、8月16日13時公演、8月17日13時公演の2公演で実施。
アフタートークゲストとして、8月14日19時公演に元劇団員の猪塚健太、太田将熙、8月15日19時公演に秀光が登壇する。
あらすじ
度重なる不運に打ちひしがれ、人生に絶望した男・若井が、公園で出会ったのは「シニタイ」願いを叶えてくれるという吸血鬼たちだった。
若井と吸血鬼たちの奇妙な命のやり取りが続く中、現れたもう一人の吸血鬼・・・ではなくヴァンパイア?え、吸血鬼とヴァンパイアって、違うの?
公園の片隅には、独自の哲学で日々を生きる元大学教授のホームレスと、失った家族への想いを胸に、壊れた携帯電話を握りしめる元会社社長のホームレスが暮らしていた。
シニタイ男と吸血鬼、そしてホームレスたちが集う公園での物語。それぞれの死生観がぶつかり合う中で、若井は生きる希望を見いだせるのか?それとも・・・
死を恐れる一方で、永遠の命が必ずしも幸せとは限らないという問題作・・・とみせかけた哲学系ホラーコメディーと、無理やり名付けてみました。
コメント
岩田玲
今作のテーマは【生と死】です。
一見重く感じるかもしれませんが、あらすじに書かれていたように
【哲学的ホラーコメディー】です。
劇団プレステージらしくない?
いや、これこそ劇団プレステージの作品です!20年積み上げてきたものがここにあります。
死にたい男と死ねない男、そして生き続けなければならない男たちの生き様を、ぜひ劇場で体感してください!
大村和明
ついに『シニタイ ウィズ ヴァンパイア』の幕が上がりました。濃い出演陣のお芝居やストーリーに沢山笑ったり、少し泣けたりする作品です。
キャストスタッフ一同、心を込めてこの作品に取り組みました。
舞台『シニタイ ウィズ ヴァンパイア』の世界を、全力でお届けします。
今作の素敵な世界を是非お楽しみにしてて下さい!!
坂田直貴
とにかく目の前で繰り広げられる出来事や登場人物の息づかいや、空気感を何も考えず感じてください。
終始ワクワクして、思い切り笑って…そしてちょっぴり泣ける福島さんらしい脚本で描かれる、劇団プレステージの20周年にふさわしいエンターテインメントです。
観終えたとき、きっと心にあたたかな灯が灯るはず。
皆様の人生のこの数時間を大切な思い出になる作品をお届けします!
長尾卓也
いつも応援ありがとうございます!
劇団20周年に相応しい舞台に仕上がりました。今までの劇プレを観てくださってた方も初めての方も楽しめることは間違いなしです!
元劇団員の結城さんと株元さん。時間は経つけど息がピッタリの感覚がまだ身体が覚えてました。そして、頼りになる齋賀さんの安定力。
あとは主演の長田さんの芝居力に浸ってもらえたらそれが全てです。
劇場でお待ちしてます!
概要
会期会場:2025年8月13日(水)〜8月17日(日) 浅草九劇
脚本・演出:福島カツシゲ
出演:長田成哉、結城洋平、株元英彰、齋賀正和/岩田玲、大村和明、坂田直貴、長尾卓也(劇団プレステージ)
※8月14日(木)19時公演 アフタートーク付き(ゲスト:猪塚健太、太田将熙)
※8月15日(金)19時公演 アフタートーク付き(ゲスト:秀光)
【観賞サポート付き】
8月16日(土)13時公演/8月17日(日)13時公演
・バリアフリー字幕タブレット貸し出し ・台本貸し出し(紙とタブレット) ・受付、ロビーでの手話通訳対応
【鑑賞サポート付きチケットの予約・問合】
UDCastサポートセンター(平日10時〜17時)
TEL:0120-291-088 FAX:03-5937-2233 Mail:info@udcast.net https://udcast.net/workslist/gekipre22/
チケット:全席指定(税込) 一般 6,500円