日本の劇団 「その鉄塔に男たちはいるという」9月上演

日本の劇団の第三劇目、「その鉄塔に男たちはいるという」9月3日~9日に新宿 THEATER BRATSにて上演。
出演は、後田真欧(文学座)、オオダイラ隆生(劇団6番シード)、おおたけこういち(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)、佐々木穂高(柿喰う客)、鈴木翔音(スタジオライフ)、田中博士(東京タンバリン)、豊田茂(青年座)、新原武(劇団扉座)、沼田星麻(アマヤドリ)、畑中智行(キャラメルボックス)。今回も日本を代表する各劇団から選りすぐりの劇団員をキャスティングし、作・演出には劇団MONO代表の土田英生。さらに今回は、全公演組み合わせが違うシャッフルキャスト公演。
日本の劇団初の”日本戯曲”となる。

コメント

土田英生
この台本の初演は 1998 年。それ以降、ありがたいことに数多くの団体に上演してきていただきました。
抗えない理不尽な環境で5人の登場人物たちが鉄塔の上でくだらない会話をしているだけの話です。つまり悲劇的な背景の中で展開される喜劇といいますか。
今回は時代の変化に合わせて台本も改訂し演出も担当させてもらいます。各劇団から集まってくださった魅力ある俳優さんたちと、今の「その鉄塔に男たちはいるという」を創造する決意です。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

プロデューサー 栗原功平
今回で三劇目となる日本の劇団。「劇団員」という舞台に人生をかけた彼らのお芝居は人一倍、舞台に立つことの誇りと責任を持っています。
だから誰よりも稽古をして本番にのぞむ彼らのお芝居が好きですし、もっと知って欲しい。
今回は OMS 戯曲賞大賞に選ばれ、数多く上演されてきた、「その鉄塔に男たちはいるという」の生みの親である、土田英生さんご本人の演出で上演する事が叶いました。そして、素晴らしい劇団員・スタッフが参加してくれました。
中止になった初劇を含め、一劇目、ニ劇目とここまで繋いでくれた劇団員・スタッフの思いものせて、お客様に胸を張ってこの作品をお届けできます。
心よりお待ちしております。

日本の劇団とは
10 年以上続く老舗劇団の劇団員からそれぞれ代表者一名が参加し、出演者全員劇団員のみで構成される企画。
クオリティよりも集客率の高い役者を集めて上演する小・中劇場演目が増え、飽和状態になっている昨今の演劇界の中で、個人の集客力ではなく、日本で活動する老舗劇団の中でも粒だった存在感を示し、演技のクオリティを重視したプロの演劇人のみで演劇を作り、作品の面白さを伝えていく。

概要
日程・会場:2025年9月3日(水)~9日(火)  新宿 THEATER BRATS
作・演出:土田英生(MONO)
出演:(五十音順):
後田真欧(文学座)
オオダイラ隆生(劇団 6 番シード)
おおたけこういち(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)
佐々木穂高(柿喰う客)
鈴木翔音(スタジオライフ)
田中博士(東京タンバリン)
豊田茂(青年座)
新原武(劇団扉座)
沼田星麻(アマヤドリ)
畑中智行(キャラメルボックス)

舞台美術:松生紘子
音響:今村太志 毎原範俊(S.C.ALLIANCE)
照明:赤田智宏 野上花音(ALOP)
演出助手:小暮邦明(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)
舞台監督:倉本徹(倉本工房)
宣伝美術:Lamm Lemon
宣伝写真:白根美恵
票券:Mitt
収録:彩高堂
制作:大関真 大森晴香 熊谷美咲(スーパーエキセントリックシアター)
企画・プロデュース:栗原功平
主催:スーパーエキセントリックシアター

公式 HP:https://www.set1979.com/stage/stageinfo202509/