『水谷千重子50周年記念公演』明治座にて上演中!博多座,新歌舞伎座でも!笑いと感動と涙と!

めでたく芸能生活50周年の節目を迎える水谷千重子が座長をつとめる公演『水谷千重子50周年記念公演』今年も明治座から開幕、好評上演中。


今年の第一部のステージとなるお芝居ステージは、「CAKUGO カクゴ 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス」。今回は1960年代のアメリカ、ニューヨーク・ブロードウェイが舞台。千重子演じる謎多き女性ダンサー・フローレンスの波乱に満ちた数奇な人生を描く。

年老いたフローレンス、教会に1人。

出だしは年老いたミス・フローレンスが登場、場所は教会、しんみりとした雰囲気だが、セリフが…(笑)。「バカ言ってる」という水谷千重子お決まりのフレーズも飛び出し、客席からは笑いが起こる。そして時は遡り、賑やかな出だし、歌い踊る。

アンジェリーナ(生駒 里奈)
ケニー(川西賢志郎 )
コーク(神里優希)
支配人(バッファーロー吾郎A)

身体能力の高いダンサー陣のダンスは見どころ。ここは1960年代のニューヨーク・ブロードウェイ。皆がスターを夢見て切磋琢磨。演出家やダンサー、大スター、次々と登場。

フローレンス(水谷千恵子)、最初はお掃除から。

そんなところに花売り娘がやってきた。あまりにも場違いな服装、だが、才能を見出され、劇団への入団となる、この時点でフローレンス、19歳(観客席爆笑)。コミカルなシーンを挟みつつ進行、金持ちでコネで入団してきた姉妹劇団員(初日はハリセンボン)、これが可笑しすぎるくらい、ハリセンボンの息のあったやり取りは見どころ。

ブロードウェイでけん玉(笑)。
大スター(高橋ひとみ)。

また、フリースタイルのセッションシーン、これはアドリブなので、毎回変わるところ。会長(的場浩司)、どこかダークな雰囲気、杖をついて登場。

会長(的場浩司)、どこか訳ありな雰囲気。

バックステージもの、そして華やかなシーンを交えて物語は進行していく。年老いたミス・フローレンスのモノローグ、そしてフローレンスの運命を変える出来事が起こり。というのがだいたいの流れ。


アドリブあり、客席いじりもあり、そして数奇な運命あり、アクションあり、笑いはもちろん、涙あり、感動ありの2時間弱の第一部。


休憩30分をはさんで、がらっと雰囲気は変わって水谷千重子のショー、最初の曲は記念すべき楽曲『万博ササニシキ2016VER』から始まった。客席にペンライトがちらほら、クラップ。初日らしいトーク、第一部のエピソードなどを披露、それから『今さらジロー』『真っ赤な太陽』を熱唱。昭和100年らしい選曲。『愛のバラード』そして初日のゲストは倉たけし!何やら色々仕込んで登場!いつものパワフルなアドリブ炸裂で客席は大爆笑。最後はお決まりのアンコールのクラップ、『人生かぞえ歌』を歌い、大盛り上がりで初日は終幕した。

物語
シカゴから792マイルを隔てたニューヨーク・ブロードウェイを舞台に繰り広げられる謎多き伝説の女性ダンサー フローレンスの物語。
彼女はいかにしてトップの座に君臨し、突如として姿を消したのか。
水谷千重子が贈る、
愛と夢と笑いと涙と希望と絶望と感動の完全オリジナルのちょっとミュージカルなエンターテインメント!

概要
公演名:水谷千重子50周年記念公演
お芝居ステージ「CAKUGO (カクゴ) 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス」
日程・会場:2025年8月22日(金)~9月7日(日) 明治座
※博多座、新歌舞伎座での公演が続く
原案:二葉菖仁 脚本:二葉森乃介 演出:二葉慶太郎
出演:水谷千重子
生駒里奈 バッファロー吾郎 A
川西賢志郎 神里優希
ハリセンボン(近藤春菜・箕輪はるか、ダブルキャスト)/ガンバレルーヤ(よしこ・まひる、ダブルキャスト)
高橋ひとみ(ダブルキャスト※)/YOU(ダブルキャスト※)
的場浩司
※…高橋ひとみは明治座と博多座、YOU は明治座と新歌舞伎座の出演
歌謡ステージ「千重子オンステージ」
出演:水谷千重子
日替ゲスト:
島津亜矢、麻倉未稀、岩崎宏美、はいだしょうこ、杉山清貴、水森かおり(出演日順)
御崎進、萬みきお、倉たけし、まさとし先輩

WEB:https://www.bakaitteru.com/