奥野壮 ,馬場ふみか, 永瀬莉子,浅利陽介出演 原作 坂元裕二 『またここか』リバイバル上演

坂元裕二が 2018 年に書き下ろした戯曲『またここか』(リトルモア刊)が、8年の時を経て2026年2月にリバイバル上演。
演出は、海外戯曲の演出を多く手掛け、現在『ヘヴンアイズ』(デイヴィッド・アーモンド作)が上演中の荒井遼。荒井と坂元は、坂元裕二朗読劇の演出補佐を務めたことから交流が始まったそう。
出演は、近杉祐太郎役に『仮面ライダージオウ』で主演デビューし、今最も注目されている若手俳優、奥野壮。宝居鳴美役には映画『恋は光』での演技で第44回ヨコハマ映画祭にて最優秀新人賞を受賞した実力派、馬場ふみか。示野香夜子役に数々の映像作品に出演し、今回、ストレートプレイに初挑戦となる、永瀬莉子。『キングダム 運命の炎』、舞台『狐晴明九尾狩』、『グッバイ、レーニン』など幅広い役柄をこなす浅利陽介と個性豊かな面々が出演。
実は出演者全員が坂元作品に初出演。

あらすじ
そこは東京郊外にあるガソリンスタンド。
父親から受け継いだこの店でせっせとタオルを畳んでいる若い男、近杉。
仕事に不真面目なアルバイトの宝居はどうやら読者モデルもしているようだ。
夏。ガソリンの匂い。ついたり止まったりする古い扇風機。
そこに突然、根森と名乗る男が看護師の示野という女を引き連れてやって来る。
どうやらその男は小説家。そして近杉の異母兄らしい……

「あ、これはどうも、わたくし、あなたの兄、兄の者でして」
地面に残る灼けたタイヤの跡。冷蔵庫の腐ったハム。大事なお客様にはマドレーヌ。
ガソリンスタンドに集う人々の夏の一幕。

概要
『またここか』
日程・会場:2026年2月5(木)〜15(日) 座・高円寺1
作:坂元裕二
演出:荒井遼
出演:奥野壮 馬場ふみか 永瀬莉子/浅利陽介
企画:坂元裕二
プロデューサー:児玉奈緒子
提携:NP0法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺
共催:MA パブリッシング
主催:一般社団法人幻都