
京都市中京区の専用劇場でロングラン上演中のノンバーバルシアター『ギア-GEAR-』、2025年9月11日(木)14時公演において、日本オリジナルコンテンツのロングラン記録として初の通算5000回を達成。
この上演回数は、国内で公演されているロングラン作品の記録としても5位。
日本発のオリジナル作品でこの記録を達成するのは史上初の快挙。
なお、本上演回数は国内に限らず、現在公演中のブロードウェイ作品と比較した場合でも『ライオン キング』や『ウィキッド』に次いで、世界で5位に相当する記録。演劇の本場・ブロードウェイでは毎年20以上の新作が生まれる一方、1年以上続く作品は10%前後、5年以上続く作品はさらに稀と言われている。
公演履歴・実績データ
2010年より文化庁 地域文化芸術振興プラン推進事業としてトライアウト開始。作品改訂を重ね、2012年4月京都にてロングラン上演開始。
2025年4月に13周年を迎え、9月11日に5000回公演を突破しました。
累計観客数:34万9千人以上
来場者国籍数:80カ国以上
Googleレビュー:1246件/評価4.8(2025年9月11日現在)
※1000件以上のレビューで4.8の口コミは非常に稀有
Tripadvisorレビュー:512件/評価4.8(2025年9月11日現在)
受賞歴:
・京都創造者大賞2016<アート・文化部門>受賞(2016年)
・関西インバウンド大賞(近畿経済産業局・2018年)
・「外国人に人気の日本の観光スポット」19位(TripAdvisor 2015年)
・台湾「2019 新北市兒童藝術節」招聘参加
・Tripadvisor(R) トラベラーズチョイス 3年連続受賞(2022-2024年)
作品紹介
日本発!日本初!観客の 97.2% が面白かったと回答した話題の舞台。演劇でもない、ミュージカルでもない、サーカスでもない、まったく新しい感動の世界。観客動員数34万人を突破し、現在もロングラン公演中。
『ギア-GEAR-』では、台詞を一切使わず、動きや表情、パフォーマンスと映像や音楽が融合することでストーリーが紡ぎ出されます。この台詞を使わない(=ノンバーバル)という手法により、子どもから大人、外国人の方も一緒に楽しむことができます。
専用劇場だからこそ可能な、作り込まれた舞台セット、様々な仕掛けも話題。
また、出演キャストは 総勢 32名。5パートから各 1 名ずつ、日替わりで出演。10000 通り以上の組み合わせがあり、同じ演目なのにキャストによって見え方が異なるということもあり、100回以上来場されるリピーターの方々も多くいらっしゃいます。
プロデューサーより
5000回公演に寄せて
ギアが伝えたいコンセプトは「バランスと調和の大切さ」であり、テーマは「AI時代に問う、人間とは何か」という考察です。
AIが人の能力を凌駕し、大きな社会変革が急激に進んでいます。
そして、人間の存在意義、人間の本質が問われる時代が到来しています。
ギアはその問いを、ノンバーバル(非言語)に展開する物語という形で、皆様と一緒に考えていきたいと思っています。
人が人たる所以は何なのか?
人とAIは共存していけるのか?
ギアは単なるエンターテイメントではなく、人間社会の豊かな未来を願う、世界に向けたメッセージであり続けたいと思っています。
5000回を支えていただいたすべての方々に心から感謝いたします。
統括プロデューサー 小原啓渡
概要(2025年9月現在)
公演期間:
ロングラン上演中*2025年12月31日までスケジュール公開中
平日:14:00/19:00(いずれか1公演の日あり)
土日祝:13:00/18:00
上演時間:1時間30分