
阿佐ヶ谷スパイダース最新作2年ぶりの本公演 作演出 長塚圭史『さらば黄昏』が、11月8日から下北沢の小劇場楽園で、12月6日にまつもと市民芸術館で上演。
主催者から、3つの魅力が届いた。
1. 濃密な会話劇を通じて「正義」を問う物語
『さらば黄昏』は正義を問います。山に囲まれた過疎化の進む村。利他のため自ら立ち上がる主人公と、相対する同じ村に生きる様々な人々の心理にスポットをあてた濃密な会話劇。2024年に新しく加わった劇団員と共に、個人の中で揺れ動く正義と集団心理を描きます。正しさってなんなんでしょうね。また、本作は2000年代の阿佐ヶ谷スパイダース作品を彷彿とさせるブラックな台詞やどこかズレた登場人物も見どころのひとつ。長年阿佐スパ作品をご覧いただいてきたお客様も劇団化してから出会ったお客様もこの機会をお見逃しなく!
2. ユニークな劇場ならではの体験
東京公演の会場〝小劇場 楽園〟は、わずか100席弱。舞台と客席の距離は驚くほど近く、演者の息づかいや視線まで感じられる濃密な空間です。臨場感、一体感、そして没入感を感じられること間違いなしです。
3. 観劇体験を広げる特別企画
東京公演では毎回終演後に「バックステージツアー」を実施。作品に出演していた劇団員やスタッフ劇団員が作品のこと、舞台セットのことなど作品について解説する劇団公演では毎回好評を頂いている企画です。時間は約15分間、無料で、どなたでもご参加頂けます。さらに一部公演では開演前の「プレトーク」や、視覚に障がいのある方への観劇サポートもございます。詳細は『さらば黄昏』特設サイトをご覧ください。
舞台を“観る”だけにとどまらない、阿佐ヶ谷スパイダースならではの体験をお届けします。
概要
阿佐ヶ谷スパイダース『さらば黄昏』
会期会場:
東京:2025年11月8日(土)〜11月30日(日) 小劇場 楽園
松本:2025年 12月6日(土)@まつもと市民芸術館 小ホール
作・演出:長塚圭史
出演:中村まこと/李千鶴/大久保祥太郎/西山斗真(Wキャスト)/すやまあきら(Wキャスト)/中山祐一朗/志甫まゆ子/宮崎柊太(Wキャスト)/板崎泰帆(Wキャスト)/内藤ゆき(Wキャスト)/木村美月(Wキャスト)/長塚圭史/村岡希美
※Wキャストの出演スケジュールは『さらば黄昏』サイトに掲載
スタッフ
作・演出:長塚圭史
音楽:中村大史
美術:片平圭衣子
照明:北澤真
音響:小林遥
音響監修:加藤温
衣裳:柿野彩
ヘアメイク:河村陽子
大道具:鈴木太朗 唐崎修
舞台部:桂川裕行 足立充章 福澤諭志 小山梨花
舞台監督:内間遼
演出助手:木村美月 内藤ゆき
宣伝美術:唐崎修 片平圭衣子
Web:伊達暁
視覚障がい観劇サポート:清水あいみ
視覚障がい観劇サポート協力:(株)CCH(軟骨伝導イヤホン提供)
票券:熊谷由子
制作:下村はるか 筒井未来
チケット(全席自由席・税込)
・開幕割 4,000円(11/8・9の回のみ) / 一般 6,000円 / U25 3,000円 / ギフトチケット 6,000円
発売:9月27日(土)10:00~ https://www.confetti-web.com/
主催:一般社団法人 阿佐ヶ谷スパイダース