KAAT×城山羊の会 新作 『勝手に唾が出てくる甘さ』追加公演&アフタートークも_

淡々とした会話の中に生々しい感情が見え隠れする独自の世界観、「大人の会話劇」を描く山内ケンジが紡ぐ、絶望的なコメディ、KAAT×城山羊の会『勝手に唾が出てくる甘さ』、追加公演とアフタートーク登壇者が決まった。
2025年度のKAATメインシーズン作品第4弾は、KAATと城山羊の会による新作『勝手に唾が出てくる甘さ』。
演劇プロデュースユニット・城山羊の会は、人間の本能や欲望を絶妙なユーモアにより描写し、多くの方の支持を得ており、作・演出を務める山内ケンジが2022年にKAATに初めて書き下ろした作品『温暖化の秋 -hot autumn-』では、第74回読売文学賞【戯曲・シナリオ賞】を受賞するなど大きな評判に。3年の時を経た2025年、熱烈なリクエストに応え、再びKAATと城山羊の会がタッグを組んで新作に取り組む。

城山羊の会率いる山内氏は、長年話題のCMを手掛けてきたCMディレクターであり、近年は映画監督としてもユニークな作品を発表。
淡々としたセリフの応酬の中に生々しい感情が見え隠れし、思わずクスッと笑わされてしまう独自の世界観は、たくさんのファンを生み、2015年には『トロワグロ』で第59回岸田國士戯曲賞を受賞。
今回の作品では、かつて日本が欧米文化に憧れた頃のデカダンな雰囲気の中、絶望的なコメディを展開。

山内作品は出演者も大きな見どころのひとつです。ドラマ「夫の家庭を壊すまで」、「奪い愛、真夏」など、数々のドラマや映画に出演し無二の存在感を放つ松本まりかが、10年ぶりに城山羊の会に参加し、また、『温暖化の秋 -hot autumn-』で、城山羊の会に初めて出演したじろう(シソンヌ)が、2度目の出演を果たす。そして、近年映像作品でも名バイプレーヤーとして活躍する、城山羊の会常連の岡部たかし、岩谷健司が名を連ねる。

アフタートーク登壇者
New! 11月19日(水)14:00 松本まりか 岩谷健司 中山求一郎 岡部たかし
New! 11月21日(金)14:00 じろう(シソンヌ) 岩谷健司 湯川ひな 三木万侑加 岡部たかし
11月25日(火)19:00 山内ケンジ(作・演出)  長塚圭史(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)

概要
日程・会場:2025年11月14日(金)~11月30日(日)KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>
作・演出:山内ケンジ
出演:
松本まりか じろう(シソンヌ) 岩谷健司
中山求一郎 湯川ひな 三木万侑加 岡部たかし

主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) |
独立行政法人日本芸術文化振興会

問合せ: チケットかながわ 0570-015-415(10:00∼18:00)

公式サイト:https://www.kaat.jp/d/shiroyagi2025