横内謙介脚本・演出 幻冬舎Presents 『つか版・忠臣蔵2025』12月上演

現代演劇に大きな影響を与えた、故つかこうへいの小説・テレビドラマ作品である『つか版 忠臣蔵』。
この作品は舞台作品としての上演が長く望まれていながら、つか氏本人の手がける作品としてはついに実現しなかったが、つかこうへい氏に最も影響を受けて誕生した劇作家のひとりである横内謙介が、氏の三回忌に脚色して戯曲化し、2012年6月に扉座公演として上演。好評を博し、2013年2月に再び「すみだパークスタジオ倉」にて緊急再演が行われ、終演後すぐに熱烈な再演希望の声が劇団に寄せられ2014年4月に再再演が、紀伊國屋ホールにて上演。
そして10年の時を経て、つか作品の数々の名作が生まれた紀伊國屋ホールにて『つか版・忠臣蔵2025』を上演。

あらすじ
ひろく一般に知られている「忠臣蔵」と違い、『つか版・忠臣蔵』では、吉良上野介は素朴な善人で、浅野内匠頭は、どこまでも無能な殿様。そして家老・内蔵助以下、四十七人の配下たちは高潔な仇討ちの志などない、俗物たちである。
 物語の発端である「松の廊下の刃傷沙汰」。
『つか版・忠臣蔵』でこの事件は、取るに足らない、チンケな揉め事として忘れられてしまいそうな小事件である。その小ネタを、チンケな手代と女郎の心中を大悲劇ロマンスに仕上げた近松に負けじと、芭蕉の一番弟子・宝井其角や、江戸の芝居者たちが知恵と力の限りを尽くして、日本人の魂の拠り所にして大ヒット作「忠臣蔵」の物語として成立させるまでの汗と涙の物語。

概要
劇団扉座第80回公演 『つか版・忠臣蔵2025』
日程・会場
厚木
2025年11月29日(土)、30日(日)厚木市文化会館 小ホール
東京
2025年12月9日(水)~14日(日)紀伊國屋ホール
出演
岡森諦 有馬自由 犬飼淳治 累央 上原健太 新原武 松原海児 野田翔太 小川 蓮
翁長志樹 彌永拓志 土岐倫太郎 守 敦也
中原三千代 伴美奈子 藤田直美 砂田桃子 小笠原彩 北村由海 菊地 歩 佐々木このみ
北條莉那 佐々木未央 佐々木琉吾 鈴木おとめ 寺田聖生 中島優佳 森 愛瑛
客演:山本亨  友部康志
スタッフ
原作:つかこうへい
脚本・演出:横内謙介(扉座)
振付監修:ラッキィ池田
振付:鈴木里沙
殺陣:西村陽一

舞台監督:大山慎一(ブレイヴステップ)
照明:塚本悟(ライトトレイル)
音響:青木タクヘイ(ステージオフィス)
衣裳:木鋪ミヤコ・大屋博美(ドルドルドラニ)
ヘアメイクプラン:川口博史(アート三川屋)
メイク:比嘉奈津子
所作指導:花柳輔貴理子
演出助手:鈴木里沙

プレゼンツ:見城徹(幻冬舎)

協力:
つかこうへい事務所 大沢事務所 エルビス・エンタテインメント 鈴木興産 すみだパークスタジオ 篠原要 明和運輸 厚木扉座サポーターズクラブ(厚木公演)

宣伝美術:吉野修平(ヨシノデザインオフィス)
宣伝イラスト:溝口イタル
題字:小林三左衛門覚

制作:赤星明光・田中信也(扉座)
(公財)厚木市文化振興財団(厚木公演)
WEB宣伝:串間保彦・大川亜耶
票券:そのださえ・菊地恵未
製作:(公財)厚木市文化振興財団
(有)扉座

公式サイト:https://tobiraza.co.jp