
メフィスト賞・三島由紀夫賞など数々の文学賞を受賞し、その強烈な文体と個性が際立つ「舞城王太郎」。
2002年に発表された青春ミステリー小説『世界は密室できている。』 が、丸尾丸一郎脚本・演出によって数々のオリジナルソングを用いて舞台化されることが決定。
さらに、今作のビジュアルが公開、そして追加公演も決定。
今作の主人公である「西村友紀夫」と「ルンババ」を、なんと今公演では回変わりで糸川、笹森 両氏が演じる。
糸川演じる友紀夫&笹森演じるルンババver、そして笹森演じる友紀夫&糸川演じる友紀夫ver。公演回によって、それぞれのverを。
その両方のビジュアル(計4役)と、他メインキャストのビジュアルが公開。
追加公演の実施(10月29日(水)13:30の回)も。
舞城王太郎の作品世界を、丸尾丸一郎 脚本・演出、そして平原慎太郎 振付のもと、劇的な空間に昇華。
丸尾丸一郎より
僕が初めて舞城王太郎作品に触れたのが「世界は密室でできている。」でした。
福井弁で描かれるキャラクターとギャグのような会話、ぶっ飛んだ密室殺人事件と謎解きの奇妙さ、
ミステリーが家族や青春の歪みを浮かび上がらせる。鮮やかな文字が画像となって脳みそに襲いかかり、気付いたら涙していました。
この読後感以上の感情を生み出せるのだろうか?舞台化は僕たちの挑戦です。
糸川くんや笹森くん、魅力的なキャストの皆様、平原慎太郎さんが作る身体表現、歌やダンスも用いて舞城王太郎に挑みます。
あらすじ
15歳の僕と14歳にして名探偵のルンババは、家も隣の親友同士。
中三の修学旅行で東京へ行った僕らは、風変わりな姉妹と知り合った。僕らの冒険はそこから始まる。
地元の高校に進学し大学受験――そんな10代の折々に待ち受ける密室殺人事件の数々に、ルンババと僕は立ち向かう。
舞城王太郎の青春ミステリー・エンターテイメントが、丸尾丸一郎によって初の舞台化を遂げる!!
概要
OFFICE SHIKA PRODUCE
『世界は密室でできている。』
日程・会場:2025年10月24日 (金)〜11月2日(日) シアターサンモール
原作 舞城王太郎『世界は密室でできている。』(講談社)
脚本・演出 丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
振付 平原慎太郎、大西彩瑛
出演
糸川耀士郎 笹森裕貴
岡部麟 小田えりな 田口愛佳(AKB48) 橘輝
山本亨
西出将之、大西彩瑛、AYUBO、村井玲美、山本悠貴
劇団鹿殺し
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