福田転球作・演出オリジナルミュージカル、 『ミュージカル「ajabu(アジャブ)」～歌詞検討会の影猛者達～』が、11月27日より 浅草九劇で上演になる。この舞台は、ミュージカルの舞台制作の稽古まの始まる前に実施される「歌詞検討会」を題材にし、ミュージカル作品を影で支える“猛者達”（プロアンサンブル）に焦点を当てた物語。
1幕は、福田転球が本作のために描き下ろしたオリジナルミュージカル「ajabu（アジャブ）」の歌詞検討会の様子を、2 幕は「ajabu（アジャブ）」本番を上演する、という2部構成。
この舞台のメインビジュアルが公開された。手掛けたのは、ピン芸人・ZAZY。自身のライブ以外で宣伝ビジュアルを手掛けたのは今回が初。
あらすじ
サバンナの湿地帯。
ある日、雌カバ(キボコ)と雄ワニ(マムバ)は禁断の恋に落ちる。
夜な夜なデートを重ねる２頭は、ハンターに捕獲されアニマルランドの園長に売られる。
園長はあろうことか２頭を交配させ人造動物「アジャブ」を誕生させてしまう⋯。
見た目は悪いが心のやさしいアジャブは、誰かの SNS の発信から一気に人気者になり、園長はアジャブを使って金稼ぎに奔走する―
人間のエゴに立ち向う、アジャブと動物の仲間たちのミュージカル。(2 幕)
このミュージカルの“歌詞検討会”を 1 幕で上演。 演出家と音楽監督を中心に、 歌詞検討会の参加者と試行錯誤し、最も合う歌詞を見つけ出そうとする。次第にそれぞれの悩みや、自分の立場、ミュージカルの裏話、メインキャストの噂話などを交え、人間の本質へ迫る。
歌詞検討会に参加したメンバーは、2 幕ではアンサンブルとして何役もこなしステージに立つ。
歌詞検討会によって作られた歌詞が、 2 幕でどう変化していくのか。 そして 1 幕で話されていた噂話などが 2 幕の本番中に明るみになるのか。
舞台の裏側(1 幕・歌詞検討会)から表側(2 幕・ミュージカル本番)を観ていただける、 ミュージカル喜劇！
概要
日程・会場：2025年11月27日(木)～12月14日(日) 浅草九劇
作・演出：福田転球
出演：原田優一 高木稟 中井智彦 谷口ゆうな 杉田未央 大和田美帆
寶珠山駿 北川雅 守谷日和 家納ジュンコ
スタッフ
音楽：久米大作 美術：古謝里沙 照明：市川数馬 音響：尾林真理 米田将也 衣裳：石川俊一
演出助手：相原雪月花 舞台監督：小川陽子 丸山英彦
脚本協力：高木稟 宣伝ビジュアル：ZAZY 制作協力：吉本興業
制作：木下みのり 須藤麻未 プロデューサー：佐々木弘毅 藤本綾菜
主催：浅草九劇
