ーー山田風太郎の人気時代小説を舞台化!! 上川隆也・溝端淳平・高岡早紀・浅野ゆう子・松平健ら豪華キャストが贈るプロジェクションマッピングやフライングを駆使した誰も見たことが無い舞台、誕生!!ーー
日本テレビ開局 65 年記念舞台として『魔界転生(まかいてんしょう)』を上演する。天草四郎没後 380年に、世界文化遺産への登録でも話題となっている本作のゆかりの地、天草・島原が ある九州の福岡・博多座で 10 月に開幕し、続けて、11 月に東京・ 明治座、12 月に大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。 大阪は読売テレビ開局 60 年記念舞台として開催。
本作は、1967 年に『おぼろ忍法帖』として単行本化された、山田風太郎の人気伝奇小説で、壮大なスケール、雄大な歴史ロマン、そし て、奇抜かつ摩訶不思議な展開、時空を超えたアクション・エンター テインメントの最高傑作と云われており、1981 年には、深作欣二監督により映画化され、大ヒット。その後、舞台、漫画・アニメ、ゲーム など、数多くのジャンルでリメイクされた、山田作品最大のヒット作。
魔界から蘇った強敵に果敢に立ち向かう、主演の柳生十兵衛役には、映像や舞台作品で数々の主演を務め、ドラマ『SPEC』にゲス ト出演以来の堤作品となる上川隆也。幕府への復讐を果たすため、魔界の力を借り現世に甦る天草四郎役には、『ムサシ』をはじめ、 近年多くの舞台で評価を得ている溝端淳平。そして、「魔界転生」の妖術で甦る、柳生十兵衛の父・柳生但馬守宗矩役には、2016 年 堤監督の映画『真田十勇士』で圧倒的な存在感の徳川家康を演じた松平健。さらに高岡早紀、藤本隆宏、山口馬木也、そして浅野 ゆう子といった舞台経験が豊富で、映像での知名度も高く、演技力と存在感のあるベテラン陣に加え、村井良大、松田凌、玉城裕規、 木村達成、猪塚健太、栗山航、丸山敦史という、演劇(ライヴ・エンタメ)で大活躍し、数多くの舞台で主演を務め、高い注目を集める 気鋭の若手俳優たちが起用され、実力と個性が冴え渡った豪華キャストが、山田風太郎の最大のヒット作であり、スペクタクル時代 劇の決定版『魔界転生』に挑む。 大迫力のアクション(殺陣)、変幻自在なフライング、最先端のプロジェクションマッピング、特殊効果を駆使した、誰も見たことが無い スペクタクルエンターテインメント時代劇が誕生!
東京公演に先駆けて会見・フォトセッションが行われた。
フォトセッション登壇にはキャスト全員と演出の堤幸彦、 上川隆也・溝端淳平・高岡早紀・村井良大・松田 凌・玉城裕規・木村達成・猪塚健太・栗山 航・丸山敦史・山口馬木也・藤本隆宏・浅野ゆう子・松平 健。それから囲み会見が行われた。登壇したのは 上川隆也・溝端淳平・高岡早紀・浅野ゆう子・松平 健。それから会見が行われた。堤幸彦、 上川隆也・溝端淳平・高岡早紀・浅野ゆう子・松平 健が改めて登壇。すでに博多座での公演は終了しているが、上川隆也は「とても歓迎され、そして温かく、喜んでいただけました。この勢いを東京に持ち込んで物語を育んでいきたい」と挨拶した。溝端淳平は「博多座から出発したのはありがたいです。歴史ある明治座の舞台、恐れずに!」と意気込んだ。高岡早紀も「博多座は温かくて・・・・・日々成長していけたら」とコメント。浅野ゆう子も「博多座は温かい」とコメントした。演じる淀殿はプロジェクション・マッピングでも登場するが、これ・・・・怖い!魔物!松平健は「新しい試み、映像で・・・・・・新しい舞台ができた」とコメント。演出の堤幸彦は「明治座でやらせていただくのは光栄です。斬新な試みも多数あり、皆さんには相当な負担をかけたなと。楽しい、見ごたえのある舞台になっています。東京バージョンは大きくステップアップします」と語る。上川隆也は「おどろおどろしいイメージがありますが、実は人間の強さ、(そういった)キャラクターが数多く登場します。人間こそが見どころ」とコメント。溝端淳平は「神秘的な話だけではない、一人の少年としての天草四郎が見どころです」と語る。天草四郎は弱冠16歳でこの世を去った人物、その無念さ、それは物語に随所に表れている。浅野ゆう子は「素晴らしいのは上川さんと松平さんのクライマックスの殺陣。若輩の私ですが松平さんの美しさ、感動します、ドキドキしちゃいます!立ち向かっていく柳生十兵衛、上川さんの凛々しさとキレの良さ。このお二方の殺陣は一番の見どころ」と手放しで絶賛。
また上川隆也と松平健は、今回初共演となる。上川隆也は「懐の深さやお芝居の変幻さ。想像していた以上のものがそこにあり、松平さんとご一緒すれば楽しくていろいろ学べると思ったことが人の形をして立っていらしてて、一秒でもいろいろなものを吸収したいですし、背中をみていたい」と尊敬!さらに溝端淳平も「松平さんの殺陣はものすごい殺気。でも裏で会うとおおらかで優しいオーラで包み込んでくださる」と語り、松平健自身は微笑みながら「ありがとう」と言うと溝端淳平は「健さん、『ありがとう』ってやめてもらっていいですか?」と恐縮、思わず共演者全員から笑いが。そして座長である上川隆也は「いい熱量の舞台ができました!是非、劇場で目の当たりにしてください!」とPR。
それから一部分であるが公開稽古が行われた。激しいいアクション、フライング、大写しに映像が迫る、フライングで天草四郎、そこに映像演出が加わる。舞台は「魔界転生」の作品世界に。花火の中から登場する柳生 宗矩、松平健、これがかっこいい!映像で登場する淀殿の怨霊が!巨大すぎて怖い!プロジェクション・マッピングと人間のアクションの融合場面はハイライトシーン。
そしてこの公開稽古の最後は柳生 宗矩vs柳生十兵衛の一騎打ち。眼光鋭く火花を散らす場面、息をするのも忘れてしまうくらいの迫力!ここは必見!
公演は10月6日より、明治座に柳生十兵衛が!天草四郎が!
【概要】
日本テレビ開局 65 年記念舞台『魔界転生』
日程:
2018年10月6日〜10月28日
博多座
2018年11月3日〜11月27日
明治座
2018年12月9日〜12月14日
梅田芸術劇場メインホール
演出:堤幸彦
脚本:マキノノゾミ
<出演>
上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、村井良大、松田凌、玉城裕規、木村達成、猪塚健太、栗山航、丸山敦史、山口馬木也、藤本隆宏、浅野ゆう子、松平健
公式サイト:http://makaitensho.jp
文:Hiromi Koh