声優男子12名が形作る朗読劇「レスティリズム 〜1 carat〜」の公演が11月10日、新宿村LIVEで始まった。といっても明日12日が楽日の公演。朝霧友陽、山本和臣、山下誠一郎、野上翔、坂田将吾、小林竜之、石毛翔弥、渡辺紘、市川太一、米内佑希、小林千晃、室元気がチーム《Étoile》《Lune》で出演、演出は畑中晋太郎。
プレス資料によると、「レスティリズム」は「アステリズム」のフランス語。アステリズム (asterism) の意味は星群、星座。複数の明るい恒星が天球上に形作る、声優男子の新星が形作る、レスティリズム。また、宝石をカットすると放射状の光彩が浮かび上がることがあり、これも「アステリズム」であるといい、この「レスティリズム」は声優男子が切磋琢磨することによって現れる美しい光のパターンと、星(スター)が形作る星群を表現。それぞれが光り輝き、その光を受けあい美しい輝きを放つ。役者の内面から出る美しさを輝かせたいという願いが込められていると、詠っている。
一度に全ての宝石が登場はしない。2つのチーム、それぞれで物語を紡いていくようだ。ここでキーになる少女が登場するが、少女はあくまでも話題に上るだけで、その少女をめぐって宝石たちが語りあう。
この物語に登場するキャラクターは宝石の擬人化ではない。宝石は特別な力があるとされており、宝石が主の力によって人の姿になっているという設定である。また花言葉のように宝石にもそれぞれの『石言葉』もある。
チーム〈Etoile〉の初日公演を観た。速報的にお伝えすると。
エメラルドの独り言からはじまる。そこにローズが突っ込む。状況に反してちょっと楽しげな会話が続くが、黙ってそこにいるサファイアが皆、気にかかる。楽しかった日々、回想シーンも挟んで進行していく。サファイアは助けられなかった少女が気にかかり、エメラルドのことも・・・・・・。しかし、そんな閉塞的な状況に変化が・・・・・。
サファイアは自分の存在意義を見出していく、、、それに周囲の宝石たちも気持ちが和らぐ。そこには絆と希望が見えてくる。重いテーマなのだが、歌って踊って
本夕方にチーム《Lune》の公演が始まる。そこで2つの物語の結合によつ輝きが見えてくるのだろう。
※今夜、チーム《Lune》の公演速報レポもUP予定。
※舞台写真は後日に改稿を予定しているのでその際にUPしたい(希望)。TOPの画像はキャラクターグッズの公式写真から。背景は会場では販売は無い模様。
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《公演概要》
朗読劇「レスティリズム 〜1carat〜」
日程:2018年11月10日(土)・11日(日)
11月10日(土)
12:00 1.1carat Étoile 朝霧友陽/山本和臣/山下誠一郎/野上 翔/坂田将吾/小林竜之
14:30 1.2carat Étoile 朝霧友陽/山本和臣/山下誠一郎/野上 翔/坂田将吾/小林竜之
18:00 1.3carat Lune 石毛翔弥/渡辺紘/市川太一/米内佑希/小林千晃/室元気
20:30 1.4carat Lune 石毛翔弥/渡辺紘/市川太一/米内佑希/小林千晃/室元気
11月11日(日)
12:00 1.5carat Lune 石毛翔弥/渡辺紘/市川太一/米内佑希/小林千晃/室元気
14:30 1.6carat Lune 石毛翔弥/渡辺紘/市川太一/米内佑希/小林千晃/室元気
18:00 1.7carat Étoile 朝霧友陽/山本和臣/山下誠一郎/野上 翔/坂田将吾/小林竜之
20:30 1.8carat Étoile 朝霧友陽/山本和臣/山下誠一郎/野上 翔/坂田将吾/小林竜之
会場: 新宿村LIVE
当日券: A席 4,500円 ※全席指定、税込
【キャスト】
Étoile :朝霧友陽、山本和臣、山下誠一郎、野上 翔、坂田将吾、小林竜之
Lune:石毛翔弥、渡辺紘、市川太一、米内佑希、小林千晃、室元気
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【スタッフ】
【スタッフ】
演出:畑中晋太郎(SAB-on)/脚本:冬堂薪(とうどう まき) /キャラクターデザイナー:すめらぎ琥珀/振付:猪狩和真/舞台監督:藍/舞台美術:照井旅詩/音響:佐藤優(DISCOLOR Company)/照明:山岡茉友子(DISCOLOR Company) /音楽制作:ironic crown member:yuh(lyrics)&tetz(music)/音楽監修:白滝 哲(ironic crown:tetz)/総合プロデューサー:村濱章司/制作:プレアデスアニメーション
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<プロフィール>
演出:畑中晋太郎
1989年生まれ 福岡県出身
蜷川幸雄、福田善之、志賀廣太郎、鴻上尚史、篠崎光正、鈴江敏郎、
岡安伸二など様々な世界観を持った演出家・俳優・劇作家に師事。
19歳の時に自身が執筆した作品「茜さす日」を上演。
福田氏・鴻上氏・篠崎氏より好評を得る。更にそこから、
「茜さす日」を観劇した鴻上氏の提案から着想を得た作品
「徒桜」を執筆、上演し好評を博す。
時代劇から現代劇、ミュージカルからアイドルが多く出演する
エンターテイメント性が強い作品など様々な公演に
演出・プロデューサーとして参加。
2015年には自身初のプロデュース公演「徒桜」を上演し、
翌年には舞台「晒場慕情」において、総勢50名以上の出演者の演出も担当。
2018年2月頭に「徒桜」を再演し好評を博す。
「ナチュラリズムとドラマチックの融合」をベースにした演出スタイル。
オーストラリア国立演劇学院(NIDA)、ドイツのエルンスト・ブッシュ演劇大学において短期研修過程修了済み。
脚本:冬堂 薪 (とうどう まき)
1988年生まれ。兵庫県出身。
蜷川幸雄、篠崎光正、岡安伸二などの演出家・劇作家に師事。
学生時代から多くの脚本を執筆、舞台の主宰なども務める。
最近では漫画のシナリオやゲームシナリオをなどを担当することもあるが、
朗読劇の脚本の執筆は今回が初となる
公式サイト:http://lasterisme.com
©2018 L’asterisme
取材:シアターテイメントNEWS 編集部