この度、高橋よしひろ先生の人気漫画「銀牙 -流れ星 銀-」を舞台化することが発表された。
「銀牙 -流れ星 銀-」は 1983~87 年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された高橋よしひろ先生の作 品で、「犬が言葉を交わす」という斬新な手法が大きな話題となり、80 年代の「週刊少年ジャンプ」の人気を牽引した作品のひとつ。 主人公は熊と戦う運命を背負った熊犬の銀(秋田犬)で、全国から集結した犬たちが力を合わせて熊を倒すというストーリー。登場するのは犬たち、愛、勇気、友情、正義、諦めない心などがストレートに描かれ、第 32 回小学館漫画賞を受賞するなど高く評価されており、連載から 30 年以上が経った現在でも色褪せることなく、 今なお、少年漫画の名作として語り継がれている。
<高橋よしひろ先生:コメント>
銀牙は今からおよそ三十五年前に、週刊少年ジャンプで四年程連載された漫画です。私にとって銀牙は、自分の漫 画家生命を今に迄永らえさせてくれた、とても親孝行な作品です。銀牙の連載が終ってからも、私は色々なジャンルの漫 画に挑戦してみましたが、どれも今一つ読者の反応を得られませんでした。そして読者からくる手紙には、『先生はどうして 動物漫画を描かないの』という手紙ばかり。ならばという事で銀牙の続編を始めたのです。(銀牙の連載が終ってから十 五年経っていました)それが熱狂的ファンに支えられ今に至っている訳なのです。そして今回、ネルケプランニング様のお力で舞台化となりました。私にとっては他のどの作品より漫画家として生きてゆく上で、支えられた作品です。皆様に是非、 銀牙のテーマでもある愛と勇気を舞台で感じて頂ければ幸いです。 高橋義廣
<「銀牙 -流れ星 銀-」とは>
1983~87 年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された高橋よしひろ先生の不朽の名作漫画。
第 32 回小学館漫画賞を受賞するなど高く評価されており、コミックス・文庫版は国内累計発行部数 1,000 万部を 超えている。1986 年 4~9 月にはアニメ化され、日本のみならず海外でも放送またはビデオ発売されており、特にフィンランドなど 北欧で高い人気を誇っている。「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載された続編『銀牙伝説 WEED』の単行本(全 60 巻)は発行部数 2,000 万部を超え、『銀牙伝説 WEED オリオン』(全 30 巻)、『銀牙~THE LAST WARS~』(連載中)とシリーズ化され、現在 でも根強い人気がある。
<ストーリー>
最強の熊犬リキの息子として生まれた秋田犬の銀。 人間ですら歯が立たない凶暴な殺人熊・赤カブトに敗れた祖父シロと父リキの仇を討つため、 銀は同じく赤カブト打倒を目指す奥羽軍の一員となり、仲間達と共に真の“男”を求め、日本全土を駆ける。
【公演概要】
タイトル:舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~
公演期間:2019 年夏 東京・神戸
原作:高橋よしひろ「銀牙 -流れ星 銀-」(集英社文庫コミック版)
脚本・演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
出演:佐奈宏紀 郷本直也 ほか
公式サイト:https://www.ginga-stage.com/
公式Twitter:https://twitter.com/stage_ginga (@stage_ginga)
©高橋よしひろ/集英社・舞台「銀牙 -流れ星 銀-」
© 高橋よしひろ/集英社