公演も間近に迫った12月某日、稽古場にお邪魔。殺陣とアクション、それからダンスの稽古真っ盛り。殺陣は、細かい立ち位置や段取り、武器のかっこいい見せ方を稽古。指導にも熱がこもる。
ダンスはオープニング。キャストが全員揃う華やかな場面、ここでも立ち位置の細かい修正など、最後の詰めの段階。忍者なので、コリオの中にも忍者らしい動きが取り入れられている。
それから、最後のカーテンコール。挨拶をしつつ、キャラクターらしい雰囲気を出しながら。初日はもうすぐ!12月13日より!忍びの切なくも胸が熱くなる物語が始まる!
<演出:宮城陽亮より見どころPR>
見せ場は全部(笑)。アクションが忍者にシフトしているので、もう飛んだり跳ねたりですが、忍者をどう見せるのか、その忍者の「出はけ」から来る動き、運動神経があっても本当の忍者とは運動能力が違うと思いますが、どんな人間でも走ること、跳ぶこと、着地することはできる。その細かい動き等、忍者に見えるように!やっています!芯は月下丸と上野槐の恋が主なストーリー、そのドラマの部分と一人一人の里の若い忍者たちの見せ場ですね。アクションは視覚的な見どころ、芯はドラマ!やっぱり、恋愛ドラマ!是非、劇場へ!熱い切ない恋と生き様を!
<あらすじ>
無常の風に、散る花々――
この世でいちばん哀しい戦いが始まる
戦乱の世において独自の発展を遂げた伊賀と甲賀。
両忍軍はその長い歴史において、互いを憎み合う敵対関係にあったが、天正九年、織田信長による
「天正伊賀の乱」により伊賀が滅亡。わずかに生き残った伊賀忍たちは甲賀に取り込まれた。
それから十七年、戦国時代は終わり、世には久方の平和が訪れていた。
甲賀の長・上野勘道の娘、槐は、忍び仕事に出る日を夢見て、日々修練を積んでいた。
そしてついに選ばれた初任務で、槐、そして里の運命を狂わせる大事件が起きる――。
「……何があろうとも、俺は貴方を離すつもりはありません」
<キャスト>
月下丸:古谷大和
上野槐:花房里枝(elfin’)
百地蝶治郎:山口大地
黒雪:糸川耀士郎
三雲伽羅:辻美優(elfin’)
石川五右衛門:小笠原健
山倉猿之介:坂口湧久
霞:早乃香織
徳川家康:竹石悟朗
豊臣秀吉:緑川睦
石田三成:天野眞隆
淀:望月京奈
前田玄以:和田篤希
服部半蔵:橋本全一
上野勘道:笠原竜司
【公演概要】
公演名:忍法浪漫剣劇『百花百狼 ~戦国忍法帖~』~月下丸の章~
日程・場所:2018年12月13日(木)~12月16日(日)@全労済ホール/スペース・ゼロ
原作:ディースリー・パブリッシャー/レッド・エンタテインメント
「百花百狼 ~戦国忍法帖~」
脚本:太田守信
演出:宮城陽亮
公式サイト:http://legendstage.jp/hyakka/
原作サイト:https://www.d3p.co.jp/hyakka/
企画・制作:レジェンドステージ
©RED ©D3 PUBLISHER ©百花百狼THE STAGE製作委員会
取材・文:Hiromi Koh