ミュージカル『テニスの王子様』15周年のスペシャルイベントであるテニミュ文化祭が、11月23日(金・祝)、24日(土)の2日間、東京:池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールAにて開催された。
これまで本公演以外に〔コンサート Dream Live〕〔大運動会〕〔チーム別イベント〕を行ってきたテニミュ史上、満を持しての初文化祭。1日2回、完全入替制で各回2,500人の来場者がこのお祭りを満喫した。
会場は廊下を挟んでライブエリアとドリームエリアに分かれ、それぞれに異なるブースを設置(来場者は入場時に引き換えたリストバンドを 巻くことで行き来できる)。“文化祭実行委員”となったキャストが学校ごとにお揃いの文化祭ウエアに身を包み、タイムスケジュールに沿って“当番”を担当。各ブースごと、出番時は仕切りも進行も本人たちが行い、スケジュール外でもゲリラ的に売り子を買って出るなど、どのエリアもどのブースも常に人通りの絶えない賑やかな空間創りになるよう積極的に活躍。
場内では常時さまざまな組み合わせの放送部による館内放送も。バックヤードにいるキャストの生おしゃべりの回では、見えないキャストたちの呼びかけに来場者たちの「はーい!」という大きな返事も自然発生。そうした一体感は 初日の初回からすでに生まれており、シンプルな展示方法とも合わせ、まさに文化祭らしい手作り感覚が満載!
撮影OKな場所も多く、ほとんどの来場者がスマホ片手に自由に回遊。 事前に告知されていた当番表でお目当てのキャストのスケジュールをチェックし、それ以外の時間でブースを回る、というのが基本の愉しみ方として定着していた様子。物販で手に入れたテニミュ文化祭オリジナルグッズ自分なりにアレンジして身に付け、ひいきのキャラクターや学校をアピールする来場者も多数。時間を追うごとに増えていく学校カラーのカラフルな華やかさも強く印象に残った。
“テニミュ通”であればあるほど楽しめるこの文化祭。じっくり見るほどに伝わって来る小ネタの多さに作品に寄せる創り手側の愛情が感じられ、実行委員と来場者が同じ目線で楽しむことを目的としたニュータイプのイベントとして、ファン心理を大いにくすぐったようで、ホスト役のキャストも普段あまり見ることのないリラックスした表情。この特別な時間を大いにエンジョイ。参加した人みんながたくさんの思い出、たくさんのお土産を抱えて帰路に着ける、大盛況の2日間であった。
次回はいよいよ!
【公演概要】
ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺
<東京>
2018年12月20日(木)~12月25日(火)
日本青年館ホール
<大阪>
2018年12月29日(土)~2019年1月13日(日)
大阪メルパルクホール
<岐阜>
2019年1月26日(土)~1月27日(日)
バロー文化ホール(多治見市文化会館) 大ホール
<宮城>
2019年2月2日(土)~2月3日(日)
多賀城市民会館 大ホール
<東京凱旋>
2019年2月7日(木)~2月17日(日)
TOKYO DOME CITY HALL
原作:許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
出演:
<青学(せいがく)>
越前リョーマ/阿久津仁愛
手塚国光/青木 瞭
大石秀一郎/江副貴紀
不二周助/皆木一舞
菊丸英二/田口 司
乾 貞治/竹ノ内大輔
河村 隆/岩田知樹
桃城 武/大久保 樹
海堂 薫/中島拓人
堀尾聡史/琉翔
加藤勝郎/中三川歳輝
水野カツオ/奥田夢叶
<四天宝寺>
白石蔵ノ介/増子敦貴
小石川健二郎/安東秀大郎
千歳千里/江本光輝
金色小春/森田力斗
一氏ユウジ/谷津 翼
忍足謙也/千田京平
石田 銀/森 一平
財前 光/廣野凌大
遠山金太郎/平松來馬
渡邊オサム/碕 理人
<不動峰>
橘 桔平/青木空夢
<山吹>
亜久津 仁/川上将大
主催:テニミュ製作委員会
協賛:ファミリーマート
ⓒ許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
ⓒ許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会