ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs四天宝寺の上演が決定! 全国大会を勝ち進み、ついに準決勝まで上り詰めた青学(せいがく)が次に戦うのは、大阪からやってきた「勝ったモン勝ち」をスローガンに掲げた四天宝寺。テニミュでも大人気の個性派キャラクターたちに加え、副部長・小石川健二郎がテニミュに初登場!また、2ndシーズンで忍足謙也を演じた碕 理人が3rdシーズンでは四天宝寺テニス部監督・渡邊オサムとして登場!全 国制覇を目指す青学(せいがく)を脅かす存在として、総勢10名の四天宝寺がステージ上を暴れまわる。
幕開きはいつものテニスの試合をイメージした音から始まる。すでに3rdシーズンなので、2ndや1stシーズンを観劇しているファンも多いことであろう。四天宝寺は大阪の学校、お笑いを重視する個性的なチームだ。最初から『大阪全開』で元気よく登場する。リョーマと金太郎の出会い。金太郎はリョーマの苗字の読み方を間違えるが、それがなんとも微笑ましい。試合は準決勝、どちらにとっても負けられない戦いだ。
ストーリーは変わらないが、新曲が増えたり、ダンスのフォーメーションが変わったりして常に新しいステージを魅せる。新曲は11曲、それのどれもがキャッチーで耳に残る。
1幕のハイライトシーンは不二vs白石と桃城・海堂vs金色・一氏の試合だ。聖書(バイブル)と謳われる部長の白石の凄み、そして“お笑いダブルス”を組む金色と一氏のペアのコテコテのベタな関西ノリは必見だ。とにかく実力は伯仲、互角の戦い。それを映像、照明、動きで見せていく。テニスのネットも自在に動き、シンプルな舞台で所狭しと踊る、そして試合を、心情を見せる。2.5次元舞台と言われる作品の中でもエポックメイキングな本作、運動、しかもボールがある、こう言ったものが舞台上で表現できることを証明して見せたことは大きな意義があり、そのあとは様々なスポーツが舞台化されていく。
2幕は渡邊オサム(碕 理人)が登場し、観客とやり取りをするが、こういったサービスは舞台ならでは。通路を使用するので、俳優陣が駆け抜けると風が起こる。これも「テニミュ」の醍醐味だ。
そして手塚と千歳の対決、それは百錬自得の極みと才気煥発の極みの対決。この場面は過去シリーズもそうだが、ここは手に汗握る場面だ。ちなみに「百錬自得」の意味は「何回も何回もやれば自然に身につく」、努力を怠らない手塚の姿勢とシンクロする。そして「才気煥発」の意味は「優れた才能があり、それが輝きでていること」、そんなことをちょっと頭に入れて観劇するとその場面はさらに深みを増してくる。
そして2幕の後半のハイライトはリョーマvs金太郎のラリー、ここの演出は毎回、相当な工夫がなされており、2ndシーズンの時も「おお〜」というものであったが、この3rdシーズンでは、その上をいく演出になっており、俳優陣の訓練も大変だったと思うが、1stシーズン、2ndシーズンと観劇したファンでもまたまた「おお〜」と思うことであろう。「本編」が終わったら!いつものちょっと楽しい場面、キャストも降りてくるので、ハイタッチしたりして大いに盛り上ろう!
ゲネプロ終了後に囲み会見があった。登壇したのは青学(せいがく) 、 越前リョーマ役の 阿久津仁愛、 手塚国光役の 青木 瞭、四天宝寺 、白石蔵ノ介役の 増子敦貴、 遠山金太郎役の 平松來馬。
阿久津仁愛は「『テニミュ』で年越し、光栄です。笑って年越しを!」と挨拶。毎年、この時期は公演のシーズン、年またぎ、今回は平成最後の!青木 瞭は「いろんな経験ができた・・・・・負けるつもりは微塵もない!」と手塚国光らしい発言。増子敦貴は「お笑いですが・・・・・本当に面白い!です!」と関西アピール。楽曲の歌詞もよく聞くと楽しいものばかり。また四天宝寺のメンバーでも、特にあのダブルスは・・・・・。平松來馬は「青学(せいがく)よりいいじゃん!と思われるように全力で!青学(せいがく)に勝ちます!」と宣言。お笑いでは多分、最強。
見所については阿久津仁愛は「約2時間45分ほどですが、あっという間です!とにかく、目で追ってください!今までと違う演出があります」とコメント。ダンスの振付からフォーメーション、楽曲、映像演出、全てがパワー倍増なので、ここはチェックを!青木 瞭は自身のハイライトシーンを挙げる。そして「さらなる努力をする強さ」とコメント、才能があるだけでなく努力を怠らない、チームをまとめ上げる手塚国光らしい見せ場となっている。平松來馬は四天宝寺の金太郎らしく「笑いが寺重要、飽きない舞台」と語る。遠山金太郎はとにかくよく動く、動く。「越前(こしまえ)!!!!」の叫び声もすっかり板についていた。ここで阿久津仁愛が「見所だらけだね!」といえば「毎公演楽しめる!」と増子敦貴。
最後に青木 瞭「お笑いも盛りたくさん!最後まで頑張ります!」といい、「48公演、1公演ごとに成長したい」と増子敦貴、「お客様の拍手、出演できることの幸せ、たくさんのファンに支えられていることを忘れずに!」と平松來馬。」最後に阿久津仁愛は「リョーマとしても笑っちゃう、笑うしかないかな???(ここで青木 瞭が阿久津仁愛の肩を揉む)向上心を忘れずに!生きる糧にしていただけたら!」と締めて会見は終了した。
なお、早くもDVD&Blu-rayの発売が決定、2019年5月31日発売!公演映像だけでなく、バックステージの映像も!千秋楽のライブビューイングも!
<STORY>
テニスの名門校・青春学園中等部(青学(せいがく))に入学してきた越前リョーマは、 アメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持つ、 テニスの天才少年。 強豪揃いのテニス部で、 その圧倒的な強さとテニスセンスを武器に、 異例の1年生レギュラーとして活躍していた。
全国中学生テニストーナメントで都大会、 関東大会と優勝した青学(せいがく)は、 いよいよ迎えた全国大会を1回戦はシードで進み、 緒戦の相手である比嘉中学校を制した。 続く準々決勝は全国大会開催地枠として再び参戦することが叶った氷帝学園中等部。 氷帝の天才・忍足や向日と日吉の短期決戦型ダブルス、 そして関東大会では青学(せいがく)の部長・手塚と対戦、 勝利した跡部など、 全国優勝とリベンジを誓う氷帝vs青学(せいがく)戦は、 両校とも一歩も譲らない好ゲームがほぼ互角に進んだ。 勝負の命運を懸けるシングルス1では、 リョーマと跡部の激しい死闘が繰り広げられるが、 結果はリョーマの勝利、 青学(せいがく)が準決勝への切符を手に入れた。
全国大会準決勝へとコマを進めた青学(せいがく)の次の対戦相手は、 昨年のベスト4・大阪は四天宝寺中学校。 聖書(バイブル)と謳われる部長の白石や、 “お笑いダブルス”を組む金色と一氏のペア、 九州二翼と呼ばれた千歳など、 変幻自在の個性派集団に青学(せいがく)はどう立ち向かうのか!?千歳が長年探し求めるものとは?そしてリョーマとの対戦を熱望する、 西のスーパールーキー・遠山金太郎とは一体何者なのか・・・?
【千秋楽ライブビューイング決定!】
<日時>
2019年2月17日(日)17:30開演
<会場>
日本全国、 香港、 台湾の映画館
・国内実施映画館はこちら>> https://liveviewing.jp/tennimu3rd-shitenhoji/
【公演概要】
タイトル:ミュージカル『テニスの王子様』3rd シーズン 青学vs 四天宝寺
原作:許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
<青学(せいがく)>
越前リョーマ 役/阿久津仁愛、手塚国光 役/青木 瞭、大石秀一郎 役/江副貴紀、 不二周助 役/皆木一舞、菊丸英二 役/田口 司、乾貞治 役/竹ノ内大輔、
河村 隆 役/岩田知樹、桃城 武 役/大久保 樹、海堂 薫 役/中島拓人、 堀尾聡史 役/琉翔、加藤勝郎 役/中三川歳輝、水野カツオ 役/奥田夢叶
<四天宝寺>
白石蔵ノ介 役/増子敦貴、小石川健二郎 役/安東秀大郎、千歳千里 役/江本光輝、 金色小春 役/森田力斗、一氏ユウジ 役/谷津 翼、忍足謙也 役/千田京平、
石田 銀 役/森 一平、財前 光 役/廣野凌大、遠山金太郎 役/平松來馬、 渡邊オサム 役/碕 理人
<不動峰>
橘 桔平 役/青木空夢
<山吹>
亜久津 仁 役/川上将大
<公演日程>
東京公演:2018年12月20日(木)~12月25日(火) 日本青年館ホール
大阪公演:2018年12月29日(土)~2019年1月13日(日) 大阪メルパルクホール
岐阜公演:2019年 1月26日(土)~1月27日(日) バロー文化ホール(多治見市文化会館)
宮城公演:2019年 2月 2日(土)~2月 3日(日) 多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋公演:2019年 2月 7日(木)~2月17日(日) TOKYO DOME CITY HALL
主催:テニミュ製作委員会 ファミリーマート
協賛:ファミリーマート
お問合せ番号:ネルケプランニング 03-3715-5624(平日11:00~18:00)
公式 HP:https://www.tennimu.com/
テニミュ・モバイル:http://tennimu.jp
©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト ©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会
文:Hiromi Koh