舞台「バグバスターズ -STAGE BLUE-」 反橋宗一郎、若手男優が魅せる2時間。

 

六本木俳優座の外はミゾレの春冷え、そんな中、桜満開のステージが始まろうとしている。3月21日初日の舞台を控え、舞台を中心に活躍する注目の若手男優揃いの『バグバスターズーSTAGE BLUEー』をゲネプロで取材。

本公演でシリーズ!?4弾目でスピンオフ作品、舞台『バグバスターズーSTAGE BLUEー』。「キャプテン翼」 「ツキウタ。」の反橋宗一郎が主演を初演から演じている、話題の冒険活劇だ。

物語は、コンピュターゲームのプログラムに潜む「バグ」をそのプログラムの中に潜入し除去するゲーム会社の部署!?部員の〈バグバスターズ〉。数々の陰謀を阻止してきた彼らには、ゲームバグの除去以外にも、様々なミッションが舞い込んでくるようになっていた。今回舞い込んだのは、警視庁のWEBサイトに不正侵入し、いたずらを残す事件への対処。どうも、エリート英才教育を施す帝高校のサーバーを経由しているらしい。 そこで、高校内へとバグバスターズが出動となるが、メンバーの多くは海外任務に出払っており、国内にひとり残っていたブルーこと青柳茂樹(反橋宗一郎)が高校教師となって学園に潜入すると、そこはコンピューターが授業の全てを管理する高校で、彼は問題児を集めたクラスゼロの担任となる。そして、生徒らと出会い、物語が始まってゆく。

2016年の初演から脚本演出の米山和仁が脚本を、演出は新たに扇田賢が担う。出演陣は、先の反橋と共に、渡辺和貴、奥谷知弘、大海将一郎、後藤健流、佐藤智広、植田慎一郎など、男、、、男優だけの舞台。

物語の終演後、観覧の方々への感謝を込めてのライブで2曲が披露。テーマソングほか1曲を出演メンバーが全力で歌い踊りフィナーレとなった。

笑いながらもほろりとさせる2時間のステージ。追加公演も含め全席完売というのも人気も頷ける。

また、ゲネプロでは初日ゲストの樋口裕太も新選組の羽織姿で、競演俳優の多いこの公演を(自身出演の次回出演情報を織りまぜまぜしながら)もり立てていた。

 

 

【概要】

日程:2018年3月21日(水・祝)〜3月25日(日)

会場:俳優座劇場 (東京・六本木)

 

脚本:米山和仁

演出:扇田賢

出演:反橋宗一郎、渡辺和貴、奥谷知弘、大海将一郎、後藤健流、佐藤智広、植田慎一郎、

東将司、大見拓土、安孫子宏輔、丸山正吾
、成瀬隆典、遠田翔平、荘司真人、山﨑雅志、

 

公式サイト:http://bugbusters-stage.com/bbblue

 

©ADK Arts

 

文:Kouji Senda