舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝- 記憶をなくした呉島貴虎、仲間がいるから、信じられるから戦える!

仮面ライダー初の演劇作品となる今作は、平成仮面ライダーシリーズ第15作として、2013年10月~2014年9月に放 送され、今なお圧倒的な人気を誇る「仮面ライダー鎧武/ガイム」に登場した仮面ライダー斬月を主役とする物語。
TVシリーズから仮面ライダー斬月・呉島貴虎を演じる久保田悠来を軸に、2.5次元ミュージカルを中心として活躍するフレッシュな有望株、キャリア豊かなベテランなど、個性溢れる面々、テレビシリーズのその後とテレビシリーズの前日譚、その両方を新たなオリジナルストーリーで人間ドラマを深く描く。

和太鼓の音色で幕が開く。モノローグが響く「世界を変えろ!未来をこの手で選べ!」それからすぐにアクションシーンとなる。呉島貴虎演じる久保田悠来のキレのいいアクション、畳み掛けるようなスピード感のある展開、貴虎にある男がいう「久しぶりだな」と。「お前は誰だ!」。貴虎は落下の衝撃で記憶喪失となっており、自分の名前も定かではない状態に。アイム( 萩谷慧悟)たちに記憶を取り戻すために協力して欲しいと言う。

 

見所は視覚的にはやはり変身シーン、アクションであろう。アナログな表現と最新技術映像のコラボ、これが迫力満点で映像では感じられない、生ならではの迫力!また群舞シーンも多く、直線的な動きが作品世界を引き立てる。楽曲はところどころアコースティックなテイスト、その音色とキビキビとしたアームの動きがマッチする。そしてスーツアクターの八面六臂の活躍、記憶をなくした貴虎の苦悩、少しずつ、糸を手繰り寄せるように記憶が戻っていく。寡黙であるが内に熱いものを感じる呉島貴虎、 久保田悠来はテレビシリーズでも演じているだけあって『貴虎がいる!』感。アイムの 萩谷慧悟、元気で前向きなキャラクター、丘山晴己演じる鎮宮雅仁はミステリアスな空気感をまとって、物語のキーマンを演じる。物語の舞台となっているアンダーグラウンドシティでは生きるか死ぬかの瀬戸際で戦っている若者たちが必死になっているが、それでも絆や友情を忘れない。ラストのバトルは激しく、そしてその先の景色は・・・・・・。仲間を守る、約束を守る、胸熱なセリフが多く、ファンはもちろん、そうでない観客はテレビシリーズを視聴して観たくなる。

なお、ロビーではフィギュアが展示されているので、こちらもチェック。

ゲネプロ前に囲み会見があった。登壇したのは脚本・演出の毛利亘宏、久保田悠来、 萩谷慧悟、 丘山晴己。
まず、久保田悠来、「初めての演劇化、平成最後のお祭りっていいますか、歴史的瞬間ができることを喜びとしております」とコメント、萩谷慧悟は「平成のライダーはずっと幼少期の頃から観ていました。おもちゃも買ったり、変身ポーズもしていました。まさかお仕事としてやらせていただけるとは思ってなく、本当にフレッシュな気持ちで頑張ります」と嬉しそう。丘山晴己は「新しい仮面ライダーになるんじゃないかな?と思います。これを演劇化するということで・・・・・革命的なものになるんじゃないかな?と思っています」と語り、毛利亘宏は「テレビシリーズの脚本家として参加しておりました。それを演劇というフィールドでできる、今出来上がったものを観まして、映像やいろんな要素が演劇に積み込まれている。誰も観たことがない作品に仕上がっていると思います。ぜひともご期待くださいませ」とコメント。また、初の舞台化ということでアクションについての質問がとび、久保田悠来は「今回は『カメラを止めるな!』ってことで(笑)ずっとアクションを続けていかなければならない。緊張感もあります」と笑わせた。毛利亘宏は「できる限り、ライブならではの生々しいアクションにこだわって、迫力が生で伝わる、楽しんでいただければ」と語った。またキャラクターの魅力について「もう、貴虎が目に前にいる、全編、貴虎をご堪能ください!っていう、ブレない、どっしりとした座長というか、すごく頼もしいです。稽古に関してはキラキラしてていいですね。萩谷慧悟は本編と舞台版をつなぐキャラクターです。本読みの段階でこのコでいけると・・・丘山晴己は初めて会うタイプ、アプローチが面白い、貴虎と対をなすキャラクターで、ミステリアスで深みのある芝居をしていただいてます」とコメントし、萩谷慧悟は「小さい頃から観てて、憧れていたので、本当に出させていただけてすごく光栄で、自分もこの活動にしても幅を広げていきたいと思っています。いろんなことを吸収してちょっとずつ自分ができることを増やしていって!チームワークは、久保田さんにいろいろご相談したりして・・・・やっています(「僕のおかげ」と久保田が横で)!」とコメントし、時間になり、会見は終了した。

【あらすじ】
進む貧困と止まない紛争によって衰退の一途を辿ることとなったトルキア共和国。かつてそこは巨大企業ユグドラシル・コーポレーションによるプロジェクト・アークの実験場となっていた。すでに役目を終えたはずのその地で異変が起きているとの情報を得た呉島貴虎は、約 8 年ぶりにトルキア共和国に足を踏み入れるが、予期せぬ襲撃を受け、巨大な穴の底に広がる地下世界・アンダーグラウンドシティに落下してしまう。トルキア共和国で最も危険な場所、アンダーグラウンドシティ。多くの少年、青年が生き残るための殺し合いが行われていた。そして、そこでは戦極ドライバーにロックシードを装着し、アーマードライダーに変身した者たちもいた。血の流れる殺し合いの場にボロボロの姿で倒れこんだ貴虎は、落下の衝撃で記憶喪失となり、自分の名前すら思い出せない状態になっていた。チーム“オレンジ・ライド”のリーダー、アイムによって助けられる貴虎。そんな中、突如現れる見知らぬアーマードライダー。その驚異的なパワーにざわつくアイムたち。貴虎は朦朧とする記憶の中で、そのアーマードライダーが「斬月」であることを思い出していた。アイムたちに協力を仰ぎ、失った記憶を取り戻す手掛かりであるアーマードライダー斬月をおびき出す計画を立てる貴虎。同じ頃、貴虎の行動や抗争の様子を街中に仕掛けたカメラで監視し続ける男がいた。その男は、ある理由から貴虎に復讐を遂げようとしていた。

[キャスト]
<呉島貴虎> 久保田悠来
■チーム『オレンジ・ライド』
<アイム> 萩谷慧悟
<パイモン> 後藤 大
<グシオン> 高橋奎仁
■チーム『バロック・レッド』
<グラシャ> 増子敦貴
<ベリト> 千田京平
<オセ> 田淵累生
■チーム『グリーン・ドールズ』
<フォラス> 宇野結也

<雪叢・ベリアル・グランスタイン> 小沼将太
<鎮宮雅仁> 丘山晴己
<鎮宮影正> 原嶋元久
<鎮宮鍵臣> 大高洋夫 他

【公演概要】
タイトル: 舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝-
日程・場所:
<東京>
2019年3月9日(土)~24日(日)日本青年館ホール
<京都>
2019年3月28日(木)~31日(日)京都劇場
原作 石ノ森章太郎
脚本・演出: 毛利亘宏(少年社中)
シリーズ原案・監修: 虚淵玄(ニトロプラス)
脚本協力: 鋼屋ジン(ニトロプラス)
主催: 東映 ニトロプラス ネルケプランニング
公演情報: https://www.nelke.co.jp/stage/zangetsu/
公式Twitter: @stage_zangetsu

大千秋楽ライブビューイング
3月31日(日)
ライブビューイング 舞台『仮面ライダー斬月』 -鎧武外伝公式サイト:https://tjoy.co.jp/stage/lv/zangetsu/

©石森プロ・東映 ©舞台『仮面ライダー斬月』製作委員会