ーーミュージシャンによる演奏や、 幻燈(OHP映像)、 ガーデニングとのコラボレーションで徹底的に「生」にこだわる演劇ユニット”ノックノックス”が、 豪華キャストを迎えて臨む演劇!メインビジュアルを公演詳細と共に公開!ーー
ミュージシャンによる演奏や、 幻燈(OHP映像)、 ガーデニングとのコラボレーションで徹底的に「生」にこだわる演劇ユニット「ノックノックス」。 誰もが楽しむことのできる作品創りを行っており、 生き物や地球の生態、 環境、 社会問題から、 隣のあの子の恋愛事情など、 多くの知識が必要な事がらを、 演劇という手法を用いて人々にわかりやすく伝えるのをテーマとしている。
そんな新進気鋭団体が新たに挑む『人魚姫』。 元宝塚歌劇団雪組の蓮城まこと、 元宝塚歌劇団花組の菜那くらら、 元AKB48のメンバーの藤田奈那、 元劇団俳優座で実力派の田野聖子、 NHK「おかあさんといっしょ」の3代目ダンスのお姉さんのきよこなどの豪華キャストを迎えての上演となる。
『人魚姫』のメインビジュアルを公開と共に、 チケット一般発売が4月1日より開始となる。
――― ものがたりをはじめる前に
むかしむかし、 人と人魚はとても仲良く暮らしていました。 しかしある日、 人は大きな争いを起こし、 大切な海をよごしてしまいました。 それは海に住む人魚や魚たちだけでなく、 森に住む動物たち、 空を飛ぶ鳥たち、 そして人間にとっても悲しい出来事でした。 やがて海は死に、 この世界の生き物はどんどん姿を消していきました。
それからどれだけの時が流れたでしょう。 数十年、 いや数百年でしょうか。 次第に生き物たちは生きる力を取り戻しはじめました。 海は相変わらず誰も住むことのできない場所でしたが、 人々は残った水を分け合い、 動物や鳥たちと一緒に生きていく道を選びました。
そんな時、 ひとりの人魚が浜辺で見つかります。 海が死んでしまったせいで、 もうこの世界にはひとりも生きてはいないと思われていた人魚が生きていたのです。 ですが悲しいことに、 それが新たな争いを生む火種となってしまいました。
「人魚の涙は水を浄化する力があるそうだ」
「人魚には人の傷を癒す力があるらしい」
「ううむ、 それは是非とも手に入れたいものだ」
「やや、 ひとりじめはゆるさんぞ」
人魚は争いのさなか、 すっかり心を閉ざしてしまいました。 この物語は、 そんな人魚が次から次へと人手に渡り、 とある村にやってくるところからはじまります。
【『人魚姫』公演概要】
日程・場所:2019年6月21日~30日 すみだパークスタジオ倉
作・演出・作曲:ヤストミフルタ
<出演>
蓮城まこと/
藤田奈那 田野聖子 きよこ/
村上哲也(Theatre Ort) 小林至(Theatre Ort)
藤谷みき(青年団) 舘智子(タテヨコ企画)
八代進一(花組芝居) 田中英樹(テアトル・エコー)
木暮拓矢(流山児事務所) 林周一(風煉ダンス)
岩坪成美 古澤光徳(ユニークポイント) 下出宗次郎
<演奏>
菜那くらら(ヴォーカル)
坪光成樹(ギター/ベース)
角谷奈緒子(ビオラ)
まぁびぃ(パーカッション)
大西香奈(グランドハープ)
ノックノックス:knockknocks.info@gmail.com