ダウンロード数600万突破のイケメン役者育成ゲーム『A3!(エ ースリー)』を舞台化したMANKAI STAGE『A3!』。新生MANKAI カンパニーの各組旗揚げ公演までを描いた第一部を終え、本公演では春組にスポットを当てた、第二回公演『不思議の国の青年アリス』、第三回公演『ぜんまい仕掛けのココロ』の2ストーリーを展開する。よって2幕ものとなる。この作品のメインキャラクターである佐久間咲也(横田龍儀)が元気いっぱいに登場し、「いろんな役がやりたい!」と大きな声で笑顔で。そして春組5人揃い、その他のキャラクターも舞台に登場し、賑やかに歌い踊る。MANKAIという言葉がぴったりなオープニングだ。
そして物語が始まる。第二回公演『不思議の国の青年アリス』を上演することになった春組、配役も決めていざ!稽古!タイトルロールを演じるのは碓氷真澄(牧島輝)、まさに座長、プレッシャーを感じており、自分はみんなに対してどう振る舞うべきか考える。稽古は見た目はうまくいっているように見えるが、どうもしっくりこない。松川伊助(田口涼)は「春組らしさがないと・・・・・」と言いつつもどこがどうなのかわからない模様。良い舞台を!良い芝居を!春組が輝くように!頑張るメンバー。「心の躍動が見えてこない」と古市左京(藤田玲)は言うが・・・・・・。碓氷真澄と茅ヶ崎至(立石俊樹)を中心に物語が展開、そしていよいよ『不思議の国の青年アリス』の幕が開く・・・・・・というのが大体のストーリー。
そして休憩を挟んで2幕目は第三回公演『ぜんまい仕掛けのココロ』、水野茅(笹森裕貴)が金銭的援助を申し出るところから始まる。彼はファンであるのだが、彼の父は「ミズノエンタープライズ」の御曹司、松川伊助は単純に喜ぶが・・・・・。おりしも第三回公演に向けてのタイミング、脚本を書いている皆木綴(前川優希)、今回もなかなか面白い物語を書いてきたが、最後がしっくりこない。どうしたら納得できるものにしたいか、悩みに悩み、なかなか最後までたどり着かず、スランプ状態に・・・・・・。さあ、公演は?稽古は?それでも『Show must go on』、初日の幕が開き・・・・・・。
メンバー同士の思いや関係性、演劇に対する取り組み、そして友情、絆、といった王道なテーマ、『大切なものは目には見えない』、見えないからこそ迷い、悩む。演じるとはどういうことなのか、演じている俳優陣にとってもリアルなテーマ、悩み。それでも幕が開く。スクリーンに映し出される「あと○○○」と初日までのカウントダウンの表示が映し出される。テンポよく進む展開、歌やダンスの場面もあり飽きさせない。そしてそれぞれの劇中劇が!これがどちらも甲乙つけがたく、面白い!これだけ『スピンオフ』として上演してもかなり面白くなりそうな予感のする出来栄え。初演の頃と比べると俳優陣も演技がこなれてきており、キャラクターの成長とシンクロする部分もある。そういった意味においてはリアル。ところどころにお笑いなシーンを挟み込み、ここは素直に笑って!そしてラストはみんなで楽しく歌って!踊って!2幕もので上演時間も長めだが、長さも感じさせず、終始楽しく観劇できるMANKAI STAGE『A3!』、文字通り『MANKAI』、季節は春!ハッピーになれる作品だ。
なお、ゲネプロ前にフォトセションと囲み会見があった。
まずは挨拶、
「初めての単独公演なので、俺たちが始まりの季節なのでこれをしっかりと届けられるように、春組をさらに愛してもらえるように頑張っていきたいと思います」(横田龍儀)
「春はすべての季節の始まりと言うことで春組単独公演、成功させることがすごい影響を与える作品になると思うんです。プレッシャーもありますが、メンバーはすごい仲がよくって楽しくって!みんなこの舞台が成功することにかけていますので、ぜひ、期待を持って観に来ていただきたいです」(牧島輝)
「一番最初(初演)に舞台に上がった時は緊張とか不安はあったんですが、今はこれからの単独公演、怖さとか不安はあんまりないです。作品が素晴らしいというのもありますが、MANKAIカンパニー全員、面白いものができる!っていう自負のもと、初日を迎えようとしています。楽しみっていう気持ちの方が強いです。この気持ちを共有して楽しんでいただけたら」(前川優希)
「単独公演が決まった時から純粋にすごく楽しみ。不安よりも楽しみの方が大きい!実際に稽古が始まってからもさほど優希がいったように怖さよりも仲間を信じ切っているし、幕が開くのが楽しみ。できることをしっかりと果たして楽しむことにフォーカスして!早く監督さんたちの前に立ちたい!」(立石俊樹)
「いよいよ初日、待ちに待ったという気持ちでいっぱいでして。完成はしてないです。監督さんが劇場にいらして僕たちを支えてくれている、見守ってくれて完成する作品です。期待を持って楽しんでいただけたら!」(古谷大和)
「劇団の方々の団結力っていうか、(僕は)劇団員ではないのですが、外から稽古場見て素敵なキラキラ光るものがもう!発せられていて!稽古に挑んでいきました」(笹森裕貴)
そして今回の見所として横田龍儀は「前回は春・夏、秋・冬と2組で一つの舞台を作ってきましたが、今回は春組だけです。1幕、2幕やることで違った楽しみ方ができる。一つの舞台なのに2度楽しめる!」とコメント。1幕と2幕、物語は異なれど、春組には相違ない。それぞれの異なったストーリー、しかし無関係ではなく、第二公演があってこその第三公演。またそれぞれフォーカスするキャラクターが異なるので「そうだったんだ」的な発見もあるところがポイント。「1幕、2幕で色が変わる、衣装も変わります!」とコメント。ビジュアル的にも飽きさせない工夫、そして「涙あり、笑いありの超大作です!」といったところでキャスト一同、大笑い!劇中劇、すごいファンタジーだったり、壮大なストーリーだったり!「『A3!』を観たことのない人でも楽しめます」と語る。そして2幕ものでたっぷりと春組をしっかり観られるので、キャラクターの個性やバックボーンもよりクリアーにわかりやすくなっているので観たことがなくても全然OK!
なお、DVD、Blu-rayの発売も決定!発売は11月6日、そしてこの作品のCD発売も決定している。こちらの発売日は7月17日、詳しくは公式サイトを!
<千秋楽ライブビューイング!>
2019年6月2日 18:00
全国の映画館で!観た人も観れなかった人も!
<DMM.comでライブ配信!>
LIVE配信日時:2019年6月2日18:00 17:30より配信ページに入場可能。
販売期間:2019年5月16日18:00〜6月2日21:00
詳しくは特設ページ配信サイトを!
【公演概要】
公演タイトル
MANKAISTAGE『A3!』~SPRING2019~
日程・劇場
東京公演:
2019年4月25日(木)~5月6日(月・休)天王洲銀河劇場
大阪公演:
2019年5月10日(金)~5月14日(火)大阪メルパルクホール
新潟公演:
2019年5月18日(土)~5月19日(日)長岡市立劇場大ホール
東京凱旋公演:
2019年5月23日(木)~6月2日(日)天王洲銀河劇場
原作:イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』
演: 松崎史也
脚本:亀田真二郎(東京パチプロデュース)
音楽:Yu(vague)
振付:梅棒
<キャスト>
【春組】
佐久間咲也:横田龍儀
碓氷真澄:牧島輝
皆木綴:前川優希
茅ヶ崎至:立石俊樹
シトロン:古谷大和
【夏組】
瑠璃川幸:宮崎湧
【秋組】
摂津万里:水江建太
古市左京:藤田玲
【冬組】
月岡紬:荒牧慶彦
雪白東:上田堪大
水野茅:笹森裕貴
迫田ケン:田内季宇
松川伊助:田口涼
協力: 一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会
協賛 :ファミリーマート
主催 MANKAI STAGE『A3!』製作委員会
(ネルケプランニング、ポニーキャニオン、リベル・エンタテインメント)
チケット情報 一般発売日:2019年3月31日(日)AM10:00
チケット料金:7,800円(前売・当日共/全席指定/税込)
チケットに関するお問い合わせ サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(全日10:00~18:00)
公演に関するお問い合わせ
ネルケプランニングTEL:03-3715-5624(平日11:00~18:00)
MANKAISTAGE『A3!』公式サイト
http://www.mankai-stage.jp
MANKAISTAGE『A3!』公式Twitter
https://twitter.com/mankai_stage(@mankai_stage)
MANKAISTAGE『A3!』公式メルマガ
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(C)MANKAISTAGE『A3!』製作委員会2019
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文:Hiromi Koh