舞台「私に会いに来て」(原作 映画「殺人の追憶」) 制作発表会グァンス(SUPERNOVA)出演決定!藤田 玲, 中村優一, 兒玉 遥, 西葉瑞希, 栗原英雄が「会いに来て!」初日は9月13日!

本作は、実際の殺人事件の資料をもとに創作され、1996年に韓国で初演されたのち、再演に再演を重ね約20年間ロングランを遂げた異例の国民的大ヒット舞台。この度、日本キャストにより新たに上演!
主演を務めるのは、ミュージカル『レミゼラブル』等の舞台作品のみならず映像作品でも活躍する藤田 玲。本作が 舞台単独での初主演、その他、様々な映像・舞台作品に出演する中村優一、HKT48卒業と共に本格 的な舞台に初挑戦となる兒玉 遥、5人組アイドルユニット「きゅい~ん‘ズ」の西葉瑞希、そして、大河ドラマから 様々なミュージカル作品で活躍する栗原英雄の出演が決定しているが、また、第二弾出演者として、グァンス(SUPERNOVA)が決定。演出は、ブロードウェイ作品『ヘドウィグ・アンド・アング リーインチ』など数多くの舞台の脚本・演出を手掛けるヨリコ ジュン。

会見には藤田 玲、中村優一、 兒玉 遥、 西葉瑞希、栗原英雄、ヨリコ ジュン(演出・映像)が臨んだ。
まずは挨拶、

「舞台主演ということですごく嬉しいです。楽しみです。1996年に韓国で初演された、20年以上再演され続ける・・・・・映画は観させていただきました。プレッシャーでありながら光栄、素晴らしいキャストとスタッフの皆さん、日本版、どんな作品ができるか楽しみですが、日本版も人気になるように頑張っていきたいです」(藤田 玲)

「ミュージカルなら、今日歌唱披露ということになりますが(笑)、ストレートプレイは何度もやってきていますし、今回はがっちり組んでみんなが会話劇として、ヒューマンサスペンスドラマとしてそういう風な作品になると思います。参加できることを光栄に思い、ヨリコさんを中心に、新しい『私に会いに来て』が生まれると思います」(栗原英雄)

 

「(暴力的な役どころ、というのを受けて)僕の唯一の取り柄である優しさを封印し、この役柄と向き合って頑張って行きたいと思います。藤田君とは10代の頃から!17歳、高校生ぐらいから、お互い、今は30代に!(『それまでに共演した舞台は僕が血気盛んな役で中村君が優しい役』と藤田玲)喧嘩するシーンがあって、思いっきり喧嘩したいと思います!」(中村優一)

 

「顔合わせが今日なのでドキドキ緊張しています。これからもコミュニケーション取ったり、一緒に稽古して素敵な作品ができるように頑張ります」(兒玉 遥)

「参加できることは光栄ですし、素敵な先輩たちと一緒で・・・・・重たい作品で現実離れしているような描写もありますが、私の役は、少し現実に戻してくれるようなキャラクターでもあるので!よろしくお願いいたします」(西葉瑞希)

また、会見で登壇出来なかったグァンス(SUPERNOVA)からのコメントが読み上げられた。
「今回は発表会に参加できずに申し訳ございません。舞台『私に会いに来て』の出演が決まり光栄に思っております。韓国で23周年を迎える舞台、そして、その舞台をリメイクし、大ヒットした映画。この日本版作品に参加出来るなんて、本当に嬉しいです。映画を100回くらい観る程に大好きな作品なので、その作品に自分が出演することになり今から色々と楽しみです。何回も観てきた分、原作のイメージが浮かびますが、ヨリコさんや他の演者さんと共に、この 作品の新しい世界感をたっぷりと観客の皆様に届けたいと思っています。出演が決まってから原作本を何回も読み、舞台に出演なさっていた韓国の演者さんにも会って、話をしましたし・・・・・日本版の新しい原作になるように、丁寧に演じたいと思います。よろしくお願いいたします」

 

「作品の印象は難しいですよね、題材が重いんで。これがクリエイターとして、演出家として・・・・・・これだけ長く続いている作品、伝えたい、伝え継がれる思いが詰まっている作品だと思います。そこを日本でもわかりやすく伝えていけたら」ヨリコ ジュン(演出・映像)
また見所についてヨリコ ジュンは「時代の場所場所での刑事たちの捜査方法の違いや人間性の違いすらもこの事件によって翻弄されてしまう、っていう・・・・・現代の人が観てもわかるような演出方法にしたいと。俳優陣の皆さんも今まで観たことのない芝居を!」
また兒玉遥は「エイベックスに所属してからの初仕事、今まで培ってきた私・・・・『会いに来て』(笑)」とコメント。

藤田玲は「映画を観た時にすごく・・・・一昔前の日本を観ているような、ちょっと泥臭い感じ、これは重要なことではないかと。新鮮だったり、懐かしかったり、そういうものは大切にして行きたい。韓国の舞台ですが、写真を見せていただきましたが実写的なセットで・・・・・日本版はこれがどう変わっていくのか、これは見て欲しい。またセリフのやりとりがウイットに富んでいる、でも重いし、サスペンスもあり、男たちは熱いし、恋愛要素も若干ある。コメディー要素の気持ち良さを出していけたら」と語る。

栗原英雄は「日常のそばに非日常があって、そこに生きている・・・・・人間というものは、時代が変わっても人間はそんなに賢くなってないんだなっていう苦々しさもあります。この事件が起こった年は僕が役者になった年なんです。その時代背景はある程度は理解できますし、10年後に舞台化、23年続いている、大切なこと。僕たちは受け継いでいることは意義のあること」と語る。

中村優一は「2年ぐらい前にヨリコさんと別の作品でご一緒しまして、原作の話をしてて二人とも『好き』という話をしてました。こうやってこの芝居で、またヨリコさんとご一緒できるのが嬉しいです。カンパニーとしても作品としても素敵なものとなるように!」と語る。

西葉瑞希は「映画を初めて観た時に、すごく怖かったです。これを生の舞台で表現する・・・・重たさの中にも強さがある作品だと思います」とコメントした。
改めて囲み会見、藤田玲は「エリート、片田舎に派遣されて、詩人なんです、黙々としたイメージです。最近は活発な役が多かったので、それを振り切ってやっていこうと」と語る。栗原英雄は「課長であり、副署長の役です。この捜査のために自分から志願してきた人間。日常からこだわりを持っているという役柄で、あとはやりながら」といい、中村優一は「すぐに手が出てしまうような役どころですが、舞台上だけで。普段と違うんですが・・・・・藤田さんと喧嘩したりする役です。人と争わない、舞台上では争いたい!荒くれたいです!」西葉瑞希は「コーヒーを運んでくる、喫茶店の人で・・・・・見た目は乙女な女の子でテンションが起伏が激しい感じですが私は逆なので、頑張って!」と『ネタバレ』にならない程度のコメント(笑)。

兒玉遥は「女性記者を演じるのですが、映画では出てこない役です。すごく情報通な役で動き回って、仕事ができるキャリアウーマンです。強い女性を演じられるように!がっちり舞台やるのは初めてなので!とにかく学ぶ!」とコメント。

また全員、グァンス(SUPERNOVA)にあったことがないそうで、皆「楽しみ」と。役柄としては『七変化』とのこと。こちらも楽しみ。藤田玲は「初見でも楽しめます。一緒に捜査してる感じで楽しめれば。稽古場で作ったものを大事にしたい」と語る。
最後に「観に来て後悔しない舞台に!」と藤田玲、そして全員で「会いに来て!!!!」と締めて会見は終了した。

 

 

<映画「殺人の追憶」について>
2003年に公開され、その年の韓国アカデミー賞(大鐘賞)では「作品賞」を初めとして、4部門に輝いた映画「殺人の追憶」。ポン・ジュノ監督によるこの映画は、韓国で観客500万人を突破して、当時としては記録的な大ヒットとなった。日本では第16回東京国際映画祭で上映、「アジア映画賞」に輝き、2004年3月に全国公開され、スマッシュヒットを遂げた。この映画の原作は、舞台「私に会いに来て」。2018年3月には日本初上演され、そしてこの度、2019年9月に新国立劇場小劇場・サンケイホールブリーゼにて、上演。

<舞台「私に会いに来て」韓国版について>
実際の猟奇殺人事件の資料をもとに創作された本作は、犯行の残酷性や猟奇性を鋭く描き出すセンセーショナルな内容と、捜査に当たる刑事たちのビハインドストーリー、それを演じる俳優たちのウイットに富んだ演技は観客や評論家からも高い評価を得ている。韓国では1996年の初演より、再演に再演を重ねている国民的大ヒット舞台である。2016年には舞台化20周年を迎え、ソウル・明洞芸術劇場にて特別公演を大ヒットのうちに幕を下ろした。

グァンス(SUPERNOVA)

【舞台「私に会いに来て」 概要】
タイトル:「私に会いに来て」
出演: 藤田 玲/中村優一 兒玉 遥 西葉瑞希 グァンス(SUPERNOVA)/栗原英雄 ほか
原作:キム・グァンリム
演出・映像:ヨリコ ジュン
上演台本訳: 後藤温子

日時・会場:
2019年9月13日(金)~16日(月祝)東京・新国立劇場 小劇場
2019年9月19日(木)・20日(金)大阪・サンケイホールブリーゼ

<チケット発売日>
6月15日(土)より先行販売、8月4日(日)より一般発売開始
公式HP:https://www.watashiniainikite.com/
公式twitter:@wataai_St