7月のスタジオライフ公演は倉田淳のオリジナル作品となる。
<「TAMAGOYAKI~Time Year Ago Key~」STORY>
何の夢も希望もない生活を送るキャバレーの従業員、時男(トキオ)、翔(カケル)、 蟻巣(アリス)。パワハラ店長に怒鳴られ蹴られながら、しがない日々を過ごしている。 そんな或る日、客引きのノルマを果たすべく引き入れたのはタイムマシーンを開発した物理学者の博士だった。人生初のキャバレー体験、酒に酔った博士は杯盤狼藉、テーブルはひっくり返りグラスや皿は砕け飛び、店内はメチャクチャになる。客引きの責任として途方もない弁償金を押し付けられた三人は、博士の提案に乗り、現状から逃げ出すためにタイムスリップを決意する。そして小学生時代へと辿り着き、その頃の自分と出逢う。子供時代の生意気で甘ったれの要領のいい自分達。憧れていた百合子先生、いじめられっ子の同級生。だんだんとその頃の無邪気な気持ちがよみがえり、懐かしく幸せな時を過ごす三人。そして子供時代の自分 達と一緒に遠足へ行くことになる。しかし、そこで思い出したくない、記憶の奥に閉じ込めていたはずの出 来事に再び出会い、彼等は時空間の歪みへと迷い込む・・・・。
思い出はやさしく甘美なもの
流れる歳月の中で 都合よく濾過しているから
濾過してしまわなければ やりきれないから
過去の汚点を消せる消しゴム
それは 忘れ去ること
あったことを なかったことにし
逢ったはずの人を 忘れてしまうこと
しかし かすかな記憶は現在(いま)を蝕み
心の隙を苛める
もし現在が
時空を超えて
過去と出逢うとしたら
やり直し という言葉を信じたい
想いと 思い出が スパークする瞬間(とき)
それが「TA MA GO YA KI」
Time Ago Year Key
<出演>
仲原裕之
若林健吾
宮崎卓真(客演)
千葉健玖
高橋里央(客演)
前木健太郎
吉成奨人
宇佐見輝
甲津拓平(客演)
藤原啓児
大村浩司
【公演概要】
日程・場所:2019年7月13日〜7月28日
作・演出:倉田 淳
美術/舞台監督:倉本 徹
照明:山崎佳代
音響:竹下 亮(OFFICE my on)
衣裳:竹内陽子
ヘアメイク:木村真弓
演出助手:宮本紗也加
制作:Studio Life / style office
協力:株式会社トキエンタテインメント 流山児★事務所 style office
TAMAGOYAKI~Time Year Ago Key~公式HP:http://www.studio-life.com/stage/tamagoyaki2019/
スタジオライフ公式HP:http://www.studio-life.com/