ーー2018年5月、FUKAIPRODUCE羽衣 第23回公演として上演され好評を博した「春母夏母秋母冬母」が、2020年2月、CBGKシブゲキ!!にて蘇ります。
作・演出・音楽を担当するのは、演劇界注目中、新進気鋭の糸井幸之介。
詳細は後日発表!乞うご期待!ーー
こなことユキユキ、中学生のカップルが深夜の公園で遊んでいる。遊具がそれぞれ絡まり合っているような幻想的な公園。
こなことユキユキが4つの遊具でエスキモーごっこに興じる間々に、こなこと母、ユキユキとママの、幼年期・思春期・
壮年期の時制を超えた物語が挟まれる。フォーティーンからフォーティへ。
同じ年月を生きてきた、上演時40歳の作家と二人の俳優が “母”をテーマに
性別や時制を超えて描くリアリティとファンタジー。
一組の男女が、母と子を自在に演じ分け、それぞれの子の様々な時点を紡ぎ、人にある愛と闇を照射する音楽劇。
<初演> FUKAIPRODUCE羽衣 第 23 回公演「春母夏母秋母冬母」
2018 年 5月24日〜 5月28日 @吉祥寺シアター 6ステージ
2018 年 6月 2日〜 6月 2日 @穂の国とよはし芸術劇場 2 ステージ
[作・演出・音楽]糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)
[出演]深井順子(FUKAIPRODUCE羽衣)、森下亮(クロムモリブデン)
<初演より(2018年)>
[FUKAIPRODUCE羽衣プロフィール]
2004 年女優の深井順子により設立。
作・演出・音楽の糸井幸之介が生み出す唯一無二の「妙―ジカル」※を上演するための団体。
これまでに、本公演 25 公演、ワンマンLIVE12 本を上演。累計動員数は 20,000人を超える。
妖艶かつ混沌とした詩的作品世界、
韻を踏んだ歌詞と耳に残るメロディで高い評価を得るオリジナル楽曲、
圧倒的熱量を持って放射される演者のパフォーマンスが特徴。
※妙―ジカルとは・・・
FUKAIPRODUCE羽衣独特の歌と踊りの妙な世界を示す造語。妙なミュージカルの意。
妙という言葉の持つ、一風変わっているという意味と、
なんともいえないほど美しいという意味の両方が、そこはかとなく漂う世界を表現。
ポップ・ミュージックのコンセプトアルバムのように、15 分程度の短いシーンの連続により構成。
[糸井幸之介 プロフィール]
劇作家・演出家・音楽家。1977年東京生まれ。2004 年に女優の深井順子により旗揚げされたFUKAIPRODUCE羽衣の全作品で作・演出・音楽を手掛ける。全編の7 割ほどを演者が歌って踊る、
芝居と音楽を融合した独自の作風を“妙―ジカル“と称し、唯一無二の詩的作品世界と、耳に残るオリジナル楽曲で高い評価を得ている。
世田谷区芸術アワード“飛翔” 2008年度舞台芸術部門受賞。第14回公演「耳のトンネル」にて、CoRich舞台芸術まつり!2012春グランプリ受賞。第22回公演『瞬間光年』(2017年上演)にて、第 62 回岸田國士戯曲賞最終候補となる。近年は、木ノ下歌舞伎『心中天の網島』演出・作詞・音楽、穂の国とよはし芸術劇場市民と創造する演劇『とよはしの街の物語』作・演出・音楽を手掛けるなど、外部活動の範囲も広がっている。多摩美術大学美術学部演劇舞踊デザイン学科講師。公益財団法人セゾン文化財団シニア・フェロー。
[主催:CBGKシブゲキ‼コメント]
「この作品には、<母>をテーマに普遍的な愛が描かれています。
ファンタジーとリアリティ、甘口と辛口がちょうどいい具合に混ざりっている作品です。より多くの方に観ていただきたい。
ただその想いだけで、CBGKシブゲキ!!から、FUKAIPRODUCE羽衣さんへラブコールをお送りしました。
2020年、世界中の人が東京に集まる年に、上演すべき作品だと思っています。
初見の方も初演をご覧になった方も、ご納得いただけること請け合いです。
どうぞご期待ください」